【雑文】卓球写真家・貴絽山紀信先生の被写体になって

仕事の依頼をホイホイ引き受けていたらスケジュールがギチギチなっちゃってもう卓球どころやないやんけ、みたいな状況でブログを書くのもままならないんだけれど、書かないとモヤモヤして仕事が手につかないのでやっぱり書きたい。

とは言え、今回はただ私の「思い出卓球写真」を記録として残しておこうってだけの、いつも以上に自己満足な感じになっちゃうわけなんだけれど・・。

写真を撮ってくれたのは、かの無名な卓球写真家・貴絽山紀信（きろやまきしん）先生である。

貴絽山先生というのは当ブログのレギュラーキャラクターと化している卓球ブロガー・キロさん（卓球迷宮地下一階）のことなんだけれど、写真撮影のきっかけは先日行われた餃子会。

餃子会ってのはコレのこと↓
・たぶん卓球界イチ楽しい練習会「月曜昼間餃子会」始動 ～練習会には楽しそうな名前を付けよう～

餃子会の前日にキロさんからグループチャットに「かっこいい卓球写真が撮りたい。よって餃子会にカメラを持参し、うぬらを激写し候」みたいなコメントがあったので、何をするのやらちょっと楽しみにしていたわけである。

して、当日、

いつもの某スポーツセンターに私、キロさん、つじまるさんが集合し、3人で楽しく練習に興じたわけであるが、暫くするとおもむろにキロさんがバッグからカメラを取り出した。

デジタル一眼レフカメラっつうのかね、その本格チックなカメラを私とつじまるさんに向け、激写し始めたのである。

卓球写真家・貴絽山紀信先生の誕生である。

周りには他の人たちもたくさんいたけれど、そんなことは気にせずいろんな角度から撮りまくる貴絽山先生。

カメラのカシャカシャカシャカシャという連写音を響かせながら、先生は私とつじまるさんに「豪快なフォアハンドの引き合いを」「バック対バックで」「誰々っぽい感じで」など指示を出しながらとにかく撮りまくった。

ラケットで大事な部分を隠してポーズを決める武田久美子パターン、卓球台の上でM字開脚を決めるインリン・オブ・ジョイトイパターンなんてのもやらされたんだけれど、さすがにこれは恥ずかしかった。

で、あとで聞いた話によると、この日はなんと300枚も撮ったとのこと。

後日、その中から厳選した写真をいくつか見せてもらったわけだが実によく撮れていて感心。

例えばこんな感じ

思い出卓球写真としては最高じゃないですか。

そして極めつけはコレ↓

最初は私の写真を使ったちょいとしたカード風写真が送られて来て、面白いなと思ったから「これブログに載せてよいですか」と聞いたところ「時間もらえればもう少し作り込みますけど」と言ってくれたので、ではお願いしますと頼んだ結果届いたのが上のキャラカード風写真である。

こういうのを嬉々としてやっているのだから尊敬しちゃう。

さてこうして貴絽山先生は写真家デビューを飾り、私も無事に被写体をつとめたわけだが、ひとつ言っておかなきゃいかんのは、貴絽山紀信という写真家ネームは本人が名乗ったわけではなく、私がいま勝手に命名しただけだということ。
キロウ典明（きろうてんめい）って名前と迷ったんだけど、語呂が良いので貴絽山紀信にしました。

そんなこんなの練習会だったんだけれど、２時間以上たっぷり練習して、いよいよお待ちかねの餃子タイムや、となったわけだが、着替え終わってふと見ると貴絽山先生はまだ我々を激写しており、カメラと一体化してもはや鬼神と化している。

激写しているうちにますます興奮が高まり、やがて絶頂をむかえた貴絽山先生は「生まれ変わったらカメラマンになりたい！ お元気で！」という断末魔の叫びとともに爆発、チリとなって消えてしまいました。

私とつじまるさんはしばし呆然とし、
「嗚呼、せっかく写真家としてデビューしたのに・・」
「実に残念ですね・・」

などと言いながら２人で餃子屋さんに向かい、貴絽山先生を偲びながら美味しく餃子をいただきました。

というのは少し話を盛りすぎだが、貴絽山先生の今後の活躍には大いに期待したいところである。

【追伸】
この日の出来事はキロさんとつじまるさんもブログに書いており、３人の視点で書かれた同じ日の出来事を読むというのもなかなか面白いと思いますので、お２人のブログ記事のリンクを貼っておきます。

【卓球迷宮地下一階】
・[卓球日誌] 餃子とビールと卓球の日々　卓球写真の楽しみ
【つじまる備忘録】
・卓log会練習(10)…第４回餃子会