東京ドームシティに『タクスル』という卓球場がオープンしたと聞き、興味をひかれたので行ってきた。
この夏はビアガーデンにも行きたいなと思っていたんだけど、そしたら東京ドームシティにもビアガーデンがあったので、ほな両方やったれってことで「卓球からのビアガーデンなんてどう?」って、卓log会メンバーに呼びかけたところ「行ってもよろし」という人が何人かいて、開催する運びとなった。
参加者は私と、キロさん、リンちゃん、立野Bさん、つじまるさん、しろーとくんの6名。
つじまるさんとしろーとくんはビアガーデンからの参加なので、タクスルへ行くのは4人。
18時頃に私は立野さんと水道橋駅で合流してタクスルへ向かう。
『黄色いビル』という名のビルの5階へ行くとそこはボウリング場で、卓球の受付もここでやるってことだったんだけれど、私にはひとつ懸念があった。というのも、タクスルのサイトを見ると禁止事項というのがあって、その中に「暴力団・暴力関係者及び反社会勢力の入場」という項目があったからだ。
卓log会は反社会勢力ではないので安心だけれど、キロさんか立野さんのどちらかが「どこかの組織の大親分」という可能性はなきにしもあらずで、しかし本人に確認するなんてことはできない。
なぜなら、「まさか反社会勢力の人ではないですよね」などと訊ねて、万が一そうだった場合、「バレちゃぁしょうがないやね、そうなんだよ、私は普段は暴力をなりわいとしているんだよ、こんなふうにね、えいっ」と言って顔面を殴られるなんてことになっては嫌だからである。
そんなわけでそのまま普通に受付を済ませたわけだが、1台30分1200円の台を「2台60分」で予約したので、1人1200円となった。
「20分ほどお待ちを」ってことなので、キロさんリンちゃんとも合流し、喋って時間を潰してまた受付に行って使用カードみたいなのを受け取って卓球場へ向かう。
この階段を上っていく
なぜかペンラケットを持った兵隊さんがいたりして。
(さっき調べたら、タクスルの内外装は卓球の発祥地イングランドをモチーフにしているとのこと)
で、卓球場には3台の本格的な卓球台があって(1台は世界卓球でも使われた超本格的なやつ)、それぞれフェンスで仕切られており、本格的に動くにはやや狭いが、雰囲気はオシャレでデートにも向いている感じである
(ちなみに土足です。シューズのレンタルあり。更衣室はなし)
そんでさっそく練習を開始したんだけれど、私と立野さんが打っていると、キロさんとリンちゃんが向こうの方へ行って何やらやっている。するとリンちゃんが「試打ラケットがある。剛力がありますよ」と興奮気味に教えてくれて、マジかってことで私と立野さんも見に行ってみると、本格的なラケットに本格的なラバーを貼った試打ラケットがズラリ。
(一番下は「ラージボール用の試打ラケット」)。
私もさっそく剛力を存分に試し打ちをして、「剛力はすごいと聞いてはいたが、まさにこれぞ剛力、という剛力ならではの打球感、剛力という名にふさわしい、実に力強いラケットだなぁ」という、用具オンチならではのしょっぱい感想をもらすに終わったが、他の用具好きな3人は何やら感じるものがあったような様子だった。
他にもアコースティックカーボンの中ペンを試して、「この実にアコースティックな打球感がアコースティックという名前たるゆえんなんだろうなぁ」という考察をするなど、大いに試打を楽しんだ。
ほんで、打っている最中、卓球場内が実に暗くて、「暗いなぁ」「打ちにくいなぁ」などとぼやいておったんだけれど、途中で入ってきた中学生くらいの男の子がスイッチをぽちりと押したらパパっと電気がついてめちゃくちゃ明るくなって、「電気つくんかい!」と我々4人が一斉にツッコむ、というお茶目な一幕もあった。
最後は4人でダブルスのゲームをやって終了。
素人さんも気軽に来られるし、卓球人もしっかり楽しめる場所、という印象であったタクスル。
