ペンの強みを活かす「サイドスピンツッツキ」

皆さんは「ツッツキ」に対してどんなイメージがありますか?
ツッツキは「繋ぐ技術」という消極的なイメージを持っている人も多いかと思います。

私も学生時代はツッツキを使うと「なんで回り込んで打たないんだ!」と怒られたことが何度もある。
確かにプロ選手はおろか、小・中学生の県のトップレベルくらいでも、いわゆる普通のツッツキを使うことはあまりないと思う。

だけどやり方次第では、自分が主導権を握るための攻撃的な技となるのがツッツキだと思う。

いろいろなやり方があると思うけど、私が思う効果的なツッツキは「サイドスピンツッツキ」である。
バックに来た下回転のボールに対して横回転をかけて返球するツッツキであるが、まさに「攻めるツッツキ」と言える。

大きく分けて、ボールの左側を打球する右横回転と、ボールの右側を打球する左横回転の2種類があるが、今回私が強く推したいのは「右横回転(時計回り)」のツッツキです。

相手のバック側にグイ~ンと曲がりながら飛んでいくエグるようなツッツキですね。
BlogPaint
(誰にでもわかりやすい例えをすると、「キャプテン翼」に出てくる早田くんの「カミソリシュート」のような感じ)

これをやると相手選手は回り込んで打つのが難しくなるので、中途半端なドライブになったり、仕方なくツッツキで返したりしてくるので、それを狙い打つことができます。

特にペンはこのツッツキがやりやすいと思うので、ペン選手はこれを使わない手はないと思う。

もちろんドライブなどで攻撃できればそれにこしたことはないと思うけど、どうしてもツッツかなければいけない状況になった場合、サイドスピンツッツキで返せば、相手に簡単に攻撃させないようにすることができるわけです。

以前、ツッツキをボクシングのジャブに例えていた人がいて、「うまいこと言うな」と思ったんだけど、ちょっと調べてみると確かに共通点が多い。

 


ジャブは相手に大きなダメージを与えることはないが、工夫次第でストレートやフックといった「次のパンチ」に繋げることができる技ということ。

ただし、次の大きな攻撃に繋げるためには、普通のジャブを打っていてはダメで、相手の意表を突くための工夫が大事だそうです。

まさに卓球のツッツキでも同じことが言える。
サイドスピンをかけるという工夫によって、次のスマッシュ(フック)やカウンタードライブ(カウンターパンチ)に繋げることができるのです。

世界のトップレベルのペン選手ではあまり使っているのを見ないけど、初・中級者レベルの試合では大きな効果が期待できる技術だと思うので、積極的に使ってみてはどうでしょうか?

とは言え、ツッツキの練習に時間を割きすぎてはダメですよ。

「ツッツキの神様」
と言われる選手になっても試合では勝てませんからね・・・。

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4 件のコメント

  • ペン表では”早いタイミングのツッツキ”というのも攻撃的な技術としてありましたね。
    それとサイドスピンのかかったツッツキの名手といえば、大関さん。ペン裏の前陣速攻型で、
    71年名古屋大会団体で中国を倒した時のメンバーです。日本卓球史上”ツッツキの神様”に
    一番近かった人だと思っています。

  • 不滅の表ソフトさん
    「タイミングの早いツッツキ」はペン表には重要な技術ですね。
    大関さんのプレーはちょっとしか見たことがないのですが、サイドスピンツッツキの名手だったんですね!
    “ツッツキの神様”に近い人がいたとは、いい情報を頂きました。
    「攻撃的なツッツキ」は今の時代でも見直すべき技術だと思います!

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