今月、卓log会がとある大会にて団体戦デビューを飾るんだけれど、私は仕事で出られないため、嗚呼、私も試合に出たいなぁと飢えていたところ、卓log会イチのアクティブ卓球ブロガー・リンちゃんから、「こんな大会があるんですけど、どうですか?」とお誘いしてもらった。
大会概要を確認すると、9:00~、14:00~、18:00~の三部構成で、内容は「卓球大会」「ビンゴ大会」「お菓子食べ放題&飲み物飲み放題」となっており、なんだかよくわからんけど、ちょっと面白そうだから出ますって軽いノリでオッケーした。
よく調べてみると主催者は大学生で、大会というより卓球イベントといった感じで、これってガチで卓球をやってる人は参加しないんじゃないかしら? と不安にかられたんだけれど、まあ、どうなってもブログのちょっとしたネタくらいにはなるだろうってことで、けっこうワクワクしながら当日を迎えた。
この大会が想像以上にゆるゆるだった場合、ユニフォームだと浮いてしまうかもしれんから念のため普通のTシャツもバッグに忍ばせ、ヨタヨタと都内某体育館へと向かった。
私とリンちゃんは14:00~にエントリーしたので、ちょっと早めに行って軽く打っておこうかと思い、40分前くらいに到着。
体育館内は卓球大会が開かれるとは思えないほど静かで、人がほとんどおらず、会場であるサブアリーナを2階からひょいと覗いてみると、大学生と思しき男の子が5~6人で楽しそうに卓球をやっているだけで、しかもその卓球の腕前は、明らかに経験者のそれではない。
「これはやっちまったんじゃないかしら・・」とさらに不安をかきたてたが、まあとりあえず落ち着こうってロビーのソファーに腰かけて、はふはふ深呼吸をしていると、リンちゃんがやってきた。
「これはやっちまったかもしんないね」なんて2人で不安がっているうちに時間だけが過ぎ、もし自分1人で来ていたらこの時点で間違いなく帰っているところだが、リンちゃんの手前そういうわけにもいかず、誰も参加者らしき人が来る様子もないまま開始時刻となった。
「ちょっと聞いてきます」ってリンちゃんが勇気を出して大学生たちに話しかけ、それによると主催者は2階にいるってことで、さっそく2階へ行ってみると、3人の大学生がいて、「こんにちは、ようこそ」的な明るいノリで迎えてくれて、参加費の500円を払い、イベントの流れの説明を受ける。
ヤバし。大学生ばっかりやんか。他の参加者はおらんし。
私は実年齢より若く見られることが多いんだけれども、さすがに大学生集団の中に交ざるには年齢が違い過ぎる。恥ずかしさMAXである。
主催者に案内されてサブアリーナに入り、イベント開始までリンちゃんと打つことに。
どうなっちまうんだろうと不安感はあったが、やはり打っていると楽しいもので、このままずっと練習だけして終わってもいいんだけどなぁ、なんて思っていたが、30分ほどしたら「はじめま~す」って始まっちゃった。
だだっ広いアリーナに12~13人。
運営のスタッフを除くと参加者は10人ほど。
まず始まったのは「ビンゴ大会」で、これといった特徴もなく、ただ普通に番号が読み上げられていくだけのオーソドックスなスタイル。
私はというと、後ろの方で卓球台に隠れるようなポジションに陣取り、参加せずに息をひそめていた。「どうか私をいじってくれるな」と祈りながら。
リンちゃんは参加したんだけれど、彼らと同年代であるので、特に違和感もなく、途中でマイクを向けられたりなんかしながら、わりと楽しげな様子であった。
そしてリンちゃんがビンゴして景品をゲットしたんだけれど、見せてもらうとそれはDSのソフトで、なかなか豪華な景品やなぁと驚いたんだけれど、リンちゃんは「本体がない・・」と苦笑い。
無事にビンゴ大会が終わったはいいけれど、マジで気まずいなぁ、精神が持たんなぁ、と私はゲッソリとなって、心が折れる寸前。
途中でいかにも若者が聴きそうな音楽をかけ始めたんだけれど、イベントに活気がないだけに、一段とむなしく響く。
「次はお待ちかねの卓球大会で~す」とコールがあって、説明によると、全員で総当たりをするという。
素人の大学生たちと総当たりで2時間ほど試合をするのか・・・。
夢なら覚めてほしい。
開会宣言はあったが、すぐに始まるわけではなく、またみんな適当に練習をし始め、リンちゃんもビンゴ大会で多少打ち解けた主催者(卓球経験者)と打ち始めた。
各々がワイワイと打ち始め、なぜかバスケをやり始めた人までいる。
私は完全にやることがなくなった。
ポツンと佇むこと5分。
