「卓球ブロガーお花見会」を開催。が、わずか5分で撤収という憂き目に遭って・・・

 

昨年ひょんなことから発足した卓球ブロガーの練習会「卓log会」
特徴としては「練習会」と「食事会」がセットになっていること。

ちょっとずつメンバーは増えており、たまに集まれる人だけで練習会をやってはいるが、全員が集合するなんてことは一度もなく、まだ会ったことがないメンバーも何人かいる。

そんな中「お花見とかどですか?」と呼びかけてみたところ、数人が参加表明してくれたので開催する運びとなった。

時は3月22日。
場所は、西郷隆盛という人間を連れた犬の銅像でおなじみの上野公園。

ずっと雨続きで、前日は雪が降って真冬並みの寒さだったけれど、当日は見事に晴れて気温も高かった。
なんたる強運。幸先よし。

参加者の都合上、今回は夜の開催ってことで、20時に上野駅で待ち合わせ。
私を含めて参加者は6人であるが、3人は遅れて合流ってことで、まずはおなじみの大学生卓球ブロガーの2人、しろーとくんとリンちゃんと合流。

コンビニで食料や酒類を購入し、いざ上野公園に向かうと、意外にもまったく混雑しておらず、花見スペースはあちこちにあったので、じゃ、このへんでって適当なところにレジャーシートを広げた。

さっそくビールとおつまみ類を取り出す。
リンちゃんなんて早めに来てアメ横でいろいろ美味しそうなものを購入しておって、「おお、花見って感じだね」なんてワクワク気分がますます高まったところで、「乾杯」って宴が始まった。
ニュースでは三分咲きと言っておったけれど、薄明かりにぼんやりと照らされた夜桜は、三分咲きでも十分に美しかった。

ああ、いいね、春だねってしみじみ感じ入ったその刹那、警備員みたいなおじさんに声をかけられた。

おじさん「すみません。宴会は8時までとなってます」
3人「・・・・・・・」
しろーと「いま何時ですか」
ナルコ「8時15分」
3人「・・・・・・・」

周りにいたグループも注意をされていたが、引き上げる様子はなかった。
しかし我々は「いい大人なんだからちゃんとルールに従いましょ」ってことで、大急ぎで開封していた食べ物をビールで流し込み、撤収することとあいなった。

乾杯からわずか5分である。
これでは「お花見」ではなく「お花チラ見」ではないか。

私は事前にネットで上野公園について調べており、23時で閉園になるということは知っていたが、宴会が20時までというのは知らなかった。

と、ここで私はあることを思い出して背筋が寒くなった。
実は私、ツイッターやブログで「お花見やるんでよかったら参加しませんか」と呼びかけようと思っていたのである。
年に一度くらいは多くの卓球人が集まって、ワイワイと飲み明かしたら楽しいのではないかと思ったからだ。

それは本当にやろうと思っていたんだけれど、人気スポットの上野ということもあって、思いのほか人が集まった場合に、場所が確保できなかったらまずいなと思い、悩んだ末に今回は泣く泣く断念したのである。

それがどうですか。蓋を開けてみれば、5分で撤収である。

呼びかけなくてよかった。本当によかった。
多くの卓球人から袋叩きにされて、まだ三分咲きの私の卓球ブロガー人生が、無惨にも散ってしまうところであった。

 

で、ここからどうしたかというと、「こうなったら上野の居酒屋になだれ込んで宴会や」ってことになって、我々3人はお店を探しながら上野の街をチョカチョカ歩き回ったのである。
そうしていると、後から合流するメンバーで上野に職場があるという、はつしさんから「ちばチャン」という大衆居酒屋がオススメですという情報をもらったので、ではそちらで合流しましょうってことになった。

9時頃に入店し、すぐにはつしさんと立野Bさんが合流。もう1人は急な仕事で来られなくなったので、これで全員集合となった(ちなみに私とはつしさんは初対面)。

この「ちばチャン」であるが、特徴的なのは、メニューに「バカ」「大バカ」というのがあって、何がバカなのかというと量がバカ盛りなのだという。

まずは酒を、私は普通サイズで注文したんだけれど、何人かは「バカ」を注文したところ、やってきたのは通常の3倍の量だというバカでかいジョッキであった。

そして、ちばチャンの名物であるという若鶏の唐揚げを「バカ」で注文。
それがコチラ↓

(画像元・https://www.hotpepper.jp/strJ001037161/food/

どんぶりに山盛りであるが、これで880円ってんだから驚きである。

ちなみに「大バカ」だとコチラ↓

 

多球練習か!
食べきれんよこれは。

ほかにも、焼そば・枝豆・ポテトフライなどなど、バカ盛りメニューもいろいろあるが、おつまみ類も100円からという安さで充実のラインナップである。
(ちなみに食べきれなかった料理はお持ち帰りできるらしい)。

で、バカ酒とバカ料理を食らいながら我々卓球バカは、あんなこんなの卓球の話をヤンヤヤンヤと語り合った。
特に、立野Bさんが情熱的にプレゼンした「卓球人のレベル分け」についての話が面白かったが、ここには書ききれないので次の機会に譲りたい(立野さん、今度じっくり話を聞いかせてください)。

そうして喋り続けて3時間ほど経って、終電ギリギリになってようやくお開きとなった。

会計は、1人あたり2100円という、まさにバカみたいな安さだった。
「ちばチャン」はチェーン店であちこちに店舗があるらしいので、卓log会の定居酒屋にするのもいいかもしれない。

 

こんな感じで、一時はどうなることかと思ったけれど、最終的には楽しめたから、めでたしである。

会話に花が咲くというが、卓球というテーマの話で満開のサクラが咲いたわけで、これが卓球人の正しい花見であると、私は言いたい。
つまり卓球愛さえあれば、一年中、どこでだって花見は可能というわけである(花見ができなかった負け惜しみではないよ)。

私は元来、人が集まる場所が苦手で、仕事関係の飲み会、パーティー、合コン、クラブ、女子会、スクランブル交差点などにはなるべく行かないようにしているが、卓球人が集まっての食事会はやっぱり楽しいと改めて感じた。

なので懲りもせず、今度は秋に「月見会」をやりたいと思うが、若い大学生メンバーに、月見の風情を理解してもらえるか、大いに不安である。

 

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6 件のコメント

  • いーですねー。
    卓球お花見楽しそうだわー。
    もし開催する時はぜひお誘いください。
    変態ラケットをたくさん持っていきます。
    バカは大馬鹿ですねw
    多球練習は笑いました。

    • つぐさん
      わわ、変態ラケット!?
      ぜひ見せてください。
      次に何かイベントやる時はお誘いしますね。
      卓球大バカ野郎たちの宴で変人トークしましょう 笑

  • ハプニングがあってもただでは転ばないところがさすがです。
    僕も仲間を集めてやってみたいですが、ナルコさんたちのように盛り上がりそうにありません 笑

    • ラケットマンさん
      こうしてネタにできて、結果オーライです 笑
      宴会は卓球人が集まれば必ず盛り上がると思うので大丈夫ですよ。
      ただ、かなりの卓球狂たちで集まるのが条件ですが 笑

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