本日は「裏側の指」の話である。
私が現役の頃は、「日本式は伸ばす」「中国式は丸める」というのが一般的だったので、中ペンの私は当然のように後ろの指を丸め、そのグリップで今に至っている。
けれども最近、コーチ(陽陽さん)から、「後ろの指は伸ばした方がいいですよ」と何度か言われ、最近そのことについてずっと考えていた。
言われてみれば、私の裏の指はほかの中ペンの人と比べても丸め度が高いので、面がけっこうグラグラで安定感に欠けている。
フォアハンドの威力も人一倍ないし。
うーん、悩む。
だけれども、裏面打法を使う人は中ペンでも伸ばした方がいいかもしれないが、私はほぼ裏面は使わないので伸ばさなくてもいいのではないかという思いと、長年やってきた握り方でその感覚がしみついているのでどうしても指を伸ばすと違和感がある、ということもあって、今さら伸ばさなくてもいいかなと思った。
いやしかし、何だかそれではいかんのではないか。
30代で卓球を再開した男がメキメキ強くなる、いわゆる「進化する」ことはない。けれども「変化」することはできる。
いろいろ試しながら変化していく中で新たなプレースタイルを構築していくことこそが「大人卓球の進化」なのではないかと考えた。
なので思い切ってグリップを変えることにした。
で、いま、一日でも早く感覚が馴染むように、自宅にいる時も時間があれば指を伸ばしたグリップでラケットを握ったりなんかして、早く慣れるよう頑張っておるのである。
指を伸ばして何が変わったか
指を伸ばすグリップで練習をしたのはまだ数回であるが、あれほどダメダメだったチキータがかなり安定して入るようになった。
そして私が最も苦手とするフォアブロックの安定性も増した。
指を伸ばすことで最もマイナスの影響が出るのはサービスと台上処理であろうと思ったが、まずサービスに関しては、面が安定する分、こちらの方が出しやすいとさえ感じている。
特に下回転サービスが安定して出せるようになった。
フリックもあまり影響がない。
慣れればこちらも面がグラつかない分、安定性が増すのではないだろうかと期待している。
指を伸ばすことによる最大の利点は「フォアハンドの威力が増す」ということ。
吉田海偉選手も「11年に中国の超級リーグに参戦した時にコーチに言われて伸ばすようにしたらボールの威力がかなり上がりました」と言っている。
私も少しだけ威力は増したかなという実感はあるが、これも今後の慣れによってさらに増すものと期待している。
で、握り方としては、いろいろ試した結果、「浅めに握る」としっくりきた。
浅めに握れば面が安定する上にサービスや台上でも手首が利きやすいかなと感じる。
ひとまず、このグリップでしばらくやってみようと思う。
変幻自在のグリップは可能か?
指の伸ばし方についてちょっこし検索してみると、「技によって自在に使いわける」と言っている人がけっこういて驚いた。
シェークは打ち方によってグリップを何種類か使い分ける人はわりといるが(ワルドナーは変幻自在に持ち変えることで有名)、ペン選手のグリップの使い分けというのはあまり聞かない話である。
ほんとにそんな器用なことができるのであろうか。
私もちょっとそれを試してみたんだけれど、やりにくいったらありゃしない。
例えば、ストップされる→さっと指を丸めて台上のボールをフリックする→返球される→さっと指を戻してフォアハンドで打つ
これって相当難しいよね。
特にフックしたボールを返された時に指を一瞬のうちに伸ばして打つとなると、時間的余裕がなさ過ぎて無理じゃないかと思うんだけれど……うーん、できる人はできるということかな?
だとしたらすごい。まさに理想的ではないか。
馬琳はサービスの名手だけれど「サービスの時だけ指を丸めている」のであろうか?
