ニッタクボールがカギを握る！？ 世界卓球2017で波乱を期待

毎度おもしろい世界卓球だけれど、今回はもう楽しみな選手が多すぎて、早く試合が観たくてウズウズしとります。

しかも今回は、テレビ東京がホームページ上でも世界卓球を同時配信するってんだから、これまで世界卓球が放送されていなかった地域にお住まいの方もたっぷりと楽しめるわけである。

番組（世界卓球）をホームページで同時配信することに加え、放送終了後に行われる日本選手・注目選手の試合もライブ配信するとのこと。
さらには放送＆ライブ配信終了後は、日本代表の試合やインタビュー映像などをアーカイブ配信もするってんだから、今日から毎日チェックしなきゃいけませんな。
※ちなみに「テレビ東京YouTubeチャンネル」でも配信している。

番組HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/wttc2017/
YouTube→ https://www.youtube.com/user/tabletennis

いやしかしね、そんな熱々の世界卓球に水をぶっかけるようなニュースが飛び込んできてびっくりしたよ。
中国女子代表の孔令輝監督が職務停止処分となって帰国したってんだから……。

・孔令輝監督、職務停止で帰国へ。最強軍団に衝撃

自分は潔白だと言っておるようだけれど、せっかく日本vs中国の対決に注目が集まっているだけに、とにかく「残念」の一言に尽きる。

ニッタクボールがカギを握る

平野美宇選手がアジア選手権で優勝した要因のひとつと言われているのが大会で使われていたニッタクのボール『プラ 3スタープレミアム』である。

中国選手は粘着ラバーから繰り出す強烈な回転球が武器なのであるが、ニッタクボールだと回転がかけにくいとのこと。
パワードライブの回転量の減少や、バウンドの変化でミスを誘うようなクセ球が出しにくくなるといったデメリットがあり、中国選手にとってはやっかいなボールとなるわけだ。

つまり日本選手にとっては心強い追い風になるってこと。バンザーイ。

黒い卓球台

そして今回の世界卓球では、史上初の黒い天板の卓球台（紅双喜製）が使用されるというのも注目ポイントのひとつ。
今月号の卓球王国によると、この卓球台は「ボールがすべる」と言われてきた従来の紅双喜製の卓球台より、ボールが止まるという声が多いのだという。

水谷選手は「紅双喜の滑る卓球台にはどうしても慣れない」と語ったこともあるそうで、誰よりも感覚が繊細な水谷選手にとってはマイナス要因であったようだが、今回は“止まる卓球台”ってことで、台に関してはプレー環境のストレスもないということだろう。

ニッタクボールと止まる卓球台、このふたつの要素が今回の世界卓球を観る上でのひとつのポイントになるとは思うが、てことはですよ、回転よりスピードで勝負する表ソフト選手は有利ってこと？

となるとペン表選手の活躍が期待できるではないか。
こりゃ楽しみだ。

なんて思っていたら、男子ダブルス2回戦で日本の森薗／大島ペアが、ペン表のベテラン・ポーランドの ワン・ツォンイー選手のペアと対戦するというではないか。

こればっかりはさすがに私も日本ペアを応援するが、ワン・ツォンイー選手にもぜひペン表のカッコ良さを世界の卓球ファンに見せつけてもらいたいものである。

日本選手でいうと伊藤美誠選手と前田美優選手がバック表なので、回転量の減った中国選手のボールを前陣で叩きまくって翻弄してくれるのではなかろうかと期待する。
個人的には以前から応援していた初出場の前田美優選手の戦いがめちゃ楽しみ。

あとはフォア表のM.カールソン（スウェーデン）にも活躍を期待したいところである（出てるよね？）。

まあそんなわけで、ニッタクボールと黒い卓球台に注目しつつ観戦してみようってことです。

それにしても暑いね。
今回の開催国のドイツと言えばビール。

てことで、黒い卓球台に合わせて、ドイツの黒ビールを取り寄せて、グビグビ飲みながら観戦しようかと思っておるところです。

 

ドイツお土産 ケストリッツアー・シュバルツビア 黒ビール 6本セット

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