皆さま、明けましておめでとうございます。
本年一発目の記事は、卓球漫画のご紹介です。
岩田やすてる先生の『球魂』知ってますか?
コミックスの第1巻が1998年発売ということで、けっこう昔の作品なんだけど、なかなか本格的なスポ根卓球漫画で面白いのですよ、これが。
私は稲中卓球部はまったく読んでいなかったけど球魂は買い揃えて読んでいました。
今回、年明け一発目に紹介するために実家で読み返そうと楽しみしていたんだけど、全部捨てられておりました……(去年まではあったのに)。
しかしめげずに紹介したいと思います。
物語の始まりはこんな感じ――
昔は温泉街としてブイブイ言わせていた玉磨温泉村だが、現在は過疎化の波にさらされてすっかりサビれてしまった。そこで村長は村に活気を取り戻すために「温泉街で注目を集めていたんだから打開策は卓球だ!」という方法を思いつく。
ドイツ留学中の息子・明彦を帰国させ、卓球で村を盛り上げろと言い渡す。意気揚々と卓球部の練習場に向かった明彦であるが、実は卓球はまったくの素人であった。
そこへ一人の少年・児玉スグルが現れる。
小さくて見るからに弱そうなスグル少年であるが、実は10年前から山奥で謎のジジイに鍛え抜かれた天才卓球少年であった。
山の分校から編入してきたスグルの下山は、弱小卓球部に、そしてサビれた玉磨温泉村に何かをもたらせる予感を感じさせた。
てな感じでスタートして、強力なライバルやスグルの祖父で「鬼の喜六」と呼ばれた伝説の卓球人・児玉喜六など、いろいろなキャラクターが登場してあれやこれやとストーリーが展開する。
私が球魂の中で強烈に覚えているのはスグルのチームメイトの細川の必殺技「大仏サーブ」。
見た目が大仏のような細川が拝みながら繰り出すこの必殺サーブ、稲中の「ハミ〇〇サーブ」ほど有名ではないが、なかなか味があって素敵なサーブなのですよ。
卓球人なら覚えておいて損はないサーブなので、ぜひチェックを!
主人公のモデルはあの人
プロ卓球選手(現在はプロコーチ)の三田村宗明さんです。
高校時代にプロ宣言、全日本選手権で6年連続ベスト8という実力者なのです。
現在は「龍門卓球場」という卓球教室をやっているようです。
ダブルスで対戦したんだけど、ズタボロのスッテンテンにやられました。
ダブルスなのにサーブが取れなかったんだよね……。
まさに次元が違う強さでした。
そんな三田村プロがモデルの主人公が活躍する卓球漫画『球魂』は全部で16巻あるんだけど、こちらで全巻ちょっこし立ち読みができます↓
http://www.comicpark.net/cm/comc/detail-bnew.asp?content_id=COMC_ASG00609
ということで、本日は以上です。
それではまた。
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