ジャパンオープンで激アツな戦いが繰り広げられている真っ最中ですが、本日はオーストラリアオープンの話をちょっこし。
オーストラリアオープンは日本が全種目(6種目)を制覇するという好成績を残した大会となったのだが、なかでも注目は、女子シングルスでワールドツアー初優勝を果たした早田ひな選手(希望が丘高)である。
この大会で早田選手は、準々決勝で橋本帆乃香選手、準決勝で佐藤瞳選手、決勝で石垣優香選手とカット選手を3連続で下して優勝した。
準決勝 早田ひなvs佐藤瞳
決勝 早田ひなvs石垣優香
日本人女子選手はこれまで国際大会においてカットマンに苦杯をなめさせられることが多く、ここ最近は「カットマンに強い」という選手はほとんどいなかった。
「カット打ちがうまい」という選手はいても「カットマンに強い」という選手はなかなかいない。
カットをドライブで粘る技術だけが上手くてもカットマンには勝てないからね。
その点、早田選手はひと味違う。
回転量の多いドライブで粘りながら、チャンスボールと見るやスマッシュと強烈なドライブで仕留めにいく。
佐藤選手も石垣選手も攻撃力があるけど早田選手はブロック力もありラリー戦にも強いから簡単には抜けない。
凡ミスもほとんどなく、コースの打ち分けも上手い。
早田選手は対カットマンにおいては、これといった弱点がないように思う。
日本人選手の中では一番カットマン攻略が上手い選手ではなかろうか。
オーストラリアオープンで対戦したカットマン3選手は全員日本人ということもあり、球質に慣れていたり手の内を知っているという部分もあったかもしれないが、外国のトップカットマンにも十分に通用するのではないかと思う。
世界選手権でカットマン要員として団体メンバーに加えるのも面白いかなと思う(オーダーが外れるかもしれないけど・・)。
まあとにかく、15歳でこのレベルであれば、今後はカットマンキラーとして世界に名を馳せる日も遠くないのではなかろうか。
国際大会で世界のトップカットマンを撃破する姿を早く見たいものである。
※
ジャパンオープンを観に行こうと思い、最終日(19日)の前売りチケットを購入しました。
観に行かれる方、東京体育館でお会いましょうすれ違いましょう。
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