実に気になる。
と、ここまで書いてふと思った。
裏面にラバーを貼っていない場合は滑るので指を自在に動かすことが可能ではないかと。
それともラバーを貼っていてもなお自由に動かすことができるということだろうか。
ちょっとよくわからんので、今度ペンの人に意見を訊いてみようかと思う。
まあ、とにかく私にはできない芸当であることは確かであるので、そこに挑戦することはないだろうけれども。
お久しぶりです。
グリップは確かに悩みどころですね。
自分も普段は完全に裏の指は丸めて(人差し指の横が完全にラバーにくっついて、他の指は全部重ねて)ます。
ワンゼンイ選手のプレーを一部参考してますので、指伸ばしを試してみたことがあります。
自分は何かフォアが不安定になる感じでした。
意識的にオープンフェイスにする技術がありませんでしたね(泣)
しっかり引きつけると水平打ちがやりやくてハマるときはどんな球でも打てたんですけどねー。
今の打ち方が崩れそうな気がしてなかなか変えられないのが本音ですね。
伸ばしてしまえば、裏面は入るんですけどね。
うまく間くらいのグリップにしたいと思うのは欲張りかも知れませんねw
つぐさん
やはりペン選手はグリップ問題に頭を悩ませますよね。
書き忘れましたが、私もピーンと伸ばしきるわけではなく、ちょっとだけ曲げる握り方を試しています。
最初はどうしても違和感があるのでプレーが崩れるかもしれないという不安はすごくわかりますw
いろんなペン選手の裏の指の写真だけを掲載した「グリップ写真集」なんてあればいいんですけねぇ。
「中間のグリップ」は追求してみる価値ありだと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください(^.^)
グリップって奥が深いですよね〜
因みに自分は深めのグリップに中・薬・小指に力を入れる感じです
ツッツキの面が安定して出せるのと最低限の自由度があるので気に入ってます
しんこうしんこうさん
奥が深すぎて一生もののテーマになりそうですw
正解がないのでそれぞれが試行錯誤するしかないため、選手の数だけグリップがあります。
さらに深く掘り下げて追求していきたいと思います ^^;
自分の知り合いの激強日本式ペンホルダーは、バックハンドドライブを打つとき以外は全て同じグリップだと言ってましたね。サーブ時もグリップは変えないそうです。
日本式片面なのでもちろん指は3本とも伸ばしているんですが、私の見た感じでは基本のグリップは伸ばしている3本指がピチっとくっついているよりかは離れ気味で鷲づかむような深めのグリップで、シュート系のドライブを打つときは手首を開けるように浅めに若干グリップを持ち替えている印象を受けました。
シェークだとグリップの持ち替えは用意なのでいいんですが、日本式は固定されるし中国式は指を引っ掛ける場所がないからあんまりグリップを頻繁に変えていると安定しないような気がしますし大変ですね・・・
しろーとF&TTさん
コメントありがとうございます。
やはり多くのペン選手は、グリップを変えるとしても、多様な使い分けをするのではなく技術を限定しているってことでしょうね。
日本式の人は指を広げぎみに持つ人も多いですよね。私も試しましたがさすがに打ちにくかったです(裏面を使わないので切り替えがやりにくい)。
日本式と中国式でグリップの変えやすさに違いがあるかもしれないと、このコメントでハッとしました。
そのへんも今後の研究テーマにしたいと思います。
良いヒントをありがとうございます(^.^)
私は丸型日ペンですが、握りは昔ながらの中ペンわしづかみグリップに近く、裏側の三本は丸めて握っています。
(人差し指は軽くコルクにかける感じです)
最初に指導をうけた卓球教室の先生の影響もあると思うのですが、日ペンを使ったり中ペンを使ったりしているうちにそんな感じで落ち着きました。
確かにフォアの面が安定しにくいところはありますが、フォアとバック(ショート)の切り替えはこっちのほうがスムーズになるような気がします。
状況に応じてグリップの切り替えができると良いですが、前陣でピッチの速い卓球だと厳しいですね。
やっているのはせいぜいショートのときのサムアップくらいです。
