今月号も親のかたきかというくらい熱心に読み倒しました。
今月号の目玉企画はコチラ!
【カラー技術特集】
世界8位黄鎮廷がレッスン 絶対打てる!! 裏面ドライブ
最近卓球界を裏面打法でブイブイ言わせている香港の新星・黄鎮廷がついに卓レポに初登場。
「黄鎮廷とは何者か?」
「急成長の舞台裏」
「裏面ドライブ基礎編」
「裏面ドライブ実戦編」
「黄鎮廷への10の質問」
裏面ドライブの打ち方を伝授してくれるだけでなく、生い立ちや選手としてのキャリアの話、練習方法や用具についてなど、黄鎮廷満載の内容となっている。
ここでは、裏面ドライブの打ち方についてのポイントをちょっこし抜粋する。
まず基礎編の中で、スイングする際の注意点として「手首の使い方」についてこう解説している。
手首を意識的に使うのではなく「使われるスイング」を目指す裏面ドライブは手首を利かせてボールをこする技術ですが、意識的に手首を使おうとするのは好ましくありません。手首を使う意識が強すぎると、手首をこねるようなスイングになり、力加減やスイング方向が安定しません。手首は意識して使うのではなく、「自然と使われる」スイングが理想です。「ひじを動かしすぎない」「準備でひねった手首を力まずに返す」の2つを意識して、手首が自然に動くスムーズなスイングを身に付けてください。
確かに裏面でドライブしようとすると手首を使うことを強く意識しちゃいますよね。
自然でいいんですよね、自然で。
そして実戦編の中で「ツッツキに対する裏面ドライブ」のポイントのひとつとして“重心を左足にかける”ことを挙げている。
低い姿勢で左足に重心をかけるこの技術は、下から上にスイングしてボールをしっかりこすり上げることがポイントです。そのためには、低い姿勢で準備することが欠かせません。また、バックスイングでは、左足に重心をかけることが大切です。こうすることで、左足で床を押す力を使って力強くスイングすることができます。
また、チキータをする際は「サービスの回転に応じてスイング方向を微調整し、強い下回転には使わない」という。
(前略)下回転サービスに対しては、ボールの左をこすり上げるように打って回転をかけます。回転が少ないサービスや横回転系のサービスに対しては、ボールの上の方を打って前方向にスイングし、スピードを出します。下回転が強いサービスに対しては、ミスする可能性が高い上に、仮に成功したとしても威力を出すことが難しいので、裏面チキータは控えます。
裏面打法は的確な指導ができる指導者がなかなかいないので、打ち方や練習方法がわからないと悩んでいる人も多いと思う(黄鎮廷自身も周囲に教えてくれる指導者がおらず、我流で練習していた)。
この特集はそんな「裏面迷子」になっている人に強くオススメできる内容となっている。
さあ、裏面界を牽引する黄鎮廷兄貴の背中を追って、あなたも裏面界に足を踏み入れてみてはいかがだろうか?
ちなみに黄鎮廷は裏面打法の打ち方や練習方法を先輩の唐鵬(香港代表)に教わったという。
唐鵬は、ときに自分の練習を差し置いてまで、黄鎮廷のプレーの向上のための研究、そして、練習に時間を割いた。かつて、中国ナショナルチームに在籍していた唐鵬は、そこで目にしていた裏面打法の第一人者、王皓(中国)への指導や練習方法を黄鎮廷に惜しみなく授けた。
良い人ですね、唐鵬さん。
リオ五輪で香港チームをちょっと応援したくなりましたわ。
なお、卓レポのWebサイトにて、この特集の動画が配信されているので、そちらも同時にチェックすると良いでしょう。
PS.
黄鎮廷って誰かに似てると思うんだけど、誰だかわからなくてモヤモヤするね
黄鎮廷って誰かに似てると思うんだけど、誰だかわからなくてモヤモヤするね
黄鎮廷は柳沢慎吾に似てると思います。
おお、似てますね!
そこはまったく思いつかなかったですw
全世界350万人の黄鎮廷ファンに怒られそうなので、中尾明慶か佐藤隆太あたりと訂正させていただきます。。。あ、伊藤です。
あっ、伊藤さんでしたか!
中尾&佐藤、これまた絶妙なところを持ってきましたね。
しかしこの訂正で今度は柳沢慎吾ファンに怒られそうですね(笑)