なんと3連覇だそうである。
これはあの伝説の世界チャンピオン、荘則棟大先生以来とのことで、リオ五輪の代表3選手が棄権や欠場していたとはいえ、素晴らしい記録である。
参考記事→ 全中国選手権で朱雨玲が3連覇、男子は樊振東がV
決勝戦の相手はカットマンの武楊さん。
強烈なフォアドライブとストップでの揺さぶりに、武楊さんはなかなか対応できていませんね。
見事なカットマン攻略です。
上背がある選手ではないが、フォアハンドドライブは強烈だし、バックもブロックだけではなく、ドライブや強打もうまい。
やはりラリー戦はバツグンに強い選手であると言える。
そしてフットワークが良く、ピッチも速い。
そこは丁寧を上回っている。
このパワーとスピードに対抗するのは並大抵のことではない。
となると、果たして誰がこの選手を倒すのか。
なぜかというと、朱雨玲に勝つためのポイントは「速さ」にあるのではないかと思うからだ。
パワーかスピードのどちらかで朱雨玲を上回れば勝機は見えてくるということである。
日本人選手が朱雨玲のパワーを上回るのはちょいと難しそうだけれど、スピードなら可能性は大いにある。
劉詩雯と朱雨玲が戦うと、どうしても劉詩雯の神がかり的なスピードについていけずに敗れる、といった展開が多い(ように思う)のだが、この2人の試合を観ていると、ここに日本人選手の勝利のポイントがあるのではないかと思えてならない。
日本のスピードスターが、中国の新女王をきっと倒してくれるだろうという予感がする。
とまあ、こんなことを最近考えていたのであるが、そうしていると先日、「平野美宇選手が世界最高峰の中国スーパーリーグに参戦!」てなニュースが飛び込んできた。
しかも平野選手は、朱雨玲が在籍する内モンゴル自治区のオルドスのチームに所属する、とのことで、朱雨玲とチームメイトになるようだ。
これはなかなか面白いではないですか。
朱雨玲のプレーを間近で観て、練習を一緒にする機会もあるわけだから、仲間としてスーパーリーグで戦いながらも、朱雨玲のことを研究・分析もできるというわけである。
何年か経って、かつてのチームメイト同士が世界の舞台の大一番(東京五輪かな)で激突するなんてことになれば、また劇的なドラマが生まれそうではありませんか。
今から実に楽しみである。
先程、朱雨玲はまだ若くて伸びしろがあると言ったが、今後、朱雨玲がレベルアップして、劉詩雯並のスピードを手に入れたとしたら、パワーがある分、今の劉詩雯よりやっかいな選手になる可能性はある。
恐ろし過ぎて想像したくはないけれど、中国の若手エース選手は、往々にしてそんなモンスター選手に育つものだから嫌になっちゃう。
まあ、朱雨玲はもう少しカラダを絞れば、それだけで今すぐにでもスピードアップできるような気もするけどね……。
中国の若手選手は朱雨玲以外にも陳夢選手がいますから中国の層の厚さを感じますよね。陳夢選手もまだ22歳なので日本にとっては怖いけどこれからが楽しみですね。パワーならもしかしたら長崎美柚選手あたりが超えられるかもしれないなとは思います。また、日本の平野選手・伊藤選手・早田選手の世代にはSHI XUNYAO選手がいます。彼女は世界ランクが310位なのですが本当に310位なのかよ‼︎という様な強さですので是非動画で見てください。長文失礼しました。
ターゲットブルーさん
そうなんですよね。陳夢選手も本当に脅威ですよね(まだ22歳とは…)。
パワー部門なら早田選手が筆頭かと思ってましたが、長崎選手も確かに期待できますね。
SHI XUNYAO選手の動画観ました。
いやあ、半端ない強さですね。これで15歳ということは、あと何年かしたらひょっこり頭角を現して日本選手をなぎ倒すパターンに……いやいや、黄金世代がやってくれるでしょう!
こうしてまだ見ぬライバルをチェックするのは、卓球のマニアックな楽しみ方のひとつですね(^^)
スウェーデンオープン戦2018シングルで伊藤選手が優勝しましたね
今回議題に上がってる選手にも勝ってますね
只相手は中国
次当たったら対策してくるんでしょうね
伊藤選手も対策は望む所だと語ってましたが
何か切り札を持っていそうな気がします
つばきさん
対策のえぐさが中国の真骨頂ですから、不気味ですよね。
ミウちゃんはうまく攻略されてしまいましたが、ミマちゃんは何かやってくれそうですね。
スウェーデンオープンの実力が普通の状態、というレベルになれば中国越えも夢ではないでしょう。
今後の中国との対決が楽しみでなりません。
多分ですがオリンピックで中国卓球の本性と言うか牙を向けられると考えています
なんか今回デキレースと言うか歯ごたえが無さすぎます
それくらい今回の中国は不気味でしたね
何にしても優勝おめでとうございます
つばきさん
オリンピックと世界選手権の中国は本気度が違いますよね。
調子も万全でやる気もみなぎってます。
中国が本気になる大会でどこまでやれるか、楽しみです。