昨日のこと。
行ってきましたよ、20年ぶりの試合。
2週間ほど練習をせずに本番を迎えることになるので、前日の夜にちょこっとだけ素振り。
翌日。いつもは12時まで寝ている私が7時起きという激烈な早起きをしたんだけれど、睡眠は十分に取れたので体調はバッチリ。
中野体育館に到着し、YOYOTAKKYUの皆さんと客席の片隅に陣取って待機。
私は新人の部と一般の部のシングルスにエントリーしたんだけれど、開会式のあと3時間ほど経過してようやく新人の部の私の入っているグループがアナウンスされた。
で、新人の部の結果はコチラ。
・予選リーグを1ゲームも落とさずに突破
・トーナメント1回戦で準優勝した人に3-1で敗れる
記念すべき復帰第一戦目は緊張して恐ろしいほど身体が硬くなって普段の動きがまったくできなかった(激烈に焦ったが勝ててよかった)。
予選リーグを突破した時には、ひょっとしたら優勝できるかもなんて色気づいてしまったが、トーナメント1回戦の相手がめちゃんこ強くて撃沈。
トホホ。
続いて一般の部も3人でリーグ戦を行ったのであるが、結果はコチラ。
・1勝1敗で予選敗退。
1勝した時には、ひょっとしたら予選リーグを突破できるかもなんて色気づいてしまったが、次の相手がめちゃんこ強くて撃沈。
トホホ。
この予選にて私が勝ったのは小学生(3年生くらい)である。
彼は失点するごとに感情剥き出し(キレたり泣きそうになったり)で、大人がそれをやるとマナー的にはアウトなんだろうけど、小学生だとまったく腹が立たないどころか、それぐらいの気持ちがないといかんよね、と好感さえ持てた。
とりあえず彼が「ペン表のオッサンに負けてみた」なんていう動画をYouTubeにアップしないことを祈りたい。
「これだけは絶対にやる」と予め決めておく
私は試合に臨むにあたり、これだけはやろうと決めていたことがある。
1.投げ上げサービスを出す
2.ロングサービスを積極的に出す
3.ショートにサイドスピンショートをまぜる
4.サイドスピンツッツキを使う
これらの技術は、現役時代に練習で使っていてもいざ本番になるとほとんど使えなかったものばかりである。
結局、試合で使わない限りは自分のものにはならんので、予め「今回はこれをやる」と決めて、試合中はそれを意識的に使うということが大事であると思うので、今回は上記の4つを特に意識したわけ。
で、1と2はそこそこできたが、3と4はやる機会自体がほとんどなかったので消化不良という感じ。
練習で磨いた新技術や戦術などをすべて試すことはできないが、「少なくともこれだけはやるぞ」とガッチリ決めてから試合に臨むという姿勢は有益であると今回実践してみてわかったので、これからもそのスタンスでやっていこうと思う。
「レシーブ力」の重要性
今回、私が最もダメだった点はレシーブである。
下回転系のサービスを恐る恐るツッツいてネットにかけたり、横回転系のサービスを中途半端にショートして狙い打たれたり。
とにかく返球することだけに意識がいってしまい、攻撃的なレシーブ・4球目に繋がるレシーブがほとんどできなかった。
今回、私の技術の中で最も効いたのがサービスであった。
私が敗けた選手にもサービスだけはかなり効いていたわけだが、それまつまり、うまくレシーブされていたらまるっきり試合にならないくらいにやられていたとも言えるわけで、卓球はレシーブがいかに重要であるかということが改めてわかったのである。
今後の課題は「レシーブ力を磨く」だね。
教室では3球目攻撃の練習ばかりやっているが、「レシーブからの4球目攻撃」を重点的に鍛えないといかんと思う。
強い選手は型が崩れない
我らが陽陽コーチは一般の部で準優勝であった。
応援をしながらすべての試合をじっくりと観倒したのであるが、理想的なペン表の卓球がそこにはあり、非常に勉強になった。
陽陽コーチの試合を一緒に観ていた卓球教室仲間の人が「陽陽さんは打った時にカタチが崩れないんですよね」と言った。
そう、これなのである。
私も常々同じことを思っていて、つまりどんな球を打つ時でもフォームを崩さずに打てるということが、安定した強さのポイントであるということ。
スマッシュやドライブに限らず、ツッツキやフリックなど、すべての技術において崩れない。
イメージとしては、フォームというよりは「型(カタ)」である。
空手ではないが、卓球選手も上級者というのは自分なりの「型」を持っており、厳しい練習によってそれが身体にしみついているから何があっても崩れないのではないだろうか。
ちょっと説明するのが難しいが、体勢が崩れることはあっても確固たる自分の打ち方は崩さない、みたいな。
サービスやレシーブから3球目・4球目攻撃まで流れるように型通りの打ち方ができる、みたいな。
私のレベルだと、ちょっとでも焦ると手打ちになったり腰が引けたへっぴり腰状態で打ってしまうが、上級者にはそれがないということ。
へんちくりんな打ち方で得点するより、理想通りの打ち方(型)でミスをする方が将来的には良いのである。
私も自分なりの「型」を作りたい。
今後の練習では、入らなくてもいいから「イメージしたカタチを崩さずに打つ」ということを意識してやっていきたいと思う。
最後に
目標は1勝することだったのでクリアしたわけであるが、終わってみると悔しさでいっぱいである。
もっと理想とするプレーができたのではないかと……。
やはり月3回の練習で勝ち上がっていけるほど甘くはなかったわけだが、課題を明確にして質の高い練習を重ねていけば、もう少し勝てるようになると思う。
思えばここから始まった第2の卓球人生↓
・用具が揃いました。そして大きな問題がひとつ…
・今になって気づいた、卓球教室という選択肢
・嬉し恥ずかし卓球教室
再開したての頃は大会に出ることなど考えていなかったが、久しぶりの試合は実に楽しく、新たな目標もできた。
卓球の素晴らしさを改めて感じたワタシ。
今日からまた一歩ずつ、ヨチヨチと歩んでいこうと思とります。
お疲れさまでした。
やることを決めておくってとてもいいですね。参考にさせていただきます笑
僕はなんとか馬龍選手の型を真似しようと頑張っています笑
シェーク裏裏野郎さん
ガッチリ決めておかないと何も試さずに終わっちゃうもんで(笑)
型を真似るならやはりスター選手がいいですよね。
死ぬほど動画を観て頭に焼き付けることが第一歩だと思います。
馬龍の型、極められれば最強ですね!
