卓球王国を読んでＴリーグを考える（2018年12月号）

今月号は、開幕が目の前に迫ったＴリーグについての記事ががっつり。

先月号の特集「Ｔリーグ前夜」よりもはるかにボリュームアップな今回のＴリーグ特集「号砲！Ｔリーグ」

Ｔリーグ情報がぐりぐりに詰まっておるんだけれど、まず驚くのは「T.T彩たま」と３歳の女の子・平鈴莉空（たいらりりあ）ちゃんが契約したって話。
「琉球アスティーダ」が、元世界卓球代表の両親を持つ、８歳の張本梓恩（はりもとしおん）ちゃんと契約を結んだのも驚いたけれど、それをはるかに下回る３歳とはサプライズにもほどがある。

莉空ちゃんの両親は元世界卓球代表ってことで、サラブレッドには違いないんだけれど、まだ数えるほどしか練習もしていないようで、当然実績があるわけじゃないわけだから、まさに究極の青田買いである。

このままいくと、引退した元日本代表選手が妊娠中のうちにお腹の赤ちゃんと契約するということも充分にありえる。
木下グループが妊娠２ヶ月目の胎児と契約を結んだことを発表！
みたいなことも近い未来にあるだろう。
そしたらチーム代表が「まだ性別がわからないので、男の子だったら木下マイスター東京に、女の子だったら木下アビエル神奈川に入団してもらいます」とか言ったりして。

まあそれはよいとして、私はＴリーグでどこのチームをひいきにするか決めておらず、今回の特集を読みながらそのへんをまた考えていたんだけれど、やはりまだ決めきれない。

特集ではＴリーグのオフィシャルグッズの紹介コーナーもあって、各チームのユニフォーム、スポーツタオル、マフラータオル、さらには、顔に貼る用の「ロゴ&エンブレムフェイスシール」なんてのもあって、こうしたチームグッズを身に付けて応援すれば間違いなくよりＴリーグを楽しめるはずである。

こうしたチームグッズを持って、そのチームのファンが集まるお店に行ったり、ファンイベントに参加したりと、楽しみが広がるではないか。
だからひいきのチームはあったほうがよいんだけれど、さて何を決め手にしようかしら。

この特集では各チームの代表のインタビュー記事が載っいるんだけれど、皆さん並々ならぬ決意を熱く語っておって、それぞれに個性があって面白い。

岡山リベッツの代表は「超が付くほど地域に密着するチームを目指しています」と語っており、チームのスポンサー（約60社）はすべて岡山県内の企業であるという。私も四国の田舎者なので、地方で頑張るチームというのはそれだけで応援したくなってしまう。

琉球アスティーダの早川周作球団社長もキャラが面白そうな人で、沖縄から盛り上げようとする熱量が凄い。
早川社長は卓球を全く知らない人らしいのだけれど、松下チェアマンから話を聞いて、わずか30分で参入を決意したそうである。
そんで丹羽選手や台湾のスター選手を集めて強豪チームを作ったと思っていたらしいのだが・・

選手が揃って手応えは感じています。選手と食事した時に丹羽選手に「ぶっちゃけ、琉球が一番弱いですよね」と言われて、「あれ、そうなの。オレは卓球知らないけど、結構強いと思っていたけど」というやりとりがあって、みんなで大爆笑しました。

なんとも茶目っ気たっぷり、応援したくなっちゃう。

なにかとユニークな取り組みをしているT.T彩たまも面白くて、ホームチームでのテーマソングを作ったり、ダンサーを募集したりと、盛り上げるための工夫が素晴らしい。

ダンサー募集の次はなんやろかね。
「チームブログを面白く書いてくれるブロガー募集」なんていうのはないだろうか・・。

専属ブロガーを雇うのが難しくても、チームに関する記事（観戦記とか）を書いて投稿してもらい、採用した記事をチームブログにバンバン掲載していく、みたいなね（ラジオにハガキを投稿する感じで）。

とまあ、そんなこんなで、やっぱしひいきのチームを１つに絞りきれない。
まあ焦らずゆっくり決めればよいかな。

さて、今月号のプレゼントコーナーは年に１度の「クリスマス スペシャル プレゼント」ってことで、43アイテムが合計140名に当たるという太っ腹企画。

ピックアップコーナーで紹介されている『剛力快速』もあるやないの。
これは欲しい。応募したろかしら。

剛力快速で思い出したが、先日、卓球仲間から「剛力速達ってラバーが出るらしいよ、めっちゃ欲しいわぁ」というメールが来た。
「快速」が「速達」になっておるではないか・・。

打ったボールがその日のうちに相手コートに届く！ 剛力速達！

みなさんも応募はがきに漢字間違いなどしないよう、お気を付けください。