昨日のこと。
昨年の9月に参加した卓球メーカー合同試打会の第2弾に行ってまいりまして。
【前回の記事】
・卓球メーカー10社合同試打会に参加
【今回の参加メーカー】
andro(株式会社アンドロジャパン)
BUTTERFLY(株式会社タマス)
DONIC(イルマソフト株式会社)
JOOLA(小川貿易株式会社)
JUIC(株式会社ジュウイック)
Nittaku(日本卓球株式会社)
MIZUNO(美津濃株式会社)
STIGA(スティガ・スポーツ・ジャパン株式会社)
TIBHAR(株式会社三英)
VICTAS(株式会社VICTAS)
YASAKA(株式会社ヤサカ)
今回は新たにミズノさんが加わって、なんとも豪華なラインナップ。
今回も参加費は無料で誰でも参加できるんだけれど、今回は2部制となるので事前にメールでの予約が必要とのことで、私は午後から仕事が入っていたので1部(10:00~12:00)に予約した。
※2部は13:00~15:00
会場は今回も三鷹市にある「ITS三鷹卓球クラブ」(あの荻村伊智朗さんによって設立された日本最初の会員制卓球クラブ)。
さて、このイベントはメーカーの人やITS三鷹のスタッフさんが相手をしてくれるので1人で行っても大丈夫なんだけれど、世界に冠たるシャイなあんちくしょうである私は1人だと不安でしょうがない。
けれども今回は卓log会会長のしろやくん(旧名:しろーと)と申し合わせていたのでとりあえず打つ相手には困らないってことでとっても安心。
当日。
三鷹駅から歩いて5分ほどで到着。
9:50に到着すると階段から外までズラリと列ができておって、前回と同じく若い人(中高生)が多いなあという感じ。
10時になって入場してみると、受付をしてちょうだいってことで、名前を告げてみると受付の人が「あれ?」みたいな感じになって、私も受付名簿を見ながら一緒に名前をさがしたが見当たらない。
そこに織部さんが「どうしました?」と来て、事情を説明すると2部ほうの名簿も確認してくれて、3人であわあわ探していると「あっ、ありました」と受付の人が発見。結局ただ見落としていただけだったという珍騒動があって、「いやぁ焦りました、あははのは」なんつって和やかな感じ。
ちなみにITS三鷹のコーチである織部さんとは面識はないが、以前の試打会記事をリツイートしていただいたり、最近ツイッター上でちょろっと絡んだり、織部さんのブログが非常に面白いので最近読むようになったり、なんてことがあって、今回は機会があれば話ができたらいいなと思っていたんだけれど、思わぬファーストコンタクトとなった。
で、「11:15分から抽選があるのでそれまでにアンケートを記入してください」とアンケート用紙をもらって卓球場内に入り、ささっと隅っこに行って荷物を置いて着替える。
そんでとりあえず、目の前の「VICTAS」の台へ。
「スワット中ペンにV>15エキストラ」という組み合わせを発見し、それを手に取ってVICTASスタッフの方に相手をしてもらってバシバシミート打ちで打ち込んでみて驚いた、というのは「思ったより飛ぶなあ」「めちゃくちゃミート打ちがやりやすいなあ」という2点。
いきなり一目ぼれしてしまいそうな組み合わせに出会って幸先良し。
ここではスタッフさんからTSPのボールを頂いて、見ると3スターだったので地味にテンション上がっちゃって。
次にお隣のニッタクさんの台へ移動。
こちらでは卓球マシンが設置されていて、この方がお相手をしてくれるっつうことで、さっそく「バイオリンカーボンにファスタークC-1」という組み合わせを手に取って、マシンさんにお相手をしてもらう。
ドライブとミートの両方を試していたらあっちゅう間に終わってしもた。
こちらでもニッタクさんからボールを頂いた。
そんでそのお隣、うわさのミズノさんの台へ。
何と言っても目玉は「Q5」なんだけれど、個人的に先日の苦き思い出(Qシリーズ試打会に行ってはみたものの in国際卓球渋谷店)があるので、リベンジや!って気持ちで臨む。
ラケットを物色しているとミズノのスタッフさんが「ラバーは何を使ってるんですか」なんて声をかけてくれて、
