毎度おなじみ流浪のコーナー「ナルコの中ペン&表ソフトラバーを探せ」
自分にぴったりの組み合わせを検討しながら迷走しているわけなんですが、「さっさと購入して試さんかい!」と、もう一人の自分がツッコミを入れている状態ですが、「あれもいいこれも捨てがたい」と考えていること自体が楽しくなっちゃって、なかなか購入には至りません・・・。
さて、この試みを始めてから、ラケットや表ソフトに詳しい人からコメント欄で情報をもらえたりすることが増えて、いろいろと気付かされているんですよね。
例えば、「バイオリンC」と「アコースティックC」についての記事を書いた時にもらったコメント。
リンさん(一部抜粋)
❝バイオリンCはミート打ちに向かないというのは、逆に言えばその組み合わせで打つ人がほとんどいないという事でもあるので、その組み合わせにすると逆にものすごいクセ球が出て相手が取りづらいという事もあると思います。
無難に行けばアコーステイックC、冒険するならバイオリンCと自分なら行きます(笑)❞
「バイオリンはミート打ちの人には合わない」という情報を得て、「バイオリンCに表ソフト」の組み合わせはやめておこうと思った私は、この言葉にハッとした。
この冒険心、大事です。
合わないと思われている意外な組み合わせがひょっとすると「強烈な個性」を生み出すかもしれませんからね。
不滅の表ソフトさん
❝どちらもニッタク製品なので、特注でアコースティックCにバイオリンCのグリップを付けるという手もありますね。価格と納期がネックになりますけどね^^;❞
ふたつのラケットを比較して、アコースティックCの方が表ソフトに合いそうだが、グリップのデザインはバイオリンCの方が好きだなあ、と記事の中でボヤいていた私はこの言葉にハッとした。
金銭的な問題はあるが、自分流にラケットをカスタマイズできることも卓球の魅力。
このコメント以来、まだ誰もやったことのないカスタマイズをできないものかと日々考えている。
(相手の戦術パターンや弱点を瞬時に分析してくれる、コンピューター搭載の「ITラケット」とかね)
ワイハさん(一部抜粋)
❝アコースティックもバイオリンよりは弾みますが、やはりイマドキのラケットの中ではかなり控えめなので、現在のラケット次第では、ラバーで多少補う必要があるかもしれません❞
「アコースティックは弾むんだね、ワーイワーイ」とはしゃいでいた私はこの言葉にハッとした。
「イマドキのラケットの中ではかなり控えめ」というのがミソ。
たとえ「弾み」を謳い文句にしている大ヒット商品であっても、少し時が経てば「それほど弾む方ではない」ということもあり得る。
ましてや中ペンはあまり新商品が出ないので、「イマドキのラケットとしても十分に弾む」という商品は限られているのだと思う。
今後はこのへんにも気を付けてラケット探しをしていきたいと思います。
このように、誰かからいろいろな視点や情報をもらえるというのがブログの良さである。
会ったこともなく、顔さえも知らない人が、卓球という共通点で繋がり、ブログを通して会話をする。
考えてみると、なんとも不思議なものである。
幸い私のブログも、そこそこの数の人たちが読んでくれている。どんな人たちが読んでくれているのかわからないが、私のブログを読むくらいだから、相当知的な人々であることは間違いないだろう。
こんな素敵なブログというツールを作ってくれた人にお礼を言いたいが、誰に言えばいいのかわからない。
スティーブ・ジョブズかな?
たぶん違うと思うけど、ジョブズよありがとう(だから違うって)。
※明日はいよいよ「福澤朗のジャストミート卓球部」の初イベントに行って来ます。
次回はその記事になると思います。
いつも読ませてもらっています。
アコースティックは木材を加工して弾みやスイートスポットを向上させていますが、やはり6ミリしかない木材5枚合板なので、弾み的には「それなり」という感じではあります。
中ペンそのものがドライブマンに厚いラケットが好まれていないのもあり、スイングやグリップ、裏面ラバーで弾みは補いやすいのもあり、全体的にそこそこの弾みのものが好まれているというのもありますね。
表向きの中ペン…
いろいろ思い当たるものはありますが、本業が日ペンなので、少し情報整理してみようかと思います。
今後ともよろしくお願いします。
ワイハさん
詳しい情報、本当にありがとうございます!
裏面ラバーを貼って弾みを補うというのも確かにそうですね。
弾みを補う方法もバリエーションが多いというのも気づかせてもらいました。
裏面を貼れば、表ソフトも裏ソフトも活かせるラケットという視点でも考えないといけないので、さらなる勉強に励もうと思います(笑)
今後ともひとつよろしくお願いします!
「~に合わない」という表現は、自分は「それの正統的な使い方に合わない」という解釈をしています。それは逆に「正統的な使い方から外れた“邪道的な使い方”をすれば合う」と思っています。
※例えば、ぐっちぃさんのブログで度々登場するペン粒ドライブマンの方は、カーボンラケットに粒高を貼る事で“邪道的な使い方”を可能にしています。
それこそが正に、ナルコさんがブログの記事で書いた「強烈な個性」を生み出す事だと思います。
ちなみに、ペン粒ドライブマンさんのラケットを調べたら、ルーティスJ(3枚合板にG-カーボン)でした。
http://yamaguchi.diary.to/archives/51829932.html
↑こちらの記事になります
※去年の記事ですけど、今年になってラケットを代えた様です。
ニッタクのカタログを見ると、G-カーボンはニッタクの特殊素材の中でも「ハイスピードタイプ」に位置し、従来のカーボンよりも柔らかくてコントロール性能も考慮されているカーボンの様です。
リンさん
邪道的な使い方から生まれる「強烈な個性」はもはや正統である。
自分なりの邪道を突き詰めなければいけないと感じています。
ぐっちぃさんの記事ありがとうございます!
カーボンラケットに粒高、素晴らしい邪道っぷりですね。
非常に参考になります。