【妄想】弁慶卓球大会

ドイツ代表として活躍したペン表のシャン・シャオナがＴリーグに参戦するんだってね。

日本ペイントマレッツに加入するそうなんだけれど、これは生観戦せないかんですよ。
Ｔリーグの年内の試合は無観客っつうことなので来年になるけれど、絶対に見に行って間近でガン見してやろうと思っている。

いやあ、今から楽しみでしかたがない。

さて、これまで、こんな卓球大会があったら面白いのではないかしらん、というのをいくつか妄想してきたのですけれど、

今回、私が妄想したのは、参戦するのにちょっとばかし勇気が必要となる大会である。

その名も、弁慶卓球大会

弁慶というのは、もち武蔵坊弁慶のことなんだけれど、
弁慶って、なんやかんや破天荒なことをやらかしたのち、「よし、刀を千本集めよう！」ってなって、道行く武者を襲って決闘し、刀を奪いまくったというヤバい人。

で、999本集めたところで牛若丸（義経）と決闘して敗れちゃったというのは有名な話。

そんな弁慶にちなんだ大会が「弁慶卓球大会」なわけであるが、

そう、つまり早い話が、
「勝ったほうは相手のラケットを奪い取れる」というルールを採用した大会っつうことである。

１度も負けずに優勝すれば１大会だけでも６～８本くらいのラケットをゲッツできる。

でも１発勝負のトーナメント戦では味気ないから、予選リーグを行って、その後は順位トーナメントをやれば多くの人にチャンスがある。

ほかにもルールとしては、
・奪ったラケットを使ってもかまわない
・勝った場合に奪えるラケットは１本だけ

というルールもある。
そんなこんなでこの大会では、いろいろなドラマが生まれるんではなかろうか。

たとえば予選リーグの１試合目で勝って、２試合目で負けてマイラケットを取られちゃった場合、３試合目は１試合目で奪ったラケットで勝負するとか。

もちろん、勝てない場合のことも考えて、何本かあらかじめスペアラケットを用意しておく必要があるわけだが、
てことは、たとえば３本のラケットを用意して大会に臨んで、予選で３連敗して３本とも奪われちゃってスッカラカン、という最悪の事態を招く恐れもある。

ほかにも、スペアも含めてすべてラバー貼りラケットのような激安ラケットだけで参戦して、「１試合でも勝っていいラケットをゲットできたらもうけもんだな」などと考える人もいるだろう。

でも相手も同じ考えで激安ラケットを使っていたら、せっかく勝ってもしょうもないラケットをゲッツして・・みたいなことも起こる。

とまあ、こんな感じで悲喜こもごも、多くのドラマを生むことは間違いない。

どのようなラケットを用意するのか、そして奪ったラケットやスペアラケットを含め、どのように使っていこうかしら、なんて作戦を練ることもこの大会の面白さである。

しかし間違っても、剛力シリーズみたいな高級ラケットを使っている人は、決してエントリーしてはいけない・・。

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