相変わらずの自粛生活の中、いろんな卓球人が「おうちでできること」というテーマで様々な発信をしておる今日この頃。
私が提案できるおうち卓球遊びといったらやっぱ「妄想」ですわ。
今回のテーマは卓球大会。
まずひとつ思いついたのは「自作ラケット卓球大会」。
文字通り自分で作ったオリジナルラケットを武器に戦うという卓球大会。
ラケットの素材や大きさに規定はなし。
しゃもじやスリッパはもちろんのこと、手に直接ラバーを貼って打ってもよいし、自転車の前輪にラバーを貼ってウィリーさせながら打つなんてこともあり。
それが「自作ラケット卓球大会」。
もうひとつ考えたのは、今回の本命「全日本罵倒卓球選手権大会」。
先の「自作ラケット卓球大会」なんてのはこの本命ネタを通すための捨てネタですわ(どこに通すねん)。
そんなわけで、この「全日本罵倒卓球選手権大会」の概要はコチラ↓
【ルール】
・最初に1ゲームだけ試合をする(お互いに相手の特徴を知るため)。
・試合後、お互いに向かい合って立つ。
・審判の「はじめ!」の合図で対決スタート。
・制限時間3分間で罵倒し合う(卓球に関することだけで)。
・勝敗の判定は審判が行う。
・途中で泣いてしまったり、心が折れてギブアップしても負けとなる。
・暴力的な行為は即失格。
こんな感じ。
卓球の知識や経験が役に立つのは間違いないが、それだけで勝てる単純な競技ではない。頭の回転の速さや語彙力、相手を容赦なく攻め立てる「鬼の心」、そして相手の口撃に耐える「強靭なメンタル」など、あらゆる能力が必要となる。
てことは当然、卓球では圧倒的に格上という相手と対戦しても勝てる可能性があるわけで、そこがこの新たな卓球競技の最大の魅力とも言えるのである。
たとえばこんな感じになるかな↓
【対戦カード】
川嶋浩二(52歳)VS 上島理香(小学3年生)
※1ゲームだけ試合をした2人、対決エリアの中央でお互いに向かい合う。
審判「はじめ!」
川嶋「君はフォームが悪すぎるよ。イチからやり直した方がいい」
理香「大きなお世話だよ。おじさんこそ今どき片面のペン表なんてダサいよね」
川嶋「ははは。珍しい戦型だからこそ勝ちやすいという利点もあるんだよお嬢ちゃん。そこがわからないとはやっぱり小学生だな」
理香「せめて裏面にチャレンジしなよ。挑戦する気持ちすらないの? 終わってるねおじさん」
川嶋「新しい技術が必ずしもいいってわけじゃないんだよ。いろんなことに手を出して中途半端になるよりひとつの技を極めていくほうが結果的に強くなれるんだよ。小学生のお嬢ちゃんにはわかんないだろうけどね、あはは」
理香「やい! さっきから聞いてりゃ小学生の女子だからって舐めやがって。ちょっと卓球歴が長いからって威張るんじゃねえよこの丸太ん棒め! てめえなんぞ技術も体力もねえ、戦術を考える頭もねえ、ないないづくしののっぺらぼうだから丸太ん棒てんだよ。てめえの卓球なんて相手のミス待ちじゃねえか。ツッツキはツッツキで返しましょ、打たれたらとりあえずショートしましょ、浮いたボールでも力まず無難に入れましょって、それじゃ何のためのペン表かわからねえってんだよ。だったら表ラバーなんか剥がして木ベラでやりやがれってんだバカ野郎。どこの馬の骨だか牛の骨だか知れねえ野郎のくせしてよ、いっちょ前に高いラケットなんぞ使いやがって。どうせ大会に出る時はあえて一番下のクラスにエントリーして、格下相手に白星重ねて優越感に浸ってんだろ。てめえなんぞ地獄に落ちてエンマ様の多球練習でシゴかれまくって二度死にやがれってんだ!」
川嶋「・・・・・・・・・」
理香「どうせ家庭で溜まったうっぷんを卓球で晴らそうって腹だろ。炊事洗濯まるでダメ、食べることだけ10人前なカカァの尻にしかれてストレスだらけの人生なんだろ。御愁傷様だってんだバカ野郎め。そんな体たらくなカカァを選んだてめえの見る目のなさを恨みやがれってんだ」
審判「ピー! 減点!(理香にイエローカードを出す)。奥さんのことは卓球と関係ない悪口だからダメだよ!」
理香「こりゃ失礼」
川嶋「・・・うう(涙目)・・・」
※3分間終わって
審判「勝者、上島理香選手!」
※互いに礼。握手。
とまあ、こんな感じの試合が繰り広げられ、最終的に悪口卓球王を決めるわけなんだけれど、全試合が終わってチャンピオンが決まる頃には、泣き崩れる人や精神が崩壊しちゃった人などがそこらじゅうに溢れ、ショックで今後卓球ができなくなってしまう人も出るに違いない。
誰が得するのだろうかというこの大会だが、ぜひ開催してみたいという方がおられましたらこのアイデア4万円でお譲りしますのでご一報ください。
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