30代になったくらいから健康を気にして食生活に多少気を使うようになった。
糖質を多く含む炭水化物を摂り過ぎないようにしたり、揚げ物を極力食べないようにしたり、添加物が大量に入っている食品を避けたり、といった感じ。
あまり神経質になり過ぎるとストレスが溜まってしまうので、ほどほどにしている。
健康に気を使いながらも、味気ない食生活にならないためには、食事の満足感が必要だ。
そこで私が最近がっつり食べるようにしているもの、それは「肉」です。
肉というのは一般的には「食べると太る」という印象を持たれているけど、どうやらそうではないようなのです。
炭水化物抜きダイエットを推奨する専門家もアンチ炭水化物抜きダイエットの専門家も、口をそろえて「肉を食べるべし」と言っている(あくまで私が見たり聞いたりした限り)。
2014年に出版され、10万部突破のベストセラーとなった「なぜ一流の男の腹は出ていないのか?」にも、「太りにくい身体は肉によってつくられる」と書いてある。
ただし、肉は部位によって太りやすい部分と太りにくい部分があるので、肉なら何でもいいというわけではない。
もちろん、カルビやバラ肉など、脂まみれの肉は避けていただきたいが、高たんぱくな赤身の肉、鶏肉などは、太りにくい身体をつくるためには必要不可欠なのだ。たんぱく質は、筋肉だけでなく内臓や脳、髪の毛や爪に至るまで、人の身体のあらゆる部分を構成している。痩せにくい身体になるだけでなく、必須栄養素が不足すれば健康を損なったり病気などへの耐性も落ちかねない。とくに、日本人はたんぱく質の摂取量が少ない傾向があるので積極的に肉を食べていただきたい。
肉のなかでは、「赤身」の部分がたんぱく質も豊富でカロリーも低い。このため「ヒレ、モモ」などは積極的に食べたい。逆に、「サーロイン」や「バラ」、焼肉で人気の「カルビ」などは、脂肪分が多くカロリーが高いため、できるかぎり控えたい。もし食べたい場合は、赤身系の肉を食べたあとに少量食べることをおすすめする。つまみの定番「焼き鳥」は、「ささみ」や「砂肝、ナンコン、レバー」などは太りにくく、「皮、手羽」などは避けたほうがいい。また、「ハツ、レバー、ミノ」などのホルモンは、低カロリーでたんぱく質を多く含み、さらに糖質(炭水化物)の分解を促進するビタミンBなども多いため「痩せる肉」と言える。ただし、ホルモンはプリン体を多く含むため、尿酸値が高く、痛風の傾向がある場合は食べると悪化するので注意が必要だ。
無理に食事制限をすると、筋肉量が落ちてしまう
↓
筋肉が落ちると「基礎代謝」が落ちてしまう
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基礎代謝が落ちると「脂肪」が燃焼しづらくなる
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痩せにくい身体になってしまう
というわけだ。
筋肉をつくるためにはたんぱく質をきちんと摂らなければいけないわけで、つまり「肉を食べる」ことに繋がるのです。
そんなわけで、私はがっつり肉を食べているわけだが、太るどころか少し痩せた。
そんなわけで、これからもバンバン肉を食べていこうと思います!
(とは言え、さすがに毎日食べているわけではありませんけどね)
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