皆さんご存知だと思うが、許昕と劉詩雯がリオ五輪のシングルスに出場しないということがわかった。
最近の許昕は「ますます強くなっている」という印象だった。
世界ランキングも3位。
オリンピックでの金メダルも夢ではないと思っていただけに、その雄姿がシングルスで観られないのは非常に残念だ。
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(卓球王国WEBより)
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確かに団体戦での許昕は安定している。
動きまくるスタイルだけに、シングルスでの成績が安定しなかったのは「体力の消耗」という要因もあったのかもしれない。
体力を温存したフルパワーの許昕に大いに期待したい。
そして劉詩雯である。
私は先日、劉詩雯は「神の領域に近づいている」的な記事を書いたばかりで、リオ五輪のシングルスは劉詩雯が優勝候補の筆頭だと思っていた。
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世界ランキング1位なのに出られないというのは・・・その心中、察するに余りある。
圧倒的な強さであっても、ちょっとした取りこぼしが命取りになるということですね。
劉詩雯は「シングルスには出場できないけれど、五輪のコートに立てるのは、(Pカードとして帯同した)4年前のロンドン五輪での願いがかなった。自分にとっては素晴らしい舞台」と語っているという。
こちらも許昕同様、団体戦でその神がかったプレーを見せつけてもらいたいものである。
今回のオリンピックでは、許昕、劉詩雯というスーパースターが出られないという結果となったが、私はこの人選に文句があるわけではまったくない。
選んだ理由についても納得がいっている。
ただ、個人的にファンである許昕と劉詩雯が出られないというのが悲しいだけである。
かといって、張継科や李暁霞がシングルスに出られなかったとしても、それはそれで大いに残念である。
ディフェンディングチャンピオンが出場した方が盛り上がるし。
思うのは、もうちょっと出場枠って何とかならないものだろうか、ということ。
世界ランキング10位以内の選手は無条件でシングルスに出場させてあげてよ、と思ってしまう。
世界ランキング2位の樊振東が団体戦にすら出られないというのはあまりにもせつないじゃないですか。
(樊振東は今大会、故障時などの交替要員である「Pカード」選手として参加)。
そんなわけで、少しでもこのせつなさを紛らわそうと、今日は許昕の動画を観ておりました。
許昕のサービスだけを集めた動画です。
フットワークに目を奪われがちな許昕のプレーですが、オリンピックではこの超絶サービスにも注目して観戦しようと思います。
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