ご存知の人も多いと思うが、ニッタクから出ている「剛力」というラケットがある。
お値段なんと¥33,000+税というなかなかの高級品であるが、卓球王国11月号の情報によると、今年のインターハイと全中のランカーの中に、剛力を使用している選手が複数人いるそうである(前陣攻守型からカットマンまで)。
剛力は、片面(バック面)に粒高や表ソフトといった変化系のラバーを貼ることを前提に作られた「変化卓球専用」のラケット。
「ラケットは重いほうが良い」というスタイルに仕上げたという剛力の重量は100グラム±で、この重さで相手の強力なドライブにも負けない安定したブロックを生み出し、バック面の異質ラバーの変化でチャンスを作り、フォアのスマッシュで決める!
そんな個性派スタイルを可能にする剛力であるが、このラケットは監修している人がいる。
それは、王子サーブでおなじみの作馬六郎さんだ。
作馬さんと言えば、王子サーブの名手・福岡春菜や、元日本代表の岡崎恵子など、小柄な選手や異質型の選手を強くする名指導者である。
作馬さんの考えはこうだ。
「小さい体の選手がドライブで勝負しても威力は出ない。スマッシュならば小さくてもスピードも出るし、ナックルスマッシュになれば一発で決まる」(卓球王国11月号より)
硬質な材質で作られている剛力は、粘着系の裏ソフトラバーと合わせるとナックルスマッシュになりやすいという。
確かにナックルスマッシュって返しにくいんだよね。
ナックルスマッシュって意識的に打とうと思っても技術的にはかなり高度だから、ラケット自体がそうなりやすく作られてるってのは非常にありがたいことだね。
作馬さんも剛力は使いこなすのが難しいラケットだって言ってるけど、我慢強く練習を重ねて自分のものにした時、そこに超個性派スタイルのあなたがいるはずですよ!
中高生には手が出しにくい値段ではあるが、剛力を駆使して面白い変幻自在のプレーを見せてくれる選手が現れることを願いたい。
で、そんな剛力シリーズの新作が今秋に発売(11月21日受注開始)されるんだって。
私はさっそく“ラケット 剛力 新作”で検索してみたところ、
剛力彩芽がラケット手に笑顔、新作ジャケ公開 – 音楽ナタリー
(ちなみにテニスラケットです)
つうのが出てきてやり直し、今度はちゃんと発見しました。
その名も「剛力スーパードライブFL」
これはドライブ攻撃用ということで、パワーで勝負する選手に向いているラケットのようだ。
こんな選手が使えばいいのかな↓
こちらの新作剛力にも作馬さんのこだわりがクンクンに詰まっているらしい。
どんなラケットなのか非常に楽しみである。
パワーが有り余ってボールを飛ばし過ぎてオーバーミスばかりしてしまう選手のために「非力」というラケットも考案してほしいものですな。
ま、そんな選手いないだろうけど。
剛力はちょっと値段がやばすぎますよねー
値段が高いから使い続ける可能性が高いという話も
作間さんがなされてた気がします。
私はラケットをころころ変えているので
絶対に手が出せない一本。
MAKO10さん
ラケットをあれこれ試す人にとっては手が出しにくいですよねー。
「高いからこそ大事に長く使い続ける」作馬さんの言葉に納得。
個人的にはペンの剛力が出てほしい!
剛力は異質卓球の為のラケットの様ですね
但しお値段が非常にお高い
しかも異質で勝ち上がるのは非常に少ないですから大分躊躇ってしまいます
むしろお値段的にもお優しくしかも実用的なマリンソフトカーボンは如何でしょうか?
実際表や粒高使いのプロが使っている1品ですよ
椿さん
値段の高さが半端ないですよねぇ。
とりあえず試してみたい、くらいの私には購入はちょっと躊躇してしまいますね。
マリンソフトカーボンのほうが現実的な気がします。
プロの表選手・粒高選手が使っているというのは希望を見出だせますね。
いやぁ、ラケットはほんと迷いますね。