樊振東と激闘を繰り広げたペン表選手・厳昇

 

中国超級リーグで活躍するペン表選手の試合動画がYouTubeにアップされていた。
厳昇という選手である。
しかも相手は泣く子も黙る樊振東。
何という面白そうな対決であろうか。

樊振東VS厳昇  超級リーグ 男子第16節

1ゲーム目は19-17の激闘である。
いやあ、熱すぎる。

厳昇の特徴としてはこんな感じ↓

・フットワークが素早い(特に回り込み)
・裏面打法とショートの両方を駆使している
・下回転に対するバックドライブが上手い(台上もチキータではなくバックドライブで仕掛ける)。

・下がった時に反転して裏面でフォアドライブする

まず、この回り込みの積極性と素早さは見習いたいところだ。
そしてその際のスイングの仕方も非常に参考になる。
私もフォアの打ち方の理想を求めて右往左往しているところなんだけれど、厳昇のコンパクトで素早いスイングスピードはまさに理想的である。

まあ何より、裏面とショートの両方を使っているところがかっこいいよね(ほとんど裏面ではあるが)。
速いラリーの最中に裏面とショートを切り替えて打法することもあり、これはかなり高度なテクニックで、なかなか見られるものではない。

また、下回転に対するバックドライブがめちゃくちゃ上手い。おそらく厳昇の一番得意な技術はこれなのではなかろうか。
台上に関しても、ゴリゴリのチキータではなく、いわゆるバックドライブで攻撃するのも特徴的。
そしてストップも柔らかいタッチで絶妙である。

思わず「センスあるなぁ」と感心させられる卓球である。

 

超級リーグにペン表の選手がいるということだけでも興奮ものであるが、できれば中国代表になってもらいたいと期待せずにはいられない。
ただ、この選手の詳しいデータが出てこないので、年齢や実績がわからない。

と、ここである関連動画を発見した。
それは、今年の7月に中国女子チームが行ったエキシビションマッチの動画である。

このエキシビジョンマッチの中で、男子選手との試合が2試合あった。
ひとつは李暁霞VS任浩、そしてもうひとつが丁寧VS厳昇の試合である。

私はこの試合のことを卓球王国のサイトで知ったんだけれど、その記事に「右ペン表速攻型」と書いてあったから、これは観ないかんってことで動画を探したんだけれど、その時は発見できなかった。
しかしちゃんとアップされておったようで、今回遅ればせながらそれを発見した次第。
これほんとに観たかったからめっちゃ嬉しい。


しゃがみ込みサービスに翻弄されちゃってるね……。

あと、下がらされると弱いね。
劉国梁も下がった時に反転してドライブしていたけど、ドライブマンともガンガンに引き合ってたからね。
厳昇もこの技術の精度が上がればさらに強くなるのではないかと思う。

それでもやはりセンスを感じさせる卓球に変わりはなく、観ていて非常に面白い。

厳昇は見たところかなり若い選手のようだが、もしそうだとしたら、これから中国代表になる可能性もあるかもしれない(希望的観測)。

今後も要注目の選手である。

 

 

10 件のコメント

  • いい選手ですねー。
    自分はどうも最前陣で里面ドライブを振るのが苦手なので参考になるなりました。
    保存して仕事の合間に観ようっと。
    それにしてもどちらの選手のファンかは分かりませんが、試合の展開を観て泣いている女の子がいるのが印象的でした。
    卓球をやっていてもモテないとは世界的に有名な言葉ですが、中国選手ともなるとやっぱり違うものなんですね。
    リア充め。

    • つぐさん
      いい選手ですよね~。
      気に入っていただけて嬉しいです(私が育てたわけじゃないですけど)。
      泣いてる女の子はおそらく樊振東ファンでしょうね。樊振東コールも凄かったですし。大人気者ですね。
      私も厳昇選手はじっくり研究してそのセンスのかけらでも吸収したいと思います。
      なんとか世界の舞台に出てきてほしいものです(^-^)

  • 厳昇選手、ファン・シントンに食い下がっていましたね。ファン選手も厳選手のドナックルのボールに戸惑っているように見えました。
    今中国で行われている超級男子の17節で厳昇選手は「四川長虹佑康」のチームの一員として5番手で出場しチームの勝利に貢献しているようです。
    ナルコ様が上げられた映像を見ると手足が長くパワーがもっと付いたらおおばけしそうですね。中後陣にすぐ下がるのが気になりますが…。

    • ペンドラ直ちゃんさん
      そうなんですよね、線が細くてややパワー不足なところはありますよね。
      おっしょる通り手足が長いので、筋力が付けば許昕のような超人的なペン選手になる可能性を秘めているのではないかと思います。
      17節でも活躍しているんですね。優勝争いしてほしいですけど、はたして……。
      日本でも超級リーグを特別にやってくれたら生で観られるんですけどねぇ(>_<)

  • 台上のドライブ以外にもストップがとても上手いのではと感じます。厳昇選手のストップに結構苦戦していたと感じますが、そのストップが狙われてしまってた という気がします。厳昇選手のサーブはバックに長く出しているので(且つコースも厳しい)詰まって最初は返すのが難しかったと思います。しかし、後半になってミドルやフォアに出して返しやすくなり、負けてしまった気がします。自分は表では無いですが、表選手には憧れているので応援していきたいです。

    • ターゲットブルーさん
      ストップがうまいのも注目ポイントですよね。
      樊振東クラスになるとよほどの精度のストップでないと狙われてしまいますからね。
      サービスは表で出しているので、回転ではなくコースやタイミングの緩急で揺さぶっている感じですが、もう少し種類があるといいかもしれませんね。
      今後も応援していきましょう ^^)

  • この選手について軽く調べてみたのですが21スポンジかノーマルスポンジか分からないのですがスピンピップスを使用しているそうです。補助剤を使っているのかもしれませんが驚きました。
    パチパチ打っていくスタイルからは想像できない使用用具です。
    何志文もスピンピップスを使っていただけに今でも通用するラバーなのかもしれないですね。

    • パチさん
      情報ありがとうございます!
      スピンピップスを使ってるんですねぇ。
      サービスもあまり回転はかかってなさそうですし、ドライブもあまり使わないのでスピード系ラバーの方がよさげな気もしますが…。
      中国系の選手はスピンピップス好きですよね。
      スピンピップスの新作が出たらそちらに変えるかもしれませんね。
      そうなるとまた非常に楽しみです ^^;

  • こんにちは。中国にペン表の選手が出てくるのは嬉しいですね。樊振東とのゲームは表面の変化ショート、裏面のバックドライブが効果的ですね。同じバックドライブでもシェークとは弾道が違うのか得点の半分はバックドライブで得点してる感じです。 フォアハンドもワンゼイや往年の江加良と同様に肘を立てて打ってます。この辺りはポイントかもしれませんね。
    近い将来、代表メンバーで出てきて欲しい選手です。

    • オガさん
      どの国の選手であってもペン表マンが出てくると興奮してしまいますよねぇ。
      バックが裏面メインじゃないというのがグッときます。
      肘を立てる打ち方は気がつきませんでした。
      これは注目すべきポイントですね。
      もっとパワーがつけば伸びそうです。
      代表入りすることを祈りまくります (^o^)

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。