卓球狂の宴

ITS三鷹さんで行われたちょっとしたイベントに参加してきまして。
発端は織部さん（ITS三鷹のコーチ）のこのようなツイートであった↓

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【 卓球&お話しませんか？ 】
8/12〜15、its三鷹はお盆休みで休館です。
が、
8/13（火）17時〜19時で”無料開放”します。

その場にいるのが決まってるのは
織部
@o_takahiro0212
すずきゆうごさん
@yugosuzukittt

卓球した後はご飯でもいきましょう。
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直感的に面白そうやなと思った。
「すべてのことは直感で決める」つうスタンスである私は直感に従い、行ってみることにした。

時間のほうは20時まで延ばしますってなったので、私は18時くらいに行ったのであるが、知っている人がいなかったらちょっと気まずいのではないかしらと緊張しながらITS三鷹さんのドアをオープンしてみると、すぐそこに織部さんがいて、「お久しぶりです」「お世話になります」って感じで挨拶を交わす。

※織部さんと会うのは合同試打会以来2度目だけれど、ちゃんと喋ったことはない。
・【合同試打会・第2弾】卓球メーカー11社合同試打会に参加

更衣室に案内していただき、さっと着替えを済ませて卓球場内に入ってみると、卓log会会長のしろやくんと、もう1人卓球仲間のタメくんがいたのでホッとひと安心。

しろやくんと軽くお喋りをしながら練習をして、その後ゲームをやる。

そんなことをしているうちに気が付くと、まわりは自然と「空いている人同士で申込み試合をやる」みたいなことになっていて、各台では試合が行われているという状況に。

私も計3試合やったんだけれど、あとから聞いたことだが、この場にいた1人の外国人選手はなんとオーストラリアのトップクラスの選手（オーストラリア代表だったかな？）で、さらにある若い男性は、今年からブンデスリーガに挑戦するという選手であった。
こんな機会はめったにないわけで、そうした人たちと試合しておくべきだったなぁとちょっぴり後悔しちゃったりなんかして・・・。

で、2時間みっちり汗をかいて更衣室で着替えていると、卓球王国のペン粒座談会にも登場していたペン粒の馬渕さん（テレビディレクター）がいて、
私が「馬渕さんですよね？」と声をかけると、
「えっ、ご存知なんですか！？」
「ええ、もちろんです」
「皆さんは？」
「卓log会の者です」
「おお、卓log会の方々ですか。めっちゃ見てますよ」
「そうですかそうですか。では、飲みに行きましょう」
「行きましょう」

てな感じで、宴へと参戦することに。
織部さんがその場で飲み会に参加する人を確認し、手を上げた人みんなで近所の居酒屋へ移動。

15人ほどの大所帯となり、4つのテーブル席に分かれて宴がスタートしたわけなんだけれど、私の席にはしろやくんと馬渕さんがいて、自己紹介的な感じのトークから始まり、すぐにディープすぎる話へと突入。

「馬渕さんは誰を参考にしておるのですか？」
「むかし女子のペン粒選手で強いのがいて」
「チャイポアですね」
「おお、チャイポア知ってますか！」
「ペン粒と言えばチャイポアですから！」

と、まさかのチャイポア話に花が咲くなど、マニアックな話は尽きない。
ちなみにチャイポアの映像は、世界大会などのダイジェストビデオにちょこっと映っているシーンを繰り返し見て参考にしたとのことで、私もまったく同じことをやっていたので恐ろしいほど共感した。

途中で織部さんがやってきて、ディープな世界観はさらに極まり、それぞれのこじれた卓球愛がスパーク。

とここで、となりのテーブル席にいた塚原さんと挨拶をかわす。
塚原さんは私がお世話になりまくっているあのP4マッチの生みの親であって、お会いしたいと思っていた卓球人の1人だったんだけれど、「ブログ読んでます」と言っていただいて、嬉しくて乙女のように恥じらってしまった。

塚原さんとは飲み会の場では挨拶程度だったんだけれど、店を出て駅へと歩く道すがらお話しすることができたので良かった。
なにやら今後、P4マッチで面白い試みをするという話を聞いたが、げっついワクワクするような内容だったので、非常に楽しみである。

店を出ると23時。
私の田舎なら丑三つ時ともいえるほどのこんな深い時間に、いつの間になっちゃっていたのか。あっ、という間だった。
生半可な卓球人では秒殺されてしまうほどの圧倒的な卓球狂たちが集まった異種格闘技戦のような宴会だった。