限界に達した。
「リンちゃんごめん。心が折れました。探さないでください」という置き手紙を卓球台の上に残し、私はそっと体育館からフェードアウトした。
とまぁ、こんなことがあったんだけれど、卓log会仲間のキロさんとつじまるさんからは、前日に「頑張ってください!」「楽しんできてください」という激励のメッセージを頂き、つじまるさんにいたっては、「大会に向けて、よかったら私を練習台にでも使ってください」と、練習のお誘いまでして頂いた(都合が合わず実現しなかったが)。
にもかかわらず、こんな体たらくな結末になってしまい、まったくもってお2人には会わせる顔がないが、お2人はお優しいので、きっと慰めてくれるだろう。
今回の経験で、ちゃんとした大会以外に参加するのは大博打であるという教訓を得た。
もちろんイベント自体はちゃんとしたもので、大学生たちはまったく悪くないし、試合に出たいと飢えていた私を見かねて誘ってくれたリンちゃんにも本当に感謝している。
にしても、この大会に向けて、卓球教室に行ってみっちり練習を積んだ私っていったい・・・・・。
これ主催者らしき人からTwitterのDMで誘われました。
スポーツを通した交流が目的らしいですが、明らかに趣旨も中身も無い内容だったので無視しました。
ビンゴと卓球の他に、縁日とカードゲームがあると記載されてましたが、誰向けなのか全く分からない程度の低いイベントなんだろうなと勝手に思ってました笑
やはり散々な内容だったのですね。
僕でもソッコーで帰ります。
ナルコさんの心中お察しします。
いんでぺさん
いやぁ面目ない(悲)
私のとこには来なかったけど、けっこういろんな卓球アカウントにDMを送ってたってことなんだね。
私も最初は行かないつもりだったけど、結局食いついちゃうというブロガーの悲しい性。
でも縁日って何をやるんだろ、逆に興味が沸く(また食いついてる) 。
結局ブログのネタになったから良かったけれど、ブログやってなくて普通にこんな目にあったら悲しくてやりきれないだろね 笑
いかにも陽キャな大学生のイベントって感じでしたねw
体育会系文化部とも言われる卓球部出身としては想像するだけで胃が痛くなります。
こんな時は多分踊る方の阿呆になった方が幸せになれますね。
自分も多分こっそり帰りますが。
笑わせていただきました。
つぐさん
まさにノリノリ大学生の卓球パーティーでしたw
私も開き直って「ひゃっほー! 卓球最高~! 同じ阿呆なら打たなきゃソンソン!」的なキャラを演じて溶け込もうかとも考えましたが、実践する勇気が出ませんでした 笑
この歳になってどえらい恥ずかしい思いをしましたが、笑って頂けたのならブロガー冥利につきます 笑
イベント当日、どうなったのかなと気にしてましたが、結果報告どころか感想も上がってこなかったので、きっとブログで報告するんだねとつじまるさんと話してました。
今回のブログは思わず笑いながら読んでしまいましたが、同時になぜだか胃の辺りがキューッと締め付けられるような、今いる場所から逃げ出したくなるような、そんな感情がわいてきました。
前日までのナルコ先生のやる気に満ちたコメントを思い出すと、涙が止まりません。
こんな悲しい記憶を忘れる為にも、早く練習会&飲み会をやりましょう。
キロ先生~
つじまるさんとそんな会話をしていたんですねw
ごらんの通りの有り様となってしまい、面目ないことこの上なしです(泣)
あのなんとも言えない気持ちを共感して頂けてめちゃ嬉しいです。
卓球大会に参加していたら今ごろ廃人になっていたものと思われます。
実は「ゆるい大会っぽいのでキロさんもどうですか?」と誘おうとしていたんですが、誘わなくて本当に良かった 笑
この傷を癒したいので、ぜひ練習会&飲み会をやりましょう。
もちろんビンゴ大会付きで!
バックレたのはどうかと思いました(^_^;)
実際は一声かけてからフェードアウトしておりますので・・
どうかご勘弁くださいませ(・・;)
勘違いしてしまいました。すみませんでした。
かさん
とんでもないです。
紛らわしい書き方ですみませんm(_ _)m
心中お察しします。
でも笑わせて頂きました。
ナルコさんと同年代の方たちの卓球イベントなら普通に楽しめたでしょうね。
普通の大会に出てウサを晴らしてください。
よささん
笑って頂けたら何よりです 笑
自分の阿呆さ加減には泣けますが。
確かにシニアバージョンのイベントがあれば普通に楽しめそうですねw
どんな状況でもやり抜き通す鉄のハートがほしいものです。