最新の世界ランキングが昨夜発表された。
世界選手権後に11位、その後ベラルーシオープンで優勝し、クロアチアオープンで3位と活躍した伊藤美誠が今回9位となり、初のベスト10入りを果たした。
いやぁすごい。
その美誠ちゃんが「ジャンクSPORTS」(7日放送)に出演していた。
まず話題となった例の(ドイツオープンで優勝して賞金額を聞いた時のキュートなリアクション)の映像が流れ、その賞金の使い道を聞かれた美誠ちゃん。
美誠「お母さんに預けてるので、お母さんがたぶん使ってる…」
浜ちゃん「お母さんなんか買ってた?」
美誠「洋服がどんどん増えていくんです」
浜ちゃん「買ってるやん!」
ピース綾部「お母さんいいバッグ持つようになったでしょ」
美誠「はい」
スポーツ選手としては最高の親孝行のやり方ですね。
そしてそのお母さんがとても厳しかったという話になり――
美誠「だいぶ厳しかったです。夜だから集中力が抜けたりすると、よく外に出されたりしてました」
浜ちゃん「夜でも? 真っ暗でしょ」
美誠「はい。すごく怖かったですけど、だんだん慣れてきました」
浜ちゃん「慣れてくんのんかい」
美誠「2時間くらい外に出されて、おばあちゃんとか帰って来たときに『また外に出されちゃったんだね』って言われて、また中に入ってました」
ここでお母さんのVTRが流れる。
練習中に美誠ちゃんを家から閉め出したことについて聞かれると
母「毎日ですね(笑) もう近所中に聞こえる声で『ママ~』って」
話だけ聞くと「巨人の星」のようなスパルタ指導ぶりに思えるが、お母さんの美誠ちゃんへの愛情はハンパではない。
母「私も母ですし、娘も本当に可愛いですし……(涙ぐみ声を震わせ)すいません、思い出すと……卓球台って近く見えるけど遠いんですよ。その距離をずっと保ちながら、大好きな娘を抱っこできないっていうか……娘が寝た後に寝顔を見ながら『ここまでしなきゃいけないかなぁ』って思いながらもやってたんですけど…」
厳しくしながらもお母さんの中では相当な葛藤があったようだ。
そしてお母さんは涙を拭いながらこう語る。
母「って言いながらも耳元で『世界チャンピオンだよ』『オリンピックで優勝するよ~』って。グーグー寝ながら『うん、うん、うん』って言ってましたね(笑)」
暗示かけとったんかい!
オモろいお母さんですな。
このお母さん、昔から地元磐田の神社で美誠ちゃんのために祈願していたという。
美誠ちゃんのブログにこんな記述があった。
地元磐田の見付天神で、ばーばとママが勝利祈願してくれて、ベラルーシ優勝できました*\(^o^)/*
ママからたくさん写真が送られてきました!わたしが小さい頃から牛の腕をなでて、牛みたいなドライブが打てますように!
牛の腰や足をなでて、強い下半身になりますように!
とか、お願いしてたのを思い出します。
いつも、ありがとね!
(伊藤美誠オフィシャルブログ より抜粋)
「牛みたいなドライブ」ってなんぞや!
闘牛的なイメージなんだろうね、たぶん。
でもまあ、このままお母さんが祈願し続ければきっと、東京五輪の時には牛のように強靭な肉体を手にしていることだろうね。
そしてそんな美誠ちゃんの荒ぶるプレーに世界は驚き、きっとこう言うだろう。
「あれはもはや卓球ではない『卓牛(たっぎゅう)』だ!」
……忘れてください
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