いよいよプレーオフ・ファイナルを残すのみとなったTリーグ。
ファーストシーズンとしてはかなり盛り上がったのではないだろうかと、イチ卓球ファンとしては思うわけであるが、来シーズンはどんな企画やファンサービスが登場するんだろうなあ、と今から楽しみにしている。
そんな私が今後やってもらいたいなあと密かに思っているのが「飲食店での公式戦」である。
広めの飲食店やなんかを会場にして、がっつり本格的に飲み食いしながら観戦できるTリーグの公式戦ってことなんだけれど、そんなことが果たして可能かどうかは知らないけれど、可能だったら素敵だなあ、と思った次第である。
簡単にシミュレーションすると、ざっとこんな感じになるかと思う↓
※都内某所。木下マイスター東京 vs 琉球アスティーダ戦が行われるこの日、試合会場となる飲食店に、1人の男(木下ファン)がやってくる
「いらっしゃいませ。何名様ですか?」
「1人です」
「ホーム席ですかアウェイ席ですか」
「ホーム席です」
「申し訳ございません。ただいまホーム席は満席となっておりまして、アウェイ席で相席となりますがよろしいでしょうか」
「相席? アスティーダファンのテーブルに?」
「はい」
「・・・まあ、しょうがないか。じゃあそれで」
「こちらです、どうぞ」
※席に案内される男。そこは全身をアスティーダグッズで固めた熱狂的ファンの集うテーブル席
「どうも、失礼します・・・。めちゃめちゃコアなファンのテーブルだな・・・気まず過ぎる・・」
※店員がやってくる
「おしぼりです」
「どうも」
「お料理はバイキング形式となっております」
「へえ、そうなんだ」
「お飲み物だけご注文をうかがいます」
「まずは冷たい一杯をグビッといかないとね」
「お飲み物は全部で5種類ご用意しております」
「何があるの?」
「エビアン、ボルヴィック、六甲、いろはす、クリスタルガイザーがございます」
「ぜんぶ水じゃねぇか」
「キンキンに冷えております」
「水じゃ意味ないでしょ。なんで酒がないの」
「申し訳ございません」
「もういいよ。じゃあエビアンで」
「かしこまりました」
※第一試合が始まる
「じゃあとりあえず料理でも取ってこようかな」
「すみませんお客様。プレーの妨げとならないように、料理を取りに行くタイミングは決められております」
「ああ、なるほど。いつ取りに行けばいいの?」
「それぞれの試合で、ゲームオールジュースになった時だけとなっております」
「一番行きたくないタイミングだな」
「ご協力お願い致します」
「むちゃくちゃなシステムだな」
※試合は激戦に次ぐ激戦となり、両チームとも一歩も退かない好ゲームに
「よっしゃ! 水谷もう1本! 行け行け水谷! 押せ押せ水谷!」
※店員がやってくる
「あのお客様、Tリーグ観戦とは関係のない一般のお客様もいらっしゃいますので、もう少しお静かにお願いします」
「貸し切りじゃねえのかよ。こんな日くらいTリーグの客だけにしろよ」
「申し訳ございません。ご協力お願いします」
「あっ、ゲームオールのジュースになった。今のうちに料理を取ってこよう」
※男は料理を取りに行くが、他の客も殺到していてなかなか取れない
「おいおいどいてくれよ、くそ、取れないじゃないか」
※悪戦苦闘しているうちに歓声が上がり、振り向く男
「ああくそっ、一番大事な場面を見損ねてしまった! 最悪だよちくしょう」
※肩を落として席へ戻る男
※店員が血相を変えてやってくる
「お客様!」
「なんだよ」
「大変申し訳ございません。お客様にお出ししたエビアンなんですが、間違えて
ボルヴィックをお出ししておりました」
「どっちでもいいわ!」
「おい、 なんなんだよこの店は、せっかくのTリーグ観戦が台無しじゃないか! 責任者を呼べ責任者を!」
「わかりました。すぐに雲の上の者を呼んでまいります」
「上の者を呼んでこいよ! 憧れの存在を連れて来られても困るわ!」
※いつの間にか試合はビクトリーマッチに突入しており、場内は最高潮の盛り上がり
「もう責任者はいいよ、この試合だけでも楽しまなきゃ」
※店内が突然暗くなる
「えっ、なに!?」
※どこからか『ハッピーバースデートゥーユー』が聞こえてくる
「なになに!?試合が見えないんだけど」
「一般のお客様のテーブルでサプライズ誕生日の演出が行われております」
「・・・・・・・」
※楽しげなバースデーソングの合唱に被さるように、選手たちの雄叫びが聞こえてきて・・・。
