たまにテレビで放送する、「戦力外通知を受けたプロ野球選手」の姿を追ったドキュメンタリー番組があるんだけど、皆さん見たことあります?
私はあの番組が大好きで必ず見ます。
入来 智(元近鉄、広島、巨人、ヤクルト)
辻内崇伸(元巨人)
職を失ったプロ野球が選ぶ道は人によってそれぞれ。
なんとかプロ野球界に残ろうと、トライアウト受ける選手。
飲食店を出す選手。
一般企業に就職する選手。
「野球を続けたい」という思いと「家族を養わなければいけない」という責任を背負う男たちの苦悩は半端なものではない。
この手の番組を見る度に、スポーツ選手の置かれた環境の大変さに何とも言えない思いを抱いてしまう。
そんな中で、スポーツ選手に手厚い支援を行っている企業もある。
その中のひとつが、ベビー服や子ども服などのファミリー用品でおなじみの「ミキハウス」である。
ミキハウスには多くのトップアスリートが所属しており、卓球選手では平野早矢香が所属している。
ミキハウスは「スポーツ支援を柱の1つとして掲げ、現在はマイナースポーツを中心に14種目34人のアスリートをサポートしている」という。
そのミキハウス・社長室長の澤井英光さんが、スポーツ選手をサポートし続けることの意味を語っていた。
ミキハウスの大きな特徴として、選手が一般の仕事をしていないことが挙げられる。他の企業であれば、仕事を手伝うのはよくあること。ここでは自ら働くことを望んだ一部の選手を除き、ほとんどの選手が競技に専念している。「選手たちはその競技をもっとやりたくて、自分の可能性を信じてうちに入ってきます。その夢を応援しているわけだから、できるかぎり最高の環境を作ってあげたい。だから『仕事をして』と言うことは全然意味がないんです。自分がやりたいことで入社するのならば、それをやること自体が彼らの仕事だと思います」引退後についても、その都度話し合いが行われる。会社で仕事を続ける選手もいれば、競技に関わる別の道に進む選手もいる。常に尊重されるのは選手の意思だ。
(選手を尊重するミキハウスのスポーツ支援 好循環を生む企業と選手の幸せな関係)
会社の仕事をしなくてもいいというのは選手としてはありがたいことだ。
ミキハウスは競技関係者から「この選手を支援してあげてほしい」という紹介で受け入れる、という形を取って来たそうだが、「現在では紹介に加えて、サポートしてほしい選手本人や競技団体からの問い合わせが年間で約100件以上届くようになった」という。
全ての選手を受け入れることはできない。
ミキハウスが選手が選ぶ基準は、
「人柄を重視しつつも、五輪で活躍できる競技の選手かどうか」
平野早矢香はそれをクリアしたってことだね。さすが卓球の鬼。
では、ミキハウスにはどんなメリットがあるんだろう。
世界と戦い、メダルを獲得する選手が社内にいることで、他の社員のモチベーションにつながっていると感じると澤井氏は言う。選手を応援するために、社員が集まってパブリックビューイングをすると社内に一体感が出るし、取引先の企業からは応援のメッセージなどが届く。所属選手たちも競技優先ながら社内行事には積極的に参加し、会社や関連企業にサポートのお礼を還元しているという。激励会では、選手たちとうれしそうに記念写真を撮る社員の姿が数多く見られた。計らずとも、効果を実感する場面は数多くあるのだ。
会社の人たちが応援してる映像はテレビでよく見るよね。
「社内の一体感」にも一役買っていたとは、言われてみればなるほどです。
ミキハウスは約27年サポートを続けてきたという。
経営状況が厳しかったときでも、スポーツを愛する木村社長は支援を辞めようと思ったことはなかったそうだ。
しかもですよ、ビジネス利用を目的としていないから、選手を広告や販促に利用することもないんだって!
それぐらいしても許されるでしょうに・・・。
例えば接待ゴルフならぬ「接待卓球」やってもらうとかね。
そんなありがたいミキハウスという企業に対して感謝の思いを表したく、私はミキハウスのキッズ商品をいっぱい買おうと思います。
ではではさっそく、ミキハウスの通販サイトを開いてっと。
ほお、いろんな商品がありますなぁ。
どれを買おうか迷うなぁ。
あ、いけない。その前に結婚してキッズを作らねば・・・・。
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