昨日のこと。
『卓球メーカー10社合同試打会』があるってことで行ってきた。
【参加メーカー】
andro(株式会社アンドロジャパン)
BUTTERFLY(株式会社タマス)
DONIC(イルマソフト株式会社)
JOOLA(小川貿易株式会社)
JUIC(株式会社ジュウイック)
Nittaku(日本卓球株式会社)
STIGA(スティガ・スポーツ・ジャパン株式会社)
TIBHAR(株式会社三英)
VICTAS(株式会社VICTAS)
YASAKA(株式会社ヤサカ)
いろんな用具を試せて、ゲストの卓球王国ゆうさんに用具相談なんかもできるっていうイベントで、参加費は無料で誰でも参加オッケーってことなので、ほんなら行ったろってことで行ってきたわけである。
会場は三鷹市にある「ITS三鷹卓球クラブ」ってとこなんだけれど、ここは卓球界のスーパーレジェンド荻村伊智朗さんによって1988年に設立された日本最初の会員制卓球クラブとのこと。
私は試打会なるものに参加するのは初めてなもんで普通ならちょっと緊張するところなんだけれど、卓log会のメンバーが何人か来るってことを事前に知っていたので、勇気の鈴がりんりんりん状態で会場へと向かった。
三鷹駅から5分ほど歩いて到着。
10時開始で9:55くらいに到着したんだけれど、なんとびっくり大行列。ほんでそのほとんどが中高生であった。
(上の写真は帰り際に撮ったものです)。
10時になって開場したんで2階に上がって入場するってぇとアンケート用紙があって、これに試打の感想やらなんやらを記入して提出するとクジが引けるとのこと。
ここでおなじみの卓log会仲間のキロさんと合流。実にホッとする。
2階には6台の卓球台があって、各台の上にラケットが置いてあり、勝手に手にとって勝手に打ってよろし、というシムテムのようだが、スタッフさんが「下にも会場があります」と言っておるのを聞いてとりあえず下に行ってみよって下りてみた。
下と言っても1階ではなく地下1階である(王国のゆうさんもこちらにいた)。
入ってみると大勢の人がおって熱気ムンムンで、見渡すと広々としたスペースに5台の卓球台。天井も高い。2階と合わせるとスペース的には東京の卓球教室の中でもトップクラスではなかろうか。
とここで卓log会メンバーの立野さんも合流し、さっそく打ちましょうって私は立野さんといくつかの台を回りながら試打をして、キロさんはというと三鷹卓球クラブのコーチらしき人を相手にあれやこれやの試し打ち。
というのも、イベントの概要には、三鷹卓球クラブのコーチが相手をするので1人で来ても大丈夫と書かれてあって、どの人がコーチでどの人がメーカーの人なのかよくわからないが、とにかく上手い人を捕まえてキロさんは存分に打ちまくっていたわけである。
しばらくすると卓log会会長のしろーくんが来て、私はしろーくんと2階でたっぷりと打ったのち、地下に行ってまた打ちまくった。
様子はこんな感じ↓
三鷹のITS卓球クラブで行われている10メーカー合同試打会に行ってきました!
無料のうえ、抽選会で卓球用具もゲット!用具好きな卓log会メンバーは7.8人も集まるという(笑)
個人的にはドニックとティバーのラケット・ラバーがとても好印象でした!
テンションにフォアラバー戻そうかな…(・_・;) pic.twitter.com/Yl4bINFpT3— しろーとF&TT (@shirotofitness) 2018年9月17日
(私ががっつり写り込んでおるではないか)
途中でゆうさんが私に「ちょっとこれでスマッシュしてみてください」と1本のラケットを差し出し、なんですのこれって受け取ってスマッシュを打ち込んでみると、いやはやなんとも爽快な打球感で、安定性も抜群。
それはティバーの「サムソノフ カーボン」ってラケットで、打っている時は木材だと思ったんだけれどそうではなく、5枚合板+2枚カーボンであった。
私は今回の試打で木材合板ラケットをいくつか打って、その特有の打球感や扱いやすさに惹かれ、木材ラケットも1本買おうかなぁと本気で思ったんだけれど、現役の頃からカーボン入りの特殊素材ユーザーだった私には、こうした「打球感は木材」のカーボンラケットなんてかなりよいのかもしれん。
しばらくしろーとくんと打っている間に、なんとキロさんはスティガブースにて元日本代表の塩野さんと打っていたようで、羨ましす、私も打ちたいなぁと思っていたんだけれど気が付いたら塩野さんはいなくなっておってタイミングを逸してしまった。
そうこうしていると卓log会のリンちゃんがやって来て、さらに最近卓log会に加わった大学生の卓球ブロガー東山くん(私とは初対面)とも合流。
で、一通り打った私としろーとくんはアンケートを記入し、抽選会にチャレンジ。
私がのんびりアンケートを記入していると、先にクジを引いたしろーとくんが戻って来てさらっと「ラバーが当たりました」
なぬぬ、マジか!
