環境の良い卓球場で打つことのススメ

いまだ新春初打ちが叶わず、自宅にて悶々としている私。

とりあえずラケットを取り出し「新春初握り」、からの「新春初素振り」、ちょいと動きをつけて「新春初フットワーク」、ポンポンと球を弾ませて「新春初球突き」、ユニフォームに着替えて「新春初ユニフォーム」と、一通りの「初」をやってみたんだけれど、初打ちができていない悲しみが増すばかりで、やらなきゃよかったと激しく後悔をしているところ。

気を取り直して新春初ブログ。

昨年のことであるが、12月某日に卓log会の忘年会があったんだけれど、開催は夜なのでそれまでに練習（打ちおさめ）をしましょうってことで、当ブログでもお馴染みのキロ先生（卓球迷宮地下1階）と打つことになって、宴会場所が新宿なので新宿スポーツセンターに行こうとしたら改修工事で使用できず、ではいつもの武蔵野総合体育館でと思ったら休館日で使えず。

さて困ったなぁと困っていると、キロ先生から「コクタクの台貸しはどうです？」 と連絡がきて、ではそこにってことで決まった。
コクタクの台貸しってのはつまりコクタク（国際卓球）の運営する卓球教室「ル・クールTOKYO」で台を借りて打つっちゅうことで、料金は50分で1台1500円+税。

こちらは国際卓球高田馬場店の2階にあるんだけれど、床も壁もロッカーも卓球台もツルツルピカピカで、実に清々しい気持ちにさせられる快適空間である。
中に入るとコーチと生徒さんのマンツーマンレッスンが行われており、我々が入っていくと、コーチが私たちが使う台をフェンスで囲ってくれた。

オシャレで清潔感に溢れ、ほぼ雑音のない静かな空間での気ままな卓球。
興じること約3時間。
圧倒的な快適空間で練習することの楽しさを存分に味わい、大げさかもしれないが、卓球の新しい楽しみ方に出会った気がした。

私もそうなんだけれど、卓球仲間と練習をしようってとき、多くの人はスポーツセンターや街の体育館を利用すると思うが、それはなんつっても値段が安いからで、3時間で400円とかそういう利用料で練習できるわけだから利用しない手はないわけである。

しかしながら環境抜群の卓球教室で練習することの楽しさ・気持ち良さというのは、少々お高くても支払う価値がある。
同じ卓球教室でも、グループレッスンや個人レッスンの場合は練習に集中していたり、コーチや知らない人と打つ緊張感などもあって、楽しむことに徹するのは難しいけれども、気心の知れた仲間との練習であれば、ただただリラックスして楽しめるので、快適空間で打つ楽しさ・気持ち良さというそのメリットを存分に享受できるっつうものである。

ほぼ全ての卓球教室で台貸しサービスはあると思うが、利用している人は少ないのではなかろうか。私の行きつけの卓球教室でも、台貸しサービスを利用している人ってのは見たことがない。
「卓球教室の台貸しサービス」を利用する面白さ・お得さを知らない人は多いのではないだろうかと思うが、一度利用してみてはいかが？ とおすすめしたい気持ちでいっぱいである。

卓球教室というのもいろいろあるので、全部が全部、環境抜群というわけにはいかないが、探せばきっと見つかるのではないかと思う。
都内であれば「ル・クール」はおすすめである。私もあちこちそちこちで卓球をやったが、これほど気持ち良く打てる練習場はほかにない。環境の良さ・雰囲気の良さではナンバーワンである。

「わしは死ぬまで体育館しか使わん！」と頑なに台貸しサービスを拒む人もいるかもしれないが、想像してもらいたい。普段そこいらへんのグラウンドで草野球をやっている人が東京ドームで野球ができるとなったら、少々値が張っても喜んで支払うのではないだろうか。

抜群の環境でやる楽しさ・気持ち良さとはそういうことである。

卓球の場合はいつもよりちょっとだけ多めにお金を払えばこの楽しさが手に入るわけで、たまにこれを味わうことは卓人として外せない「贅卓（ぜいたく）」なのではないかと思うのであります。

なんてことを書いている私はもう2週間も打っておらず初打ちも叶っていないという身であるので、いま卓球がやれるのであれば、原っぱに置いてある卓球台であっても喜んでやりたい気分。