自分はサムソノフ選手の型を真似してます。
自分は力には自信があるのですが体力がないのであの安定したコースを突くブロックや、素早いカウンター等のクレバーなプレーが試合中に咄嗟に出来るように頑張ってます。
やはり上級者の凄い所は本番でも自分の型を100%出せるメンタル的な要素もあると思います。
卓球主義さん
サムソノフいいですねぇ。
あの安定感と冷静な試合運びは素晴らしいの一言です。
思考の型を真似したい選手とも言えますね。
確かにメンタルの要素は大きいでしょうね。
メンタルがあっての技術の型・思考の型、ということですね!
お疲れ様でした。
焦ったら崩れる…身に染みます(笑)
今の人達、サーブが凄いです。
ネットに突き刺さるか、返しても浮いてしまう…散々でした。
卓球再開の道を開いてくださった息子の同級生パパに教えてもらう約束をしました。
絶対、リベンジするぞっ!
でこさん
強い人はみんなサービスがえげつないですよね(笑)
ぜひレシーブ力を強化してみてください。
きっと結果が違ってくるはずですww
お互いリベンジ果たしましょう!
普段はラージの方が良く練習しに行くんですが、返せない程のスピンじゃないので、40ミリでサーブがえげつないと落ち込みますね。
ここまで下手なんやぁ〜って(笑)
でこさん
レシーブがうまくいかない時は「何をやってるんだ」と自分を責めたくなりますよね(笑)
ラージだと返しやすいということは、それでレシーブの自信をつけるというのもアリかもしれませんね(笑)
卓球において最も重要なことはサーブレシーブですからねー
あと、型が崩れないのは練習だけでなく体幹が強いんじゃないでしょうか?
韓国の朱世赫選手は体幹が強いのでどんなに体制が崩れてもしっかり
打球できていますよねー
やはり筋力トレーニングは必須です
しんこうしんこうさん
サービス&レシーブで試合は決すると言っても過言ではありませんよねぇ。
型の崩れは体幹の強さと関係あり、というのはなるほどと思いました。
私は筋トレなどを一切やっていないので体幹はからっきしだと思います。
初中級者でも簡単にできる体幹トレーニングがないかちょっと調べてみたいと思います!
おおぉ!
お疲れ様でした。
予選突破おめでとうございます。
自分なんか予選突破リーグ突破するまで2年くらいかかったのにw
反省点も見つかったようで、これからまた楽しくなりますね!
つぐさん
ありがとうございます!
勝ち負け以上に得るものが大きかった1日となりました。
たとえ勝っても「練習してきたことを思い切って試せた」と思えなければ意味がないということを痛感しましたw
今回の予選突破は新人の部なんで、次は一般の部で予選突破できるように頑張りたいと思います!
お疲れ様でした。
新人の部とは言え予選突破されるのは流石だと思います。
試合ではサーブ、レシーブのウェイトが大きいですね。
上手い人にはラリーになる前にやられてしまうため、何にもやらせてもらえない感じになります。
ただ、大切なのは強力なサーブや確実なレシーブではなくその後の強打にどう結びつけるかと言うことだと思います。
上手い人にはやっとのことで返せても待ってましたとパチンと打たれ心を砕かれます。
ベーゴマさん
ありがとうございます!
次こそは一般の部で予選を抜けたいと思います。
仰る通り、ラリーまで持ち込めずにやられるんですよねぇ・・・。
「うまくレシーブし、かつその後の強打に結びつける」まさにこれが私の今後の課題です。
上級者相手だと、わりと攻撃的なレシーブができたと思ってもガツンと打たれるので、生半可なレシーブではダメだということですよね。
レシーブからの流れるような攻撃、この練習を徹底してやりこみたいと思います!