石川佳純、俳優の別所哲也さんに卓球の魅力を語る!!

石川佳純が13日(月)にNHK総合の「ニュースウォッチ9」に出演していたようだが、見逃してしまった。ショボーン。

さらにNHKラジオ第1の「NHKジャーナル」(15日)にも出演していたそうだが、こちらも聴き逃してしまった。ガビーン。

ラジオに出演(しかもNHK)なんてめったにないことなのでぜひ聴いてみたかったとショックを受けた私であった。
しかーし、番組サイトにアーカイブがあったのでござい。ラッキー!

世界選手権が間近に迫ったというのに、あれこれ取材を受けているようで、頭が下がりますねほんと。

そんな何かと忙しい佳純ちゃんであるが、「ハムの人」でお馴染みの、俳優の別所哲也さんと対談している記事(毎日新聞)を発見した。
毎日新聞の「別所哲也のスマートトーク」(WEBで読めるが会員登録が必要)

今年度最初のゲストに呼ばれた佳純ちゃん。
別所さんに卓球の魅力やプライベートなことまで、色々と語っておるのだが、まずは卓球の面白さ、奥深さについてこのように話している。

−−卓球の世界ランクは今、1〜3位は中国人選手が占めています。

 彼らが強いのは、相手の動きを読む力が高いからなんです。卓球って、相手が打ってから手を出していては遅い。「だいたいここに返ってくる」ということを体に覚えさせて、予測で動いているんです。無意識に体が反応していると言ってもいいかもしれません。

 私の得意技は、サーブを打って、返ってきたボールを強く打つことなんですが、彼らに勝つためには、この技を誰にも負けないくらい磨かないといけないと思っています。

−−ゼロコンマ何秒で判断を迫られる世界ですね。

 そうですね。それに加えて、球への回転のかけ方はループ、スピード、ナックルなど何種類もあるんです。打つたびに微調整して違う回転をかけます。

 フェイントもかけますよ。肩を回して打ったけど実はストレートだったり、クロスに打つと見せかけて反対に飛ばしたり。そういう駆け引きは卓球の醍醐味(だいごみ)の一つです。試合を生で見てもらうと、そのスピード感やボールがカーブする様子などが見えて楽しめると思います。

 

うん、わかりやすく卓球を観るポイントを説明している。
スピードと回転の種類、これが卓球最大の魅力(奥深さ)である。
佳純ちゃんの言っているように、生で観戦するとその様子が見えて面白い。逆に言うと、テレビ中継では伝わりにくいということで、そこは何とも歯痒いところである。

この説明に対して別所さんは次のように答える。

−−話を聞くだけで燃えてきますね。フェンシングの中継ではカメラアングルや場内の照明を工夫し、その近未来的な雰囲気が格好良くて興味を持った人が増えたと聞きました。卓球ももっと臨場感あふれる見せ方をしてほしいね。

なぬ!? 知らなかった。

で、ちょっと調べてみたら、「フェンシングと最新テクノロジーのコラボ」なるものを見つけた。

昨年12月に池袋サンシャインシティ噴水広場で行われた、第6回「森永製菓フェンシングフルーレ太田雄貴杯」において、「未来のフェンシング」のデモンストレーションが注目を集めたという。

(前略)
これは、よりフェンシングの面白さを伝える為に、新たな試みとして、perfumeのライブなどを演出している話題のクリエーター真鍋大度氏とdentsu lab tokyoがタッグを組み、最新のテクノロジーを駆使し、フェンシングを可視化したもの。

素早い選手の動きが理解できるようスーパースローカメラでの再生や、全身に装着したモーションキャプチャーから体の動きや剣先の動きを光の軌跡で表現。繰り出した技に応じたエフェクトを画面上に追加するなど、フェンシング×最新テクノロジーがコラボした形となった。

デモンストレーションを終えた太田は、「フェンシングの服は宇宙服みたいですが、さらに近未来的な感じになりましたね(笑)
(中略)
(スポーツメディア ギャザーより)

 

太田雄貴選手は2020年東京五輪でこの技術を実戦で使うことを想定しているという。

フェンシングどころか、スポーツの概念をぶち壊しそうな改革ですな、これは。

フェンシングの動きはとても早く一瞬で勝負が決まるため、何が有効打になるのか、剣先はどのような動きをしているのか、見た目ではなかなか判断できなかったが、この技術を駆使すれば、多くの観客がよりフェンシングを楽しめることになる。

確かにフェンシングを観ていると、動きが速過ぎて、素人ではどんな攻防が行われているのか、どのように勝負が決まったのか、よくわからない。
そのあたりの事情は卓球に通ずるものがある。

ということは卓球も、テクノロジーを駆使して「可視化」するという方法も有りなのかもしれない。
ではユニフォームを宇宙服的な感じにしないといかんのか? いや、動きづらいだろう、さすがに。
卓球台をロケット型にして宇宙感を演出するという手もあるけど・・・(却下!)。

 
話が逸れてしまった。別所さんとの対談に戻す。

卓球以外の楽しみを訊かれた佳純ちゃんは、こう答える。

お買い物です。数年前までジャージーで繁華街に出かけていたんですけど、さすがにもう22歳なんで(笑い)。母や年の近いトレーナーさんと「あ、この洋服可愛いね」なんて見てまわるのが気分転換になっています。

国民的な人気選手ですしね、ジャージではうろつけませんわな。

そして、卓球選手が一番脂がのる年齢はいつごろなのかという質問に対し、

 個人的には、27歳前後だと思っています。オリンピックなどの結果をみても、そうだと思います。女性は結婚すると(競技を)やめる人が多いんですよ。

−−石川さん、「ママさん選手」としてどうですか?

 あー、無理(笑い)。やめた後のこと、想像できないんですよ。今は悔いが残らないように頑張ろうと思っています。もっともっと強くなりたいし、勝った瞬間の気持ちって、最高なんです。

27歳というと、ちょうど東京五輪の時。
2020年にピークを迎えた佳純ちゃんの活躍に嫌でも期待が膨らむが、まずは目前に迫った世界選手権での活躍である。

「26日からは、中国で世界選手権が始まります。まずはこの大会でのメダル獲得を目指します。ぜひ応援してください」と佳純ちゃんは別所さんに目標を語った。

世界選手権では第5シードとなったようで、シングルスのメダル獲得も夢ではない。

ということでみなさん、ハムでも食べてパワーをつけて、全力で佳純ちゃんを応援しようではありませんか!

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