ベーゴマさん
裏の指を丸めると「小回りが利く」という部分ではやはり軍配が上がりますね。
私も手首の小回りが利いて、かつフォアの威力が出せるような理想の「指ポジ」を探したいです(伸ばしきらない絶妙なポジショニングを)。
状況に応じて変えるのはおっしゃるように、前陣での早い攻防に対処することは難しいので、チャレンジはしないと思いますw
こうしていろいろな方のグリップのこだわりを聞けるのは本当に楽しいですね。
そこから様々な気付きを得て、自分のグリップ研究に活かせるので、実にありがたい限りです^-^
私は日ペン両ハンドですが、裏面でミドル処理したり、ストレートにドライブ・流し打ちするときはなぜか指が自然に丸まります。それ以外は伸ばし気味ですが、ミドルに詰まったのを小さくドライブするときも、指が丸まり気味です。
特に難しいことは考えてなく、なんとなくそうなっています。柔らかくグリップを持って、打ちやすい持ち方を意識していれば、いろんな持ち方が自然に出てくるのかもしれませんね
ワイハさん
それは非常に興味深い指使いですね。
特別な意識をせずに臨機応変に対処できるのはまさに理想的です。
グリップを柔らかく持つことを意識するのは重要なポイントかもしれませんね。
確かに指を伸ばしていると必要以上に指に力が入っている気がします。
次の練習時に「脱力」を意識して、指使いのやりやすさに繋がるか検証してみたいと思います ^^;
昔のヨーロッパのペンホルダー選手にはフォアとバックで完全にグリップを変えていた選手がいました。ユーゴのカラカセビッチやハンガリーのマゴスがそうです。
ペンホルダーの選手が多かった時代は専門誌でも選手のグリップ紹介が行われていましたが、現在では・・・。
また日本式ペンはラケットの削りがとても重要なはずなんですが、現代ではそれらを伝える指導者もほぼ皆無。これでは日本式ペンの選手は出てきませんね。
不滅の表ソフトさん
かつてのヨーロッパにそのような器用な選手がいたんですね。
どのようにやっているのか詳しく知りたいものです。
おっしゃるように、現代はペンの技術やコツを伝える媒体がほとんどないので、そこだけを見てもペンホルダー受難の時代と言えますね。
「削り方」もグリップにおける重要な要素ですね。
私もグリップを削りたいと考えていますが、我流なので失敗が怖くてまだ踏み切れません……。
中ペンなので詳しくは分からないのですが中国のシュシン選手が指を伸ばしていると聞いたことがあります。
シュシン選手が伸ばしているってなんか説得力ありますね笑
シェーク裏裏野郎さん
許昕選手のグリップは写真で見たことがありますが、裏面の指が伸び過ぎてボールに当たるだろって感じでしたw
かなり深くグリップを握っているのと、人より指が長い(推測)のが原因じゃないかと思います。
あれは真似できませんねぇ (>_<)
私も東中野でガレイデアリボルバー使ってますが松下大星のDVD見て指伸ばしてたらちっこいコーチに指伸ばさない方が良いと注意受けました。中ペンは伸ばして和式は伸ばさないって事かな?最近はガレイデアを、カセグリップにしたせいかかなり指丸めてるつもりでしたが、あらためてラバーに着いた指の跡で握り、しげしげと眺めるに、手のひらに卵が一個入る位の標準的な位置でしたね。
はりいさん
中ペンと日ペンの違いはあるかもしれませんね。
それと、その人に合ったグリップを提案するのでアドバイスも人によって違う、というのもあるのではないかと思います。
松下選手の裏の指はかなり特徴的ですよね。
裏目打法がやりやすいのはやはり指をベッタリ張り付けるグリップかもしれませんね。
私は伸ばし過ぎると打ちにくいですがww
narukoさんはじめまして。
いつも楽しく読ませて頂いております。この記事は素晴らしいですね。
記事の前半の「裏面の指を伸ばすか伸ばさないか」もそうですが、
後半の『技によって(裏面の指を)自在に使いわける』については
私なりに色々な人の考えや実際のプレーを見て思ってきたことでしたので、
改めてそれを確認する機会として非常にためになりました。
書いて頂いてどうもありがとうございました。
ベルゼブブ優一さん
初コメントありがとうございます!