「ロゼナです。ミート打ちがやりやすい裏ソフトを探してまして」
「Qシリーズはミート打ちやりやすいですよ。特にQ3は」
「さいですかっ」
てことで「フォルティウスFTにQ3とQ5」という組み合わせを手に取り、そのスタッフさんと打ってもらう。
なる。確かに。
Q3のほうがミート打ちはやりやすい。
ええラバーやなぁ、ってしみじみ余韻を引きずりながら台を離れる。
と、ここで「〇〇さん」と本名で呼ばれて驚いて振り向くと織部さんがいて、
「どんな感じですか」
「すごく楽しいですねぇ」
「今日はお目当てがあって?」
「いや、前回も来て楽しかったんでまた来たって感じです」
なんて、ちょこっとお喋り。
嗚呼、しもた、せっかく話しかけてくれたのに名乗れんかった・・。
ってションボリしながら、ここで急いでアンケートを記入。
11:15分になって抽選の列に並ぶと、目の前にしろやくんがいて、ようやっと合流。下の階でずっと打っていたとのこと。
皆さんがラバーやらラケットケースやらをどんどん当てていく中で私の番となってガラガラを回すと「24番」が出て、織部さんが「おめでとうございます。スティガスポンジです!」と言って、ゲッツ。
さて、ここから私は下(地下1階)に、しろやくんは2階にて後半戦。
私が今回どうしても叶えたかったのは元日本代表のカットマン・塩野さんと打つことで、下の卓球場に行って奥のスティガブースに一直線に向かってみると、塩野さんが小学生くらいの子と実に楽しそうにオールをしておって、私はとりあえず1本だけあった中ペンを手に取り機会をうかがう。
しばらくして打ち終わり、目の前に来た塩野さんに声をかけて打ってもらうことに。
軽くフォア打ちをしたあと「カットいきますね」つって念願の塩野さんとのカット打ち。
カット打ちは苦手なんだけれど用具が良いのかドライブがガンガンに入って、塩野さんも「おお~」とか「ナイスボール」とか言ってくれて、とってもいい気持ち。
途中「グリップの太い中ペンもありますよ」ってわざわざ箱から出して勧めてくれたりして、3分くらいだったけれど実に貴重な体験をさせてもらって満足の極み。
続いてバタフライの台へ行ってみるとすぐにスタッフさんから「これ新しく出た張本くんのラケットです。よかったら打ってみてください」って勧められて、見ると「張本智和インナーフォースALCにディグニクス05」という旬な組み合わせ。
そのスタッフさんに相手をしてもらって打ちまくりましたけれども、ただただ「すげえ」のひと言。
ドライブマンでない私でもガンガンに強烈なドライブが打ててしまうという不思議。
ショートなんてこれまで経験したことがないほどの安定感で、これだけのスピードが出てこれだけの安定感があるってありえなくねえかい?と驚いちまった。
恐ろしい組み合わせである(ただミート打ちはQ3に軍配があがるかな)。
とまあ、最新用具にぶったまげたところで時間切れ。
いやあ、実に楽しかったですわ。
さてほんなら帰ろうかというときスタッフさんが来て「ボール余っちゃったんでどうぞ」って言われて、3スターをさらに2つ(合計3つ)もらうというラッキーがあった。
2部制にわけたことで前回のように人でごった返す感じにならなかったので試打をする環境としても非常に良くて、スタッフさんやマシンが相手をしてくれるのでぼっちくんでも安心だし、近くにジブリ美術館もあるし、と三拍子そろった楽しい試打会、早くも次回開催が待ち遠しくって。
【関連記事】
・卓球メーカー10社合同試打会に参加
ブログいつも拝見して爆笑しています。試打会終了前位に無礼にもナルコさんの顔を覗き込んだおばちゃんは私です。VICTASの台前でスマホをいじってらっしゃって、無礼者に驚いて後ずさりされてました。笑。大変失礼しました!
合同試打会素楽しかったです。用具は実際に使ってみないとわからないのでこんな試打会は月1で開催して頂きたい位です。2時間では足りません。私もフットワーク変態(失礼)塩野さんと打たせて頂き感動致しました。あんなにボールを拾いまくれるなんてすごいですよね。
ぴんぱんちうさん
おおっ、覚えております!
