サービスをシンプルにしてレシーブを限定する

 

ども。
皆様はもう初打ちは済ませましたでしょうかね。

私は緊急事態宣言が出る前日、卓友であるつじまるさんと初打ちしましてね。

久しぶりに動画の撮影なんかしちゃったりなんかして、実に楽しく卓球ライフのスタートを切ったわけですけれど、
ここから先、体育館が使えるかどうかよくわからないという状況でして、
しばらく練習できない可能性も出てきましたわ。

さてどうなることやら。

 

では本題。

えー、よく「サービスは1球目攻撃だ」なんて申しますけれど、
確かにサービスエースが取れたら楽だし、えげつない回転のサービスで相手を翻弄してチャンスボールをアシストできたら最高でございます。

ございますとは言っても、それもまた難儀なことを引き起こしますのよね。
つまり「いろいろな種類のサービスを出すからいろいなレシーブが返ってきちゃう」ということ。

因果応報というんでしょうかね、サービスをこねくり回してしまうから、それがそのまま返ってきて自分の首を絞める結果となってしまうということでございます。

特に私はドライブが苦手なミートマンなんで、ややこしい回転の変化ボールにミート打ちで対応するのは大変なんですな。

そんなこんなで、最近になって「サービスをシンプルにすればレシーブが限定される」ってなことを考えたわけ。

そこで私は「フォア前へのバックサービス」を中心に戦術を組み立ててみようと考えましてね。
つまり、フォア前に、横・下・横下・ナックルのバックサービスを出して、3球目を両ハンドで叩く、という戦法ですわ。

圧倒的な上級者でもない限り、フォア前のサービスをチキータされたり、一発で抜かれるパワーフリックをかまされたりすることはないのですよ。

大体は、
・普通のツッツキ
・軟弱なフリック
・ストップ

の3つのレシーブに絞られますわね。

ツッツキと軟弱フリックに対しては両ハンドで叩いて、
ストップされたらダブルストップかバックへ深くツッツキを送るかして対応すればよい。

そんな感じで、戦術としてはだいぶシンプルになるけれども、シンプルゆえに自分としても戦いやすいのではなかろうか。

まあこの戦術自体は昔から言われていたものなんで目新しいものではないが、
私はなまじサービスが得意なもんだから、昔からずっとサービスをあれやこれやこねくりまわす戦術を採用してきたのですよ。

だけどそれだと3球目が難儀しちゃうことが多々あると・・。
そんなわけで、思い切ってシンプルサービス戦術にトライしてみようかなと思ったわけ。

これならやることがはっきりしており、ひとつの戦術を集中して鍛えられるので、私のような練習時間があまりない人には実に効率的な練習法と言えるかもしれない。

そんなわけでね、最近の私はフォア前バックサービスからの展開を意識的にやっておりますのよ。

自分が磨くべき技術・戦術をあえて狭めることで、試合にも勝ちやすくなるかもしれない。
そんなことを期待しながら、しばらく取り組んでみようかと思っとりますわ。

 

ちなみに、両ハンドで叩くと言ったけれど、私のバックハンドは裏面打法ではなく表面によるそれなんだけれど、
このバックハンドの打ち方も、最近新たな打ち方にチャレンジ中でして。

それは、体をグッと沈めて(腰を落として)から、両ひざのバネを使って伸び上がるようにして打つ、ってな打ち方。

これは平野美宇ちゃんと樊振東のバックハンドを参考にしているんだけれど、ペンの表面バックハンドに応用してやっとるわけですよ。

これが安定感が増していい感じなの。
まだ始めたばっかりだけれど、これで今度こそ試合で使えるバックハンドをマスターしたいものですわ。はい。

そんなこんなで、本年もどうぞよろしくお願いします。

 

4 件のコメント

  • おつかれさまです^ ^
    昨年からの練習、それて年明けての初打ち。
    ありがとうございました!
    もう1月も半ばで時間の経過が早いです^ ^:

    複雑な回転のサーブを出したら、あらぬ方へ返ってきて誰よりもサーブ出した自分がビックリするってパターン、これ度々あります…苦笑

    シンプルなサーブを出すからこそ、
    たまに変化のあるサーブが効いたりしますし、
    お決まりのシンプルな攻撃パターンだったとしても、ちょっとだけタイミングをずらすだけで相手が取りにくくなる事をナルコさんの球を受けていて感じます。

    昨年からずっと良い環境とは言えませんが
    なんとかして卓球の時間を作っていきたいですね
    今年もよろしくお願いします〜

    • つじまるさん
      明けましておめでとうございます!
      緊急事態宣言前に初打ちができて本当に良かったです。

      そうなのですよねえ。
      複雑なサービスの中にシンプルなサービスを出すより、シンプルなサービス構成の中でたまに複雑なサービスを出すほうが効果的なんでしょうね。
      ここがこれからの研究対象となりそうです。
      この課題を鍛えるのはつじまるさんとの2人練習会になるので、また早く練習が再開できたらと願うばかりです。

      また体育館が使えるようになったらバリバリ打ち合いましょう!
      本年もどうぞよろしくお願いします!

  • だいぶ遅くなりましたが、今年も大いに楽しませていただきます。よろしくお願いします。

    さて、シンプルなサーブいいですね。相手がツッツクしか無いような精度の高い下回転サーブから3球目ドライブなんてことが出来たら最高です。

    実際はなかなかそうはいかないので、あれやこれややるのですが、返ってきたボールに対処出来なければどうしようもありません。

    「サーブの為のサーブになってないか?」1球目攻撃ならぬ1球目自滅なんてシャレになりません。

    今回の記事は新年にあたり「基本を見つめ直しなさい」というお言葉をいただいた思いです。ありがとうございます。

    • てぐすさん
      明けましておめでとうございます!
      本年も何卒ご贔屓にしてくださいませ。

      そうなんですよ。
      このサーブを出して3球目はこう!
      なんてイメージ通りにいかないもんだから、ますますサーブをこねくりまわしちゃって、さらに対処が難しくなるというドツボ状態になっちゃうんです。
      まさに1球目自滅、1点献上サーブですよ 笑

      仰るように、本年は一度基本に立ちかえって、プレースタイルを見つめ直すところからスタートしていこうかと思います。
      お互い今年も良き卓球ライフなりますように(祈)

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