何かしらの参考になったようで、嬉しく思います。
卓球のグリップは奥が深すぎて興味が尽きませんよね。
色々な人の意見を聞くと本当に参考になります。
私もまだまだ追求していく所存です。
基本阿呆みたいなことばかり書いているブログですが、今後も拙ブログをよろしくお願いします ^^;
narukoさん、ご返信ありがとうございます。
『(指の伸ばし方を)「技によって自在に使いわける」』。
これは確かにあまり知られていない気もしますが、
私の知っているお手本を1つ挙げさせて頂きたく思います。
↓の動画の04:16~あたりのプレーをスローのリプレイを含めて見てみて下さい。
https://youtu.be/kB9GOSNoUuA
アペルグレンのサーブを江加良がフリック、それをドライブで返されたので、
江加良は横回転ブロック、それをアペルグレンがバックドライブしてそれがオーバー。
江加良がフリックのあとに指を伸ばしているのが分かられますでしょうか?
そしてその後、アペルグレンのオーバーしたボールを取りに行こうとする時点で
スローが停止していますが、その際に見える江加良の裏面のグリップは丸くなってますね。
江加良がこのグリップの変更を無意識にしているのか
それとも修練を積み重ねて出来るようにしたのかは分かりませんが、
「こういう例がある」、ということをこの場面を見て気付かされました。
ベルゼブブ優一さん
動画の情報ありがとうございます!
よくこんな細いシーンを発見しましたねw
確かに江加良は裏の指を動かしてますね、びっくりです。
私はもともと江加良のグリップを参考にしていた(指を丸めていた)のですが、こうした細かいテクニックを使っているとは、さすが江加良です。
江加良は天才プレイヤー(と私は思う)なので、おそらく自然にできるようになったのではないでしょうか。
せめて台上の時だけでも指を丸める、というテクニックをマスターしたいものです ^^;
narukoさん。ご返信ありがとうございます。
他にも例がありますので書かせて頂きます。
・↓は劉国梁の裏面打法ですね。裏面の指の間隔が少し空いてますね。
劉国梁は普段は指の間の間隔はないようピッチリ握っていますので、
打つ前か、打ちながらグリップを変えているということでしょう。
http://www.masatenisi.org/images/liugl02.jpg
・これは松下大星という選手にも見られます。
↓の動画の1:18~2:05のチキータ、2:52~2:57の台上バックドライブの際、
裏面の指の間隔が空いているように見えます。
https://youtu.be/-pEn1khrHUc
・スマッシュをよく使う人はフォアハンドでもこのグリップを使うことがありますね。
↓の劉国梁のように。
http://sports.sina.com.cn/o/6-12-136984_liu_guoliang0505.jpg
この指を開くグリップは一般的には「面が固定されすぎる」とか、
「ある打法はすごく上手く出来るけど、ある打法はすごくやりにくくなる」と言われて
あまり推奨はされませんね。しかし、使う場面を限定すればなかなかに有用ですね。
ベルゼブブ優一さん
動画情報ありがとうございます!
非常に参考になります。
劉国梁もグリップを使い分けているんですね。
劉国梁は天才肌なんで余裕でやってそうですよねw
指の間隔を空けるグリップは利点も多いので使い分けられたら理想的だなと思います。難易度高いですが…。
こうして観ると、よくこのグリップで打てるなと感心しますね。
せめてスマッシュを打つときだけでもこのグリップで打てればと思いますが、難しい…。
この器用な指使いたちを参考にしながら、自分なりのグリップを追い求めたいと、決意を新たにしましたww
僕は表面に粒高裏面に表ソフト貼っているので裏面側の指は可能な限り丸めてます
これで表面ショ−トはやりやすくなります
問題は裏面打ちなんですがいまいちしっくり来なくて試行錯誤中です
あっちたてばこっちが立たず中々難しいです
つばきさん
そのジレンマ非常に共感します。
そこがペンの面白いところであり面倒くさいとこでもありますね 笑
私は裏面はほぼ諦め状態なので、基本的に「やや丸める」で落ち着きました。
粒表ってカッコいいですねぇ。
私も裏に粒を貼りたいという欲求があります ^o^
こんにちは、いつも楽しく拝見させて頂いています。私は初心者の中ペン表裏ですが、グリップは先日これと決めました。
表面はグリップ先端を親指と人差し指の先ではさみます。裏面はそのまま自然に中指が出た位置から指一本分丸めた位置です。グーを軽く開いて人差し指を少し開いた感じです。
最初、裏面は高弾性ラバーでドライブがしっかり入るまで練習していました。その時は、表面のグリップはかなり広く、親指は浅め、人差し指はラケットの端に乗せるだけ、裏面は中指をしっかり伸ばし、薬指と二本で支えていました。影絵のキツネの口を前に開いた感じ?です。裏面は開きやすくしっかり打てますが、フォアと切り替えをするとグリップがぶれます。裏面をテンションラバーに変え、以前より楽にうてるようになり、もう少しいいグリップはないかとネットで探したところ、上のグリップに落ち着きました。これから表面のショートを練習していこうと思っています。そうするとまた変わったりするかもしれませんね。
私はスクールでしか卓球をしていません。試合をいつかしてみたいですが、その前に自分の卓球にあったグリップになれたらなあと思っています。戦型、戦術、手の大きさ、ラケットの形によってペンのグリップは多彩で面白いですね。このテーマはとても面白いので、是非また記事を組んで頂けたら嬉しいです。
ゼロノスさん
いつも読んで頂いているとのことで、まことにありがとうございます!
