本日は、近い将来日本を背負って立つ選手になるであろう期待のスーパー小学生(5年・兵庫)木原美悠についてちょっこしご紹介。
今年の全日本ジュニアに小学4年生で出場した木原は、高校生を次々と撃破して4回戦まで進出。
7月に神戸で行われた全日本選手権大会ホープスの部で5年生で優勝し、3階級制覇を達成。
8月に大阪で行われた東アジアホープス大会でも見事優勝した。
小4(10歳)での全日本ジュニア勝利は98年大会の福原愛に並ぶ史上2位タイ。
1位は平野美宇の「小学2年生」という記録。
エグ過ぎませんかこの記録・・・。凄いという次元を超えてますな。
ちなみに、最年少勝利記録は平野美宇に抜かれた愛ちゃんであるが、10歳で1勝した時はそのままの勢いで決勝に進出しているのだ。
やっぱり愛ちゃんは怪物ですな。
話を木原美悠に戻します。
将来を嘱望される木原であるが、強さの秘密は何なのだろうか?
木原が普段の練習で最もやっているのは「ゲーム練習」だという。
木原選手の父・
木原博生監督のコメント
ゲーム練習を多く行う理由のひとつは「試合慣れ」をさせるためです。コースを決めた練習ばかりだと試合の感覚がつかめないし、本番で緊張しやすくなってしまう。大会では練習せずにすぐ試合になることもあるので、チームの練習でもストレッチをしてからすぐ試合をさせることもあります。
また子供の場合は、ゲーム練習の中でいつもと違う技術をやったり、コースを狙うなど、遊び感覚でいろいろと挑戦して、選手自身で新しい感覚を発見できるというメリットがあります。美悠に対しても、練習法やプレースタイルなどをガチガチに固めず、ある程度自由にやらせているので、それが実践での強さにつながっているのだと思います。
(卓球王国6月号182pより)
木原自身も「試合のほうが好きだし、集中力が続くし、楽しいです」と話している。
試合の中でカットをしたり、反転してバックドライブをしたりするなど、いろいろと試しているのだとか。
木原はバック面は表ソフトを使っているが、最近は裏ソフトのドライブ型になるのも良いかなと思っているという。
「ゲーム練習を繰り返す中でいろいろな技術を遊び感覚で楽しく磨いていく」
これが今の木原の強さを支えている秘密(すべてではないが)ということだ。
毎日約4時間の練習をこなし、寝るのは深夜0時を回ることもあるという木原だが、この厳しい生活を小学生が続けていくには楽しさがないとさすがにキツイだろう。
そう言えばミウミマも練習は楽しくやることが大事だと言っていた。
私が現役時代は、怖い指導者の顔色をうかがいながらやっていたが、やっぱりどうせらるなら楽しくやったほうがエエよね。
最後に木原美悠と偉関さんの練習動画をご紹介。
おそらく10年以内には全日本チャンピオンになるのではないかと私は思っている。
とりあえず来年1月の全日本ジュニアが楽しみである。観に行くどー。
ワクワク。
子供は好きな事して遊んですくすく育つて来ますから
大人の世界はそうも行けなくてしたい事ややりたい事が有っても顧問を怒らさせるとそのまま退部になるから顔色うかがいながらしないと部に残れない
したい事は単純に投げ上げサーブがしたいとか粒高使っているけどドライブしたいとか流行りのチキータをしたいとかですね
でもこうやって才能有る子が花開いているのは素晴らしい事だと思います
つばきさん
私も怖い指導者の顔色をうかがいながらやっておりました・・。
のびのびやるのが一番ですね。
日本のジュニア以下の世代は立て続けに有望株が出てきて驚くばかりです。
特に女子は天才があちこちからにょきにょきでまくっててすごい。
Tリーグも低年齢化が進んでいきそうですね。
したい事が出来るとは自分が思い描く卓球により近づける事だと捉えています
戦型上ある卓球だけをさせる事が強くなるかも知れませんがまず本人がどんな卓球をやりたいかが重要だと捉えています
まず其処が大事ですね
用具や戦型はその後です
つばきさん
本人の意志が一番大事ですね。
やらされる卓球はいずれ嫌になりますからね。
いろいろ試して本人が「これがいい」って決める、指導者はその手助けをする、というのが大事かなと思います。