そんならあたいも当てたるって鼻息を荒くしてアンケートを差し出し、クジを引いてみたんだけれど、「あ~、残念です~」って見事に外れた。
残念賞的な何かがもらえるんじゃないかしらと5秒ほどその場に佇んでしまった自分を恥じたい。
でも抽選は外れたけれど、ヨーラブースではサイドテープ、ドニックブースではトレーニングボールをもらえたのでお得な気分である。
ちなみにこの試打会には表ソフトやペンラケットはほとんどなく、私はシェークをペン持ちして裏ソフトの試打を存分に楽しんだんだけれど、「裏でやる表のような卓球」というのも研究している私としては大いに参考になり、裏ってよいなぁとしみじみ思った。
性能の良い裏ソフトでビシビシ打ちまくっているとゆうさんからも「裏でいいんじゃないですか?」と言われ、ますます心が揺れる。
特にロゼナは良かったなぁ。扱いやすいしミートも打ちやすいし、何より打球音フェチの私好みのパキンパキンという金属音がたまらん。たぶん裏面用に購入すると思う。
こんな感じで大いに楽しめた初めての試打会。
どこのブースか忘れたけれど、発売前の、まだ名前が付いていないラバー(ラケットだったかな?)なんてのもあったりして、実に貴重な体験となった。
ペンラケット限定の試打会や、表・粒高・アンチ限定の「異質ラバー試打会」なんかあっても面白いかもしれん、なんて思ったりなんかして。
ITSはスポーツの専門学校に通っていた頃にご縁があって少しコーチの研修のような事をさせて頂いていた場所でした。
懐かしい練習場です。
結局コーチには向いてなかったので何故か今は鍼灸マッサージとかやってますが、荻村伊智朗さんの愛弟子の方と打った事とか故藤井基男さんにアドバイスしてもらった事は一生の思い出です。
ITSは色んなイベントをやっていますね。
試打会とか知っていたらぜひ行ってみたかったです。
ほとんど自分語りになってしまいました。
失敬。
つぐさん
そう言えば藤井さんの著書を紹介したときに「藤井さんと一度だけ練習した」と仰ってましたが、コーチ研修までやられていたんですね!
まさに思い出の場所じゃないですかっ。
地下に下りる階段の壁に荻村さんの写真とか記事などがたくさん飾ってあって、思わず写メを撮りました(笑)
試打会でお会いできていたら打ちたかったですねぇ。
ITS で毎週水曜日に試合も開催しているそうなので、それにちょっと参加してみようと思ってます。
いろんなことをやってるクラブなんで目が離せませんねw
いつもブログ読んでます。初コメントです。
自分も初めて試打会に参加しました。
ペンの人が何人かいましたが、その誰かがナルコさんだったのですね。
自分は1人での参加でしたが、ブースにいた人(コーチ?)や、他の参加者の人に打ってもらえたので楽しめました。
異質ラバー試打会があれば自分は絶対に行きます 笑
マローンさん
いつもお読み頂き&初コメありがとうございます!
1人で参加してもちゃんと楽しめるシステムはありがたいですよね。
ましてや知らない他の参加者と打てるのは素晴らしい。
全体的に和気あいあいとした雰囲気が印象的でした。
そう言えば卓log会のメンバーも他の参加者と打ってました 笑
異質ラバー試打会が開かれたら、ぜひ会場でお会いしましょう 笑
臨場感あふれる記事で、あの暑かった夏の日を思い出しましたって2日前の事ですけどね。
私は気が小さいのでほぼ一番乗りしたのに並ぶのが恥ずかしくて、誰か知っている人が来ないかなと、ちょっと離れたところで無関係の人のふりをしていました。
なので知っている人の顔を見てほっとしたのはお互い様でしたね。
WRMへ行くという断固とした決意がなければ終了時間まで居座ってしまいそうな楽しい空間でした。またあったら参加したいですね。
キロさん
あの楽しかった出来事を2日前のことのように思い出しますw
まさか一番乗りしたのに様子を伺っていたとは!?
私もチキンハートのバンビちゃんなんで、非常に共感します 笑
知り合いがいる安心感たるや、卓log会ばんざいです。
私も時間があれば、皆でお昼を食べに行って、また戻って打ちたかったです。
こういう試打会ならしょっちゅう開催してもらいたいですね。
また何かのイベントで会いましょう。
もちろんイベントからのビール、という定番コースで 笑