ペンのグリップは奥が深くて難しいですよね。日ペンか中ペンかで変わりますし。
ゼロノスさんの試行錯誤は非常に興味深いですね。おそらくショートを使っていくとなるとまた変化すると思うので、試行錯誤第2章に突入するかもしれませんね(笑)
私はというと、実は最近になって親指と人差し指の使い方が独特すぎるんじゃないかということに気がつき、それについて記事にしようかと考えておるところです。
その際はまたお読み頂けると幸いです。
試合までに最適なグリップが見つかるといいですね。試合に出たらまた新しいグリップの気づきも得られるかもしれませんし。
終わりなきグリップ道を追求し続けることが、ペン選手の宿命なのかもしれません 笑
返信ありがとうございます。お互い様でございますが、寝不足で体調を崩してはいませんか?(笑)
試合は少なくとも一年程先と考えています。多球練習や、ワンコースのラリーでは問題なくできる技術が、フットワークを絡めると、途端に出来なくなる為です。戻りの意識や、球威、回転のちょっとした違いにとまどうからです。出るからには勝ちたい。慎重ですが欲まみれです。
表面の指に関して、J君という方のブログにグリップのことが書いてありましたが、中国式と日本式では圧力のかかるポイントが違うようです。日本式から中国式に変わり、裏面を練習する際に違いにとまどう方が多いのはもしかしたらこれかもしれないと感じます。ご参考迄に。
ゼロノスさん
夜は遅いですが昼まで寝てるので体調は万全です(笑)
ワンコースならめちゃくちゃ絶好調なのに動かされるとグダグダになる・・。非常に共感できます。私は多球練習で切り替えをやるとボロボロになります(笑)
1年後の試合に向けてじっくり取り組んでください。
中国式と日本式で圧力のかかるポイントが違うというのは面白いですね。考えたこともなかったです。
私は最初から中ペンなんで、日ペンを使ってみたら何か発見できるのかもしれませんね。
裏面を使うか使わないかによってもかなり違ってくると思うので、自分の使う技術の選択も重要ですね。
私は裏面を使ったりやめたりフラフラしておりますがw
いつもの持ち方で楽しく卓球ができるのなら全く裏面を振る必要はないと思いますが、裏面は考えようで、それ程難しい技術ではないと私は思います。
中ペンをいつものように親指を添えて、残り4本の指は裏面に揃えて、挟むように持って見てください。これでは表面のショートは全く振れませんが裏面の打球面がとても出やすいと思います。ここから多球でブロック、ハーフボレー、クロス、ストレート、ドライブ、下回転打ちと技術を覚えて、それからはじめていつものグリップに少しずつ変えていくのはどうでしょうか?裏面にボールが当たる感覚さえ掴めればグリップが変わっても、身体や腕の使い方を工夫することでなんとか打てると思います。一回の練習で三十分。地味〜な作業ですが裏面が打てるようになると、回り込まなくて良くなりますし、台上技術の選択肢が広がります。それと少し優越感に浸れますよ(笑)
最も、こんな作業的な練習に付き合ってくれる良い球出し相手が必要ですが…。
ゼロノスさん
まず裏面の感覚を覚えてからいつものグリップに戻していくというのは面白いやり方ですね。
裏面は練習する時間さえあれば確実に上達するとよく聞きますが、私はショートとバックハンドが得意なんで、試合になるとリスクをおかして裏面を振りにいく勇気がありません・・。
練習ではちょっとだけ練習してはいますが、がっつりやらないとショート以上にうまくはならないですねw
ただ、レシーブ時のチキータだけはマスターしたくて、コツコツやっているところです。