そうでしたかそうでしたか。
たしかにヴィクタス前でスマホいじっておりました。
まさかの後ずさり失礼しました 笑
声をかけてくださればお話できましたのに 笑
塩野さんと打たれたそうで、その感激わかります。
とても笑顔が素敵な方なので引き込まれちゃいました。
試打会ほんと楽しかったですよね。
1日フリーパスみたいなのを有料でもいいので販売して、月1でやってもらいたいです 笑
次回もしお会いできたらぜひお声がけください!
ありがとうございます。レディース界も卓球バカが多く、ナルコファンのレディース層も厚くしていきたいと思っております。(ご迷惑にならぬ程度に。笑)こんなに面白い卓球ブログ、今後も更新を楽しみにしています。
ぴんぱんちうさん
ありがとうございますっ。
女性読者さんが1人でもいることを知れてほんとに良かったです(謝謝)
レディース層の方に少しでも知っていただければこれほどありがたいことはありません。
面白いと言っていただけるのは何よりの励みです。
今後もこのおふざけブログをご贔屓にお願い致します 笑
おお、ITSは専門学校の頃に…ってのはもう散々書きましたねw
織部先生も懐かしいお名前です。お元気そうで何よりです。
それにしても至れり尽くせりの試打会なんですねー。
いろいろ試せて有名な人も来るなんていいですなー。
塩野さんは同県出身で高校の頃に一年だけ重なってましたから非常に親近感がわきます。
過去にお父上と同じクラブだった事もありますし、いつかどこかでお声掛けしたい方です。
ナルコさんの文章は読ませますね。
長くてもスッキリ入ってきました。
いろいろ道具を試してみたくなりました。
最近JTTAの入っていないような中国ラケットとかを使ってますが、国内品をちゃんと試さなきゃだめだよなぁ。
行きつけの卓球教室が移転しまして。
値上げしたのでその分コーチが還元しようとしてるのか練習がえらくハードになってきました。
おっちゃんには辛くなってきましたが、市内一の裏面ドライブを習得するまでは食らいついていきます。
つぐさん
そうでした、つぐさんには青春の地でしたね~。
織部さんのお名前はお懐かしいことでしょう。
ちなみにつぐさんの仰る織部さんはITS代表の織部さん(元日本代表)だと思いますが、ブログに登場する織部さんはその息子さんであります。
非常に爽やかなイケメンです 笑
まさに卓球界の酒池肉林とも言える試打会でした。
塩野さんと打てるなんて夢のようでした。優しい雰囲気全開な方なので話しかけやすかったです 笑
わわ、認定マークの入っていない中国ラケットとは何とも面白そうな試みをやってるんですね。
逆に私はそういう冒険をぜんぜんやらないので、もっとそっち方面にも果敢にチャレンジしないかんなあと思います。
教室の値上げ分が練習のハードさに還元されるなんて、ほんとにその理由ならかなり面白いですね(笑)
「市内一の裏面ドライブ使い」とは、なんて素敵な目標でしょう。
私も町内一の鉄壁ショートマンを目指して頑張ります。
お互い目標を達成したら「裏面vsショート」で勝負したいですねw
おお、息子さんともお会いしたことがあります。
練習したことが、あったかな。
当時から良い感じのイケメンでしたね。
それも15年前ですし皆いい歳になりました。
色んなイベントをチェックして色んな人に会ってみたいですね。
ラケットはZLCなのに6500円で軽くて弾むまさしくめっけもんなラケットでした。
超硬いですが。
あまりに良くてスペアにもう一本確保してしまいました。
たまにこう言う大当たりがあるので変なラケット探しはやめられません。
地獄の高速ランダムオールコートロングの多球練習を乗り越えていつか手にしてみせます裏面ドライブ。
目指せ優勝。
つぐさん
織部親子と絡んでいたんですねぇ。
元日本代表に教えてもらえる環境があるなんて、やはり都会はすごい 笑
6500円でそんな高スペックなラケットを掘り当てるなんて、めっちゃいいじゃないですかっ。
いま私も軽くて弾むラケットを探し中なので、羨ましいです。
私も変なラケットハンティングの旅に片足を突っ込もうかしら・・。
しかし残念なラケットを掴んでしまったらと考えたら怖い・・笑
経験を積んで目利きを鍛えないといけませんね。
裏面ドライブ道、頑張ってくださいっ。