卓球に取り入れたら良さげな 他のスポーツの技術 ベスト5

NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』を見た。
ラグビーの日本代表監督のエディー・ジョーンズを取り上げた回だ。
 
世界ランキングを過去最高の9位に上げるなど、ラグビー日本代表を急成長させた世界的な名将であるエディーさんの手腕の秘密に迫るといった内容だったのだが、その中でエディーさんが取り入れていたある練習法に驚かされた。
 
それは、日本代表の強化合宿に元総合格闘家の高阪剛氏をスポットコーチとして招いて、タックルを教えるというもの。
 
アメリカで最も活躍した日本人と言われる高阪剛は、当時無敵だったあの世界最強のヒョードル(ロシア)に唯一勝った(当時)という伝説の格闘家である。

そんな世界の高阪が、日本のラグビー選手に、外国の大きな相手を倒すための、低くて早いタックルの技術を伝授したのだ。
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他の競技のスキルを取り入れることで、今までにない視点に気づき、新たな武器を手に入れるというわけだ。
 
私はこの番組を見ていて、卓球にも他のスポーツの技を取り入れることによって、強力な武器となり得るのではないかと考えた。
 
そこで今回は、「卓球に取り入れたら良さげな他のスポーツの技術 ベスト5」を発表する。

 

まず、第5位は

『バックハンドブロー』

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(フォト)

ラグビーと同じく、卓球界も格闘技の技を取り入れることができる。
それが「バックハンドブロー」だ。
 
バックハンドブローは、回転して手の甲で相手を打つという技で、総合格闘技やムエタイ、キックボクシングなどで使われている(ボクシングでは反則)。
クリーンヒットすれば一発でKOできる威力がある。
 
このバックハンドブローのテクニックを卓球に応用すれば、遠心力を利用した強烈なバックハンドスマッシュやバックハンドドライブが打てるはずだ。

 

続いて、第4位は
 
『バレーボールのスパイク(アタック)』
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バレーボールの花形技術と言えばスパイク!

テレビで強烈なスパイクがコートに突き刺ささるのを見ることがあるが、あんな球をレシーブなんぞした日には腕が逆側に折れ曲がってしまうのではないかと思うほどごっつい威力だ。
 
この技をマスターすると、ロビングボールに対するスマッシュに応用できるはずだ。
助走をつけて高くジャンプし、カラダを弓のようにしならせて全体重を乗せるように思いっきりぶっ叩く。
一撃必殺の強力な武器となるだろう。
 
助走をつけるので、初めのうちは勢いあまって台の上に着地してしまうだろうが、距離感を意識しながら繰り返し練習すれば必ず習得できる!
 
ダブルスなら『時間差攻撃』も取り入れられるかもしれない。
時間差攻撃とは、あるアタッカーがジャンプして打つとみせかけて相手のブロッカーの注意をそらせ、実際には別のアタッカーが打つというもの。
 
いやしかし、よく考えてみれば、卓球は打つ選手が決まっているので意味がないではないか・・・。

この件については忘れてほしい。

 

そして、第3位は
 
『円盤投げ』

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フォト

私が一番おススメするのがこれだ。
 
回転して勢いをつけ、目いっぱい腕を伸ばしてボールを巻き込む感じでカーブをかけてドライブを打つ。
台から下げられて苦しい展開になった時に使える大技である。
 
2回転3回転してから打てるようになるまで、徹底
的に練習してほしい。

もちろん試合で使用する際は、打った後に大声で叫ぶことを忘れてはいけない。

 

続いて、第2位は
 
『新体操 ボール』


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(フォト)

女子の新体操は手具と言う道具を使う。
リボン、ボール、ロープ、クラブ、フープの5種類だ。
 
卓球に取り入れたいのはこの中の「ボール」の技術。
 
テレビなどで一度は見たことがあると思うが、ボールを頭上高く放り投げ、回転してキャッチするという技。
これを卓球のサービスに取り入れてみてはどうだろうか。
 
とんでもなく高く投げ上げるため、落下速度を利用してより回転とスピードの増したサービスが出せる。
そしてクルクルと回転することによって相手は確実に戸惑う。
 
卓球には投げ上げサービスというのがあるが、それの進化系というわけだ。
 
これで王子サービスが出せれば言うことなし。鬼に金棒ならぬ「福岡春菜に新体操」である。
 
ひとつ注意しておくが、取り入れるのはこの技術だけにしてもらいたい。
間違っても腕や背中の上でボールを転がしたりしないように。
芸術点は卓球にはない。審判から怒られるだけである。

 

そして第1位は、これだ
 
『ジャイアント馬場の脳天唐竹割り』


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日本を代表するプロレスラー・世界のジャイアント馬場さんの必殺技のひとつである、「脳天唐竹割り」

 

これは師匠である力道山譲りの空手チョップを脳天にぶちかますという技で、シンプルではあるが、2メートル9センチの馬場さんがやると効果は絶大。
巨漢外国人レスラーも吹っ飛んでしまうほどの威力だ。
この技をしゃがみ込みサービスに取り入れようというのが私からの提案である。

 

馬場さんは調子がいい時には、ジャンプしてからチョップをしていたという。
ジャンプからのしゃがみ込みサービスをする選手はいない。
これをマスターすれば、世界を驚かせる秘密兵器になること請け合いだ。
ぜひユーチューブで馬場さんの動画を何度も見て研究し、体重の乗せ方や腕の振り方を自分のものにしてもらいたい。

 

とまあ、こんな感じのベスト5となったわけだが、カットマンに応用できる技術が入っていないのが残念だ。
何かないかなあ・・・。
皆さんも思いついたら、ぜひ教えてください。

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