イベントの開始は19:00。
道に迷ったらいかんので早めに家を出たが、駅からの道程も迷うことなく18:35に到着。
早く入るのもあれなんで、時間を潰してから18:50に入店。自由席なのでどこに座ってもいいのだが、5人くらいの参加者がバラけて座っていたので、どこに座っても相席みたいになる感じであった。
私はとりあえず入り口からすぐの、8人くらい座れる横長のテーブル席の端に座った。
ふと見ると、一番奥の席に卓球王国の用具マニア、ゆうさんがいるではないか。日頃ゆうさんのブログを読んでいる私は生ゆうさんに感動しながら、イベントの始まりを静かに待つ。
暫くすると参加者が次々と入って来たのだが、皆が知り合いという感じで和気あいあいとした雰囲気が出来上がっていく。
ああ、やっぱり懸念していた通り、気まずいではないか……。
こうなることは予感していたが、実際にそうなるとやはり辛い。
私が座っていた席もどんどん埋まっていく。みんな知り合い同士である。
この8人席が埋まり、私だけ会話に加わっていないなんてことになったら、その光景は他の人にどう見えるだろうか。
「あの人、間違ってあんなとこに座っちゃって、まったくドジね、あはは」なんて思われるに違いない。
ふと見ると、1人で来ていると思しき参加者がいたので、思い切ってそちらの席に移動した。
訊ねてみるとやはりその人も1人で参加しており、「勝手がわからないですよね、あはは」なんて会話を交わしながら、ようやくほっと一息つく。
そうこうするうちに福澤さんが到着し、イベントが始まった。
まずは福澤さんが、ジャストミート卓球部について熱く語り始める。
「卓球界の理想郷、ユートピアを作りたいと思って立ち上げた部活動でございます」
採算は度外視し、卓球の楽しさを皆で追究していく、そんな部活動にしたいと語っていた。
熱い挨拶が終わると、それぞれがグラスを持ち、福澤さんならではの乾杯をする。
福澤さん「イチ、ニ、サン!」
全員 「ジャストミ~~ト!」
そして乾杯の後に福澤さんが、副部長のザ・ギースの高佐さん、ゲストの、協和発酵キリンの森本耕平選手と小野竜也選手、卓球王国のゆうさんを紹介。
それが終わると、しばしの歓談タイムである。
私の向かいには1人参加の男性、私の隣にも1人参加の男性が座っており、私のいるテーブルは自然と1人参加だけのテーブルとなっていた。
私たちのテーブルだけ会話がなかった。
これはやはり気まずいので、隣の男性に話しかけてみることにした。
初対面とは言え、卓球という共通の話題があるのだ。お互いの戦型のことや使っている用具のことなど、話すことは無限にある。
ということで、さっそく話しかけてみた。
ナルコ「卓球やられてたんですか?」
男性 「いえ、やったことないです」
ナルコ「……」
会話は一瞬で終わった。
がしかし、卓球未経験者が1人でこうしたコアなイベントに来るということを、卓球好きとしては何だか嬉しく思った。
我々3人は会話もなく、とりあえず食事とお酒に集中した。
本番スタート
そしていよいよ、19:30から本編が始まった。
このイベントは「世界卓球2016マレーシア大会を振り返ろう」という趣旨で、まずは福澤さんがピックアップした試合をスクリーンで流しながら解説する。
男子準決勝・日本VSイングランド 水谷隼VSピッチフォード
第4ゲーム、6対4からの水谷選手の逆転劇
男子準決勝・日本VSイングランド 大島祐哉VSウォーカー
男子決勝戦 日本VS中国
女子準決勝・日本VS北朝鮮 伊藤美誠対リ・ミョンスン
女子準々決勝・日本VSドイツ 前日のリベンジを見事に果たした後のインタビュー映像
以上の試合とインタビュー映像を、福澤さんのマニアックな情報や独自の視点による解説を中心に、小野選手、森本選手、ゆうさんが途中でさらにマニアックな情報と解説を付け加える、という形で進行。
それが終わると今度は副部長のザ・ギースの高佐さんに交代し、高佐さんが選んだ試合について解説する。
福澤さんの世界卓球の裏話や、世界卓球後の卓球王国の表紙を男子にするか女子にするかで迷ったというゆうさんの話、さらには小野選手が、福原愛選手の交際相手と以前ライチ狩りに行ったことがあるという話など、興味深い話がてんこ盛りであった。
また、ゆうさんや小野選手から、オフレコ情報も披露された。かなり衝撃的な内容なんでここには書けませんが…。
超マニアッククイズ!
試合を振り返ろうの企画の後は、全員参加のクイズコーナーである。
クイズ!誰の掛け声でしょう?
というタイトルのこのクイズの内容であるが、協和発酵キリンの選手が練習中に出す声(打球時に出す声)を聴いて、それが誰の声なのかを当てる、というスーパーマニアックなコーナーなのである。
皆で耳をすませると……
「ウッアン、ウッアン、ウッアン、ウッアン、ウッアン」
福澤さん「お酒飲んでるせいか、つい違うことを想像しちゃうんですけど」
なんて際どいことも言いながら、マニアッククイズは大盛り上がり。
ちなみに出題順は、笠原弘光選手→平野友樹選手→松平賢二選手→松平健太選手→上田仁→森本耕平→小野竜也→最後は協和発酵ではない岸川聖也選手。
エンディング
ラストは会場に来ていた、元サンリツの重本幸恵さん、中村薫子さんに花束の贈呈と、お2人からのご挨拶。
お2人は現役を引退して、それぞれ第二の卓球人生を歩まれるということで、ジャストミート卓球部がこうした場を用意したとのこと。
そして最後の最後は「卓球は一本一本の積み重ね」ということで、一本締めで終わった。
いやそれにしても、福澤さんのトーク力の高さには恐れ入る。ブラックユーモアや下ネタ、芸人顔負けのハイクオリティーなボケなど、どれを取っても一級品である。
福澤さんと喋る機会はなかったが、今度は参加者が直接話せるタイプのイベントをやってもらいたいと思う。
ということで、大まかな内容としてはこんな感じです。
参加してみての感想としては、非常に楽しかった。
ただ、やっぱり1人で行くのはハードルが高いので、できれば誰かと行きたいというのが正直なところです。
卓球をやるイベントであれば1人でも問題はなさそうだから、その機会があればまた参加したいと思いますね。
その後の二次会で福澤さんと喋る機会があれば理想的なんだけど……。
予定が合えば、自分も行ってナルコさんと話がしてみたかったですけど、今回は大学の部活の方を優先しました。(全然良い所なかったけど)
次にお互いの予定があった時は、色々とおしゃべりしましょう!!その時はコラボ記事でも(笑)
リンさん
おお、そうだったんですか。
今回は予定が合いませんでしたが、次の機会にでも会えるといいですね。
その時はコラボ記事、ぜひぜひやりましょう!!
お疲れ様でした。今度、小野タツに会ったら「暴君!」と声をかけてやって下さい。笑
カントクさん
言えたら言ってみますね(笑)