とまあ、こんな感じになることが予想される。
まあとにかくガッツリ飲食しながら観戦できたら楽しいのではないかしらってことなんだけれど、例えば琉球アスティーダのホーム戦であれば、沖縄料理と沖縄のお酒を呑みながら観戦するとか、夏場はビアガーデン(屋内)の会場を貸し切ってやったりとか、そんなことができたら最高だなあ、と、妄想が膨らみに膨らんでいる今日この頃。
なんでそんなに場末な感じにw
卓球居酒屋とか卓球立食パーティーで開催とか楽しそうですね。
身分証明書持参で。
前は全日本選手権でもお酒飲めた気がするんですけどね。
もしかしたら気が付かなかっただけで勝手に持ち込んでたのか…。
すごく楽しかった記憶があります。
つぐさん
普通の小規模なお店みたいになっちゃいました・・汗
実際にやるならかなり大きい店でやらないと公式戦は厳しそうですね。
野球で言うところの「ドーム」を所有するみたいに、各チームがデカいホーム飲食店を作るのが理想ですが・・。
立食パーティー形式はありですね。
体育館ならできそうですねw
そんな飲み食いTリーグ観戦嫌だ~ヾ(≧∀≦*)ノ〃
我が身に置き換えるとツラすぎます(笑)。
もうご存知かと思いますが、かつてディナーショー卓球なるものが開催されたことがあります。テレビ中継を観てました。
公式戦は難しくても、大相撲の巡業のようなエンターテイメント卓球のスタイルでやるのもいいかもしれませんね。
真剣勝負の試合もあり、ショッキリのような試合もあり。観客参加の大ラリー大会やビンゴにカラオケ大会、古今東西卓球しりとり。選手や元選手も参加でナルコさん企画の卓球婚活(合コン)もやっちゃいましょう(笑)。
ところで先のディナーショー卓球ですが、自分の記憶では現役当時の松下チェアマンが試合をしていた筈なんですが、劉南奎 vs ワルドナーの他に松下選手の試合もやったのか、それとも別のディナーショー卓球があったのか。はたまた自分の完全な記憶違いか?
ちょっとモヤモヤになってしまいましたm(_ _)m。
それにしても、1990年の劉南奎とワルドナーの試合とは何と贅沢なカードでしょう。時空を越えて観に行きたいもんです。
追伸: もしエンターテイメント卓球大会をやるならJ.M.セイヴを特別招待してもらいたいですね。
http://world-tt.com/ps_maker/wtt/002/page.php
てぐすさん
ありましたね~ディナーショー。
リアルタイムで見たなんてなんとも羨ましいw
私はまだ卓球をやっていなかったもんで、見ておらず・・。
巡業のようにエンターテイメント卓球の興行をやるのはありですね。
卓球イベントは今でもあるので、やはり飲食可能なディナーショー的なやつがいいですね。
たまに選手が自分のテーブルに来てくれて一緒に食事できるみたいなサービスもあればグッドです。
さて卓球ディナーショーに松下チェアマンが出ていたかも、という件ですが、私は聞いたことがないですねぇ。
おそらくてぐすさんの記憶違いかと・・笑
でもカットマンは魅せる卓球ができるので、ディナーショーにはぴったりですね。
劉南奎とワルドナーは今でもいいので生で見たいですね。
セイブやガシアン、プリモラッツに王涛、レジェンド全員集合のイベントがあれば全国どこでも見に行きたいです 笑
できればやっぱりディナーショーにしてもらって、一緒に打てたりなんかしたら、10万は出します(料理にもよるけど)。
やっぱり記憶違いでしたか(苦笑)。当時は自分もまだ卓球はやってませんでしたが、球技は好きだったので観ました。
野外広場でサーカスみたいにテントを張って周囲に屋台出したりしてフェスっぽいのもやってほしいです。もちろん誰でも打てる卓球台をいくつも設置して。
てぐすさん
卓球やっていなかったのに観たとはさすがですね(笑)
野外広場でサーカス的・フェス的な卓球イベント、これはめっちゃくちゃ素敵なアイデアですねっ。
卓球ディナーショーより絶対面白いですよ。
飲んで打って歌ってまた飲んで。いやあ、最高ですね。
山の中でやりたいですよ、これは(笑)
こういうのがあれば絶対に行きたいですね。
酔っぱらい対策をしておかないと試合が台無しになる可能性もありますが(笑)
すんさん
それは私も懸念しておりました・・汗
酔っぱらってチキンを投げつけたり、ジョッキを投げつけたりしたらやばい・・。
格闘技みたいに金網でコートを囲えば安全かもしれないですが・・笑