世界卓球決勝戦で感じた中国選手の「ツッツキ力」


世界卓球の余韻がいまだ残りまくっている私ですが、今回の世界卓球は世間的にもなかなか関心が髙かったようですね。

テレビ東京が放映している世界卓球は、これまでの放送の中で最も視聴率が高かったという話もテレビ東京の関係者から聞きました。

私のブログも普段の何倍ものアクセスがあり、それだけ卓球や卓球選手に興味を持った人がいたということは、卓球ファンとしては嬉しく思います。

ここでプロリーグを作って一気に卓球人気を高めて・・・といきたいところなんですけどねえ・・・。

 

ということで本題です。
女子の決勝戦、日本VS中国を観ていて感じたことがあった。

それは「中国選手のツッツキ力が凄い」ということ。

 

今回で言えば特に、李暁霞と劉詩文の鋭いツッツキが光っていた。

 

ツッツキと言っても、注目ポイントはバックではなくフォアのツッツキである。


普通のツッツキも回転量が凄いが、恐ろしいのは少しでもボールが浮いた時である。
ボールの下をツッツくのではなく、斜めにガツンと振り下ろすようなツッツキ、これがえげつない。

このツッツキの威力がハンパなく強烈で、ツッツキなのに一撃必殺といった感じである。
回転量が凄いというのももちろんだけど、中国選手のツッツキにはスピードがある。

そしてこのツッツキをフォアへ送るというのもポイントである。

普通に考えると、フォアへ長くツッツくというのは、どうぞ打ってくださいと言っているようなものなので、なかなかできるものではない。


これができるというのは、よほどその威力に自信があるということなのだろう。


第1試合の福原愛VS劉詩文戦で、福原選手が劉詩文の強烈なフォアへのツッツキ(相手コートに叩きつけるような)を受けてポイントを取られた場面があったが、回転量とスピードがあれば、「ツッツキであっても攻撃技として使える」ということを思い知らされたような場面であった。

 

最近の女子の日本選手の傾向として、巻き込みサービスなどの横回転系サービスからラリー戦に持ち込む選手が増えているように思うのだが、このサービスを強烈なツッツキでレシーブすることができれば、ラリー戦を想定していた相手にとってはかなり嫌なことだろうと思う。

もちろんバックのツッツキも同じように重要で、フォアでもバックでも鋭いツッツキ(ツッツキレシーブ)を使えるということは、それだけで相手にとっては脅威となる。

いま卓球界では「ストップ」の重要性が叫ばれているが、「ツッツキ系」の技術をマスターすることも非常に重要なことだと思う。

 

ということで、中国の試合を観る時はツッツキにも注目してみてください。
ほんとえげつないんだから。

【関連記事】
ペンの強みを活かす「サイドスピンツッツキ」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。