【Tリーグ観戦記】2018-2019シーズン プレーオフ・ファイナル

 

Tリーグ2018-2019シーズンの最終決戦(プレーオフ ファイナル)、がっつり観戦してまいりました。

といっても当日は仕事があったもんで、男子の試合には間に合わないので女子の試合から観に行くことに。
なのでチケットは1日通し券ではなく第2試合(女子)を購入(2500円)。

開場の16:30には間に合わなくてもセレモニーが始まる17:30には間に合あいたいなあって願っていたんだけれど、仕事が終わったのが17:00。
そっから駅までダッシュして渋谷から電車を乗り継ぎ「両国駅」に到着。

両国国技館に駆け込んで、さっそく二階席に行ってみるとセレモニーが始まっており、現役女子大生アイドルのカレッジ・コスモス(College Cosmos)が応援パフォーマンスをやっていた。

次にケミストリーの堂珍さんがクイーンの名曲「We Are The Champions」を熱唱。

で、オーケストラの演奏があって、

 

そんで両チームの選手が1人ずつ入場し、サインボールを客席にプレゼント。

で、いよいよ試合開始となるわけだが、木下アビエル神奈川(1位) vs 日本生命レッドエルフ(2位)、この両チームの実力は拮抗しておるので実に予想が難しい。
私の予想は「やや木下有利」である(予想になってないけど)。

Tリーグはレギュラーシーズンを1位で抜けたとしても、特別なもの(アドバンテージ)があるわけではなく、まさにがっぷり四つのガチンコ1本勝負ってなわけで、その緊張感たるや半端ない。
そんなもんだから、両チームの観客の応援熱量も試合前から半端ない。

さて第1マッチは、Tリーグで最も重要とも言われるダブルス。
石川佳純/木原美悠 vs 常晨晨/蒋慧
の対決は、いきなりゲームオールジュースというドラマチックな展開。
石川・木原ペアは逆転負けを喫し、木下としてはかなり痛いスタートとなった。

第2マッチは平野美宇 vs 杜凱琹

こちらも大接戦となって、ゲームオール11-9で杜凱琹選手の勝ち。

ここでインターバルタイムとなって、特に何かあるわけではなく、5分ほどですぐに次の試合が始まった。

ふと、そういえば場内FM放送(BSテレ東放送音声)が実施されてるんやったと思い出し、全日本の場内放送みたいにスマホで聞いたろと思ったら今のスマホにラジオアプリが入っていないことに気づいて慌ててダウンロードしたんだけれど使い方がよくわからず、別のラジオアプリをダウンロードしたけどこちらもややこしくて場内放送を見つけられず、さんざんいじり倒して結局断念した(なにやってんだか)。

第3マッチは、早田ひな vs 袁雪嬌
こちら、なんとまたまたゲームオールでしかもジュース。そして19-17で早田ひなちゃん勝利という、恐ろしいほど劇的な展開となって、場内の盛り上がりは最高潮。

第4マッチは石川佳純 vs 前田美優

結果的には3-1で石川選手が勝ったんだけれど、3ゲーム連続でジュースになるという、見ごたえ十分の激しい試合であった。

そして試合はビクトリーマッチ(1ゲーム勝負)に突入。
いやほんと、これ以上ないほどの奇跡的な展開ですわ。

そして発表されたビクトリーマッチの出場選手は、早田ひなちゃんと袁雪嬌選手。
なんとここで第3マッチでゲームオール19-17という激戦を繰り広げた2人の再戦になるとは。

で、これまた取って取られての激しい展開となって、最後は一気に突き放して11-7で早田選手の勝利。

いやぁ・・・もう凄すぎて、終わってからも暫くぼうっとしましたわ。
ええもん見たなあ・・。

最後はチャンピオンチームインタビュー(監督&早田ひな)、そして表彰セレモニー(ベストペア賞とかMVPとか)などがあって終了。

こんな感じのファイナルだったんだけれど、最後に感想をまとめると、

まず客席は空席が多かったのが寂しかったけれど、そのおかげで途中で席を移動してアングルを変えるなんてことが余裕でできたので、その点はまあ良かったかな。

あと、私はファイナルにはビクトリーマッチというシステムはいらないかなと思っていたんだけれど、いざ実際に見てみると、最高に緊張感が高まった状態での1ゲームマッチというのは非常にヒリヒリしてめちゃくちゃ興奮した。

そして開幕戦のときにも感じたんだけれど、試合中のためいきもほとんどなかったのも良かった(アリーナサイドには一部うるさい人もいたようだけれど2階にいたから気にならんかった)。

そんなわけで、来シーズンも開幕戦から観に行こう、絶対に行こう、なんてしみじみ思いながらロビーで若き卓log会会長のしろや(旧名:しろーと)くんと合流し、両国の街へ繰り出してささやかな2人宴会を開いて、楽しく語らえて、満足。

そうそう、自宅に帰り着いて、そういえば入口で何やら謎の袋をもらったことを思い出して中身を取り出してみると、

ホワイトボードらしい。
何を書けばよいのかしら・・。

そしてもうひとつ、ペチャンコになってるやつを組み立ててみると、

ナニこれ?
ってしばらくはさっぱりわからなかったんだけれど、なんと双眼鏡であった。

試合中にコレに気づいていれば選手の表情なんかを覗き見て楽しめてたかもしれん・・・。実にしもた。
とりあえずホワイトボードに、自分に向けて「マヌケ」と書いてやりましたわ。

【開幕戦の記事】
Tリーグ開幕戦を観戦 ~駅ホームでの卓球から勝利者インタビューまで~

6 件のコメント

  • Tリーグ初シーズン終わりましたね。課題もありますが、卓球のプロリーグがスタートしたことそのものにあらためて感謝と敬意の気持ちを送りたいです。

    • てぐすさん
      あっという間でしたが、ほんとに楽しませてもらいました。
      ファーストシーズンとしては十分ではないかと思います。
      ヨーロッパの選手が来たらさらに面白くなりそうです。
      来シーズンに期待が膨らみまくりです
      ^o^

  • 興業的すぎるのかなとも思っていましたけど、終わってみれば真剣勝負でしたね。
    まだファーストシーズンですし、この先長い間開催していって歴史と伝統のあるリーグになってほしいですね。

    • つぐさん
      私も娯楽性が強めになるかと思ってましたが、思っていた以上にガチ感がありましたねぇ。
      チーム数が増えればさらにバチバチ感が増すのではと期待しております。
      個人的には我が故郷にチームができてくれたらますますのめり込めるので期待しまくりです 笑

  • チーム数が増えるとさらにファンが増えそうですよね。
    いろんな会場に観に行ける楽しさもありますし。
    今後の展開にさらに期待がもてますね。

    • ラケットマンさん
      ですよねぇ~。
      チーム数が増えたらそれぞれチームレベルを保つのが難しくなるかもしれませんが、やはり各地方にチームがあるのは夢がありますね。
      もっと地方の小中高生が気軽に観に行ける環境になれはいいなと、地方の卓球少年だった私は願っております 笑

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