あんまり回り込みたくないんで、下回転を裏面ドライブしたいですが、こればっかりはほんとに難しいですね。
ツッツキはバックハンドで叩く、これがいまのところ私のポリシーです(笑)
丸めるとショートがやりやすくなりますが伸ばせばフォアの威力が出ます
中国卓球みたいにバックは裏面で全部処理するなら伸ばした方が良いかも知れないです
逆にショートを主軸にするなら丸めた方が生きやすいかも知れませんね
ペンはシェイクと違ってグリップが永遠に付き纏いますね
シェイクは握るだけで良いから簡単です
つばきさん
最近はまたグリップに迷いが生じています。
ショート主体なので指はまた丸め気味になっていますが、なぜか変なわし掴みグリップになってきておりまして、フォアを打つときは人差し指がほぼラケットから離れている状態になっちゃってます・・。
面が安定せず、フォアが打ちづらくてしょうがないですが、なかなか直りません。
シェークはなにかと楽でいいなぁと思いますねぇ。
その部分は練習時や下手したら素振り時でも常に自分の指がベストポジションになる指配置になる様に気をつけるか気をつけ無くても良いくらいに身体を覚え込まさせてる事でしょうか
それでもペングリップは命題ですね
多種多様なペンラケット売られてますがペングリップは永遠に付き纏うと思います
つばきさん
まさにそのやり方でしょうね。
素振りとか、自宅でも常にラケットを握っているとかしないと直りませんね。
面倒くさくてなかなかできないのですが・・。
人差し指を固定する用具でも発売されないかなぁ、なんて思います 笑
人差し指固定道具についてルール上可能になり実際公式試合で可能になるなら売れそうです
あくまで直感ですが
其れぐらいグリップは永遠に付き纏いますね
後ろ側の指を伸ばさない
人差し指と親指の使い方議論など本当に人其々ですし
つばきさん
お、確かにルール上問題なければ売れるかも!? ですね。
どこかのメーカーが出してくれないかなぁとほんとに思いますね。
永遠の問題であるグリップについて「ペングリップ座談会」を開いてみたいものです 笑
50年グリップで悩んできた愛好家です。夜な夜なミクロン単位で、なでるように紙やすりをかけたり、各指骨の当たる角度や力配分、反転後のラバー面の安定やら裏面打法とショート時の微妙な指移動が発生し未だに解決しません。ペングリップは、個々人で違う課題があり、ファインプレーが多くでるのが良いグリップだと思っています。
昔、新潟開催の国際大会で友人が直接、江加良にグリップについての質問したら、裏面の各指の力加減は、ラリー中も調整し。サーブの時も、相手に悟られないようにしているらしいです。足腰の弱った昨今、思うことは、軸の安定したフットワークが、一番重要であり、劣り続ける足腰をグリップワークでカバーしようとしているので、エンドレスになると思います。グリップは悩みであり楽しみですね。むずかしいから~
コメントありがとうございます!
50年もの間グリップについて悩んでこられたとは、「グリップ悩み界」の重鎮ではないですか!
おっしゃる通り、ペングリップは個々人の課題によるので正解がないのですよねえ。
それにしても江加良の話はすごいですねえ。
ラリー中に調整するだなんて、神業としか言いようがないですよ。絶対に真似できない・・。
フットワークをグリップワークでカバーできたらある意味カッコいいと思います 笑
グリップはエンドレスな悩みですが、だからこそ楽しい。まさにここがペンホルダーをやる醍醐味と言えるかもしれません。
お互い悩みまくりながら楽しんでいきましょう!