全日本卓球選手権に行ってきた（2018）～ついにスーパーレジェンドに声をかけて写真を撮ってもらった～

昨日のこと。

例年通り、全日本選手権を観戦してきた。

10時から試合が始まるので9時45分くらに東京体育館に到着。
私はあちこち動きまくりたいので、いつも通り自由席（前売り）である。

この日行われたのは以下の試合⬇️

●男子シングルス（5〜6回戦）
●女子シングルス（5〜6回戦）
●男子ダブルス（5回戦、準々決勝）
●女子ダブルス（5回戦、準々決勝）

おそらく全日本の中で最も見どころ満載なのは5日目だと思うので、私は毎年この日に観戦するようにしている。

席に着いてすぐに場内の雰囲気は試合モードに。

「女子シングルス5回戦、選手の入場です」というアナウンスがあり、選手と審判員がずらっと１列に並んで入場してきた。
なぬ、今までこんなのはなかったはず。
なかなか良いではないか、としょっぱなから感心させられた。

そして1人1人紹介するという演出。
うん、なかなかグッド。
ずっとこの演出で進むのかと期待したが、さすがに途中でタイムテーブルは乱れるので、皆がそろって入場するのは不可能らしく、この演出は一番初めだけであった。

そんで男女のランク決定戦が始まって、興奮につぐ興奮で手に汗握りまくり。

５回戦を観る限りでは松平健太選手の調子がいいなと思っていたんだけれど、勢いそのまま６回戦で田添響選手（専修大）をストレートで下すという好調ぶり。
今回は何かやってくれるのではないかと期待してしまう。

私が応援する岸川聖也選手と森薗政崇選手が６回戦で当たってしまったのがもったいなかったけど、圧巻の強さを見せたて勝利した森薗選手もなかなか調子が良さそうなので、ぜひとも優勝目指して頑張ってもらいたいものである。

女子に関しては石川佳純選手と伊藤美誠選手が光っていた。
この２人のどちらかが優勝するのではと思うが、おそらく石川選手であろうと思う。

最終日（２１日）も観に行く予定だが、男子も女子もサプライズが起きそうな予感。

マイレジェンドと遭遇

途中で席を経ち、休憩所で缶コーヒーを購入して客席に戻ったんだけれど、先ほど座っていた場所の反対側へ移動し、隅っこの席に座った。

しばらくしてふと気づいたんだけれど、目の前に座っているのが、田崎俊雄さんであったのである。
実はですね、もし全日本の会場で遭遇したらぜひ写真を撮ってもらいたいと思っていた人が1人だけおって、それが田崎さんなのである。

田崎さんは、私が歴代日本人選手の中で最も好きな選手である。
両ハンド打ちのペン表選手で「カミカゼ速攻ボーイ」として世界から恐れられた、天才としか言いようがない超独創的な卓球をする神がかった人なのである。

毎年、会えたらいいなぁと思っておったんだけれど、たまたま適当に座った席の目の前におられたのである。

なんたる偶然。
これを逃してはならんってことで、私は声をかけるタイミングをうかがっていたんだけれど、回りにいる人たちとずっと喋っているのでなかなかチャンスがない。

目の前で激戦が繰り広げられておるのに田崎さんに気がいっちゃって集中できないという状態で、その隙をうかがう私。

何だかんだで２時間以上も田崎さんの後ろで粘って、全ての試合がほぼ終わった頃に、ようやく田崎さんが「じゃあ帰ります」って隣の人に言って席を立ったところを捕まえた。

「すみません。田崎さんですか？」
「はい」
「写真撮ってもらっていいですか」
「はい、いいですよ」

とニッコリ微笑んで応じてくれた。
めちゃくちゃ素敵な人である。

いやあ、これほど緊張したのはいつぶりだろうか。
中学生の頃に世界チャンピオンのガシアンや韓国のレジェンド・キムテクスと撮った時ですらまったく緊張しなかったのに。
さすが我がマイレジェンド。

写真を確認してみると、激烈に下手くそに撮れてしまっていたのでここにはアップしないが、一生の思い出である（それにしてもなぜに私はこうも不器用なのか。写真１つもまともに撮れんなんて・・・）。

そんなわけで、良い思い出ができた全日本観戦であったわけだが、次回からは大阪で開催される。

東京に来て毎年欠かさずに観戦しに行っておったわけだが、もはや全日本に行かない１月というのは考えられない。
最終日だけでもいいから大阪にも観戦に行ければと考えているが、どうなることやら。

それまでに関西の卓球ブロガーさんと知り合いになって、観戦に行ったついでに大阪で一緒に練習できたりしたら理想的だけど。