17:00までは「ニッタク卓球教室」という卓球教室をやっていて、なんと元女子日本代表監督の近藤欽司さんや元日本代表の石垣優香さんなどが講師を務めてるってんだから恐れ入る。機会があればそちらにも行ってみたいものである。
絶景と夜風に包まれて乾杯
たっぷり汗をかいた我々は、ビールの匂いを頼りにビアガーデンへと向かった。
わいわい喋りながら3分ほど歩いていると、目の前に巨大な建築物が現れて、「なんだこのバカでかい建物は! 東京ドーム1個分はあるぞ!」と驚いていたら、まさにそれが東京ドームであった。
ライトアップされた東京ドームのなんと美しいことよ。
そしてその目の前にあるのが『風と緑のビアガーデン』である。
ここでつじまるさんとしろーとくんも合流し、前払いでお金を払い、コップを受け取って席に着く。飲み食べ放題の2時間コースで、食べ物と飲み物は自分で取りに行くセルフブッフェスタイル。メキシカンな料理に加え、焼きそばや唐揚げやデザートなど、いろんなB級グルメが揃っていた。
で、20時に乾杯となったんだけれど、聞くとキロさんとつじまるさんとリンちゃんは昼間みっちり3時間ほど卓球をやり、その後の昼食でビールを飲み、キロさんとリンちゃんはさらに2人でまた卓球をして、それからほろ酔い気分でタクスルで卓球をして、そんでまたビールを飲んでいる、というんだからおったまげた。
こういうぶっ飛んだ人たちがいる卓log会はやはり面白いと思った。
そうして飲んでいると、我が会のツインエースのひとり、インデペくんから「ドタ参してもいいですか?」と連絡が来て、急遽参加となった。
んなわけで、卓log会の立ち上げメンバーが勢ぞろいして、キャンキャン言いながら大いに語り合ったわけであるが、キロさんが「卓球をやってる娘が高校ではかるた部に入るって言ってるんですよ」と寂しそうに語っている姿が印象的であった。
(卓球で培った反射神経が活かされたりなんかして・・)。
あと話に上がったのが「合宿をする」という企画。
温泉地に行って、卓球をして温泉に入って宴会をするってだけの企画なんだけれど、ただ、ここでまたも懸念が・・。
キロさんか立野さんのどちらかが「どこかの組織の大親分」で、背中一面に彫り物があった場合、入浴を断られてしまうのではないか、という懸念である。
そうでないことを、ただただ祈るばかりである。
とまあ、こんな感じの「卓球&ビアガーデン」で楽しんだ一夜でした。
今回の記事の内容が多少ふざけた具合になったことにつきましては、東京ドーム3個分くらいの広い心でお許し頂けたら幸いです。
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東京ドーム1個分はありそうな東京ドーム…笑
たぶんヤのつく怖いお兄さんではないと思います、たぶん。
……たぶん。
Kさん
東京ドーム1個分の卓球場ができたら夢のようだなぁ、なんてしみじみ思いましたよw
優しいおじさんたちなんで、ヤとクのつく仕事の人ではないと、私も思います。
が、キロさんは龍とか獅子のデザインされたユニフォームがお好きなようなので、ひょっとしたら・・という疑念が拭えません 笑
来月、東京へ行きますが、タクスルに行ってみようかなぁ。
ビアガーデンもあるんですね。そこも行ってみたい。ドーム前で飲むなんて最高じゃないですか。
わんさん
卓人であれば東京観光でタクスルに行くのはありですね~。
ビアガーデンもぜひ。
東京ドームをおつまみに飲む、これは普通の居酒屋では味わえない贅沢です 笑
試打ラケットがあるのはすごいサービスですね。
ショップが併設されたら思わずそのまま買っちゃいそうです。
東京ドームキレイですね。入ってみたいなぁ。
ラケットマンさん
そうなんですよ、普通の卓球場にはないグッドなサービスだと思います。
もっとそこをアピールすればいいのにと思いますねぇ。
ライトアップの色が緑というのがまた素敵なんですよね。
東京ドームの中に卓球場があったら最